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【躁うつと生きる】離婚やめます④雨降って、固まったものは(全文無料🆓です)

こんにちは。本記事を覗きに来てくださり、とってもありがとうございます。
今回は有料設定なし🆓です。バイオレンスな表現があまりない(と思っている…)ためです。
いつも読んでくださる方々に、感謝と敬意を表したいと思います💐



本記事は、私が離婚しようと決意してから、それをやめようと思うまでをまとめているものです。

離婚を決意したことが、この度の躁転からの鬱転、休職の一因になっている部分もあります。
離婚する決意をしてからやめるまでを整理することは、私の今後にとって大変意義のあることで、3月半ばに控えた職場復帰以降は、きっちりと自分の気持ちに蹴りをつけて、ブレない軸を持ちたいと考え、まとめることにしました。
その連載記事の④です。
読みに来てくださり、大変ありがとうございます。

〈①②③までのあらすじ〉
私は躁うつ病を抱えながら小学校に勤務している教師です。家族は会社員の旦那さんと三人の息子です。コロナ禍により会社員のリモートワークがほぼ義務付けられた時期、これまで家事や育児を手伝う程度にしかしてこなかった旦那さんのストレスが、発達凸凹でADHDの長男への虐待という形で向かいます。私は恐怖と子どもたちを守る覚悟で離婚を決意します。ところが決意して数ヶ月した時に、長男が部活でいじめに遭っていることが分かりました。いじめ対応は夫婦で協力して進めようと話し合い、離婚を進める画策は、一旦保留となりました。

『①溢れた器』『②恐怖の中の覚悟』『③虎視眈々と…事件は突然に』

⬜︎◼️⬜︎◼️⬜︎◼️
家族構成
私・・・小学校教師(現在休職中)
旦那さん・・・昭和な男、会社員
       躾という名の鞭を打つのは当然
長男・・・野球大好きADHD
次男・・・定型発達の気遣いさん
末っ子・・・落ち着きのない発達凸凹疑い


「父親」の存在意義


6月から始まっていた長男のいじめ問題は、解決と言えるまでに半年かかりました。
連夜行われる仕事が終わってからの学校での話し合いには、夫婦そろって行き、長男が必要な時は3人で行きました。

長くて大変な半年でしたが、長男へのいじめはスッキリとなくなりました。心にしこりを残すことなく、不登校になりかけていた学校にも当たり前のように登校できるようになりました。部活での野球も、思う存分できるようになりました。
さらに信じられないことには、旦那さんの長男への暴力暴言もこの間、なくなっていました。

いじめ問題終結を見た私たち夫婦は、お互いの協力と役割分担に、肩を撫で下ろしていました。お互いを労い、戦友と励まし合うように、年末年始は笑い合って食事をしました。
温かい食卓を家族で囲めるようになったのは、何ヶ月ぶりだろうかと思われました。

「父親」という存在の心強さも感じていました。
男女差別ではなく、男女には当たり前に差があります。まして父と母とでは、まるで別の生き物です。

長男が「本能的な行動」に出たこと(「③虎視眈々と…事件は突然に」から)にしても、「父親」の存在には大きな意義を感じました。

また、先生たちに対する一定した受け答えです。
女は感情の生き物です。私などは、躁うつを患っていることからも、それが顕著であることは明らかです。どんなにメモを作って事前準備をしても、相手の言い分によっては逆上したくなってしまいます。(躁で突っ走っているので、言うのを躊躇うことはなく、言いすぎてしまうのです。)
一方旦那さんは、ことビジネスとなると(これはビジネスではないですが)大変冷静に俯瞰して、一貫した意見を言ってくれます。
結果、旦那さんがいてくれたことが、幸いしたのです。

「雨降って地固まる」ように、このまま全てがうまく行く、と思うようになりました。

でも、そうは問屋がおろしませんでした。
旦那さんにとってのいじめ解決は、対外的に強く正しい父親を示し、自尊感情を満たすことはできたのでしょう。けれどもそれは、長男との関係を直接修復することには繋がってくれませんでした。
考えてみればそれは当たり前のことです。
なぜなら、長男の発達の特質は変えられるものではないし、同じように、旦那さんの長男の行動を許せない気持ちもまた、変えることはできていないのですから。

季節も進んで活動しやすくなってきた春、残念なことに、旦那さんの暴力行為がまた、出てきました。
長男が中学2年生になる頃には、旦那さんの暴力・暴言は、いじめ問題以前の激しかった頃と変わらないものになっていました。

躁にまかせて、加速させる命題


私は自分が躁状態である自覚を持ちながら、このまま、躁のままの勢いで、家事も育児もとにかく自分でやってしまおうと考えました。この勢いならいける、と思ったからです。

躁あるあるなので、本当は気のせいなのですが。

必ず落ちる時がくる、そんなことこれまでの経験でよく分かっていたのに、私にかけられた硬いフィルターのせいでしょうか、過剰な自信で今回だけは乗り越えられる!と思い込みました。
なぜなら私には子どもを守らなくてはならないという命題があるのだから!と。

長男のいじめ解決のために動き続けていた時期は、もしかしたらこのまま家族の状態も良くなるかもしれないという期待の気持ちが後押しして、家事育児、仕事も、全てやりこなしていました

正直、完璧すぎるくらい。

でも、旦那さんの暴力が元に戻った以上、後押しになるポジティブ要素はありません。
あるとしたら、離婚するしかない、という逃げ場のない追い詰められた切迫感です。
残念ながら、私はネガティブ要素で頑張れるほど、強くはありませんでした。
やはり、やってきてしまいました。

鬱転


6月末でした。
仕事で表すと、1学期も終わりが見え始め、個人懇談の予定を組み、通知表をつけるために成績をまとめ、学年の会計を締め始める時期です。
 
子どもで表すと、雨のだるさと、徐々に暑くなる体力的なだるさが重なり、身体的にも精神的にも疲れが出てくる時期です。これは普通の人に(普通ってなに?っていうのは気になりますが、これもいずれどこかの記事で…)も当てはまりますね。

鬱転したのは、朝のこと。
前日までの私は、全く通常でした。
通常というか、躁のままでした。

朝いつも通り寝起きが悪く、朝練があるのになかなか起きない長男。
旦那さんの「起きろ!」の罵倒は春から再開してしまっていたのですが、6月に入ってからは、長男は連日寝坊したり、朝練をさぼったり、うっかり二度寝してそのまま学校を休んだり、という乱れた生活になっていました。

旦那さんとしては、せっかくいじめが解決して部活にいられるようになったのに、それをサボったり、手を抜いたりすることは許せないのです。

せっかくこっちが解決して部活に戻れるようにしてやったのに、お前が頑張らなければ、やってやった甲斐がないだろう、と。

この日の朝の罵倒は、罵倒だけに留まらず、長男の髪の毛を引っ張り、ベッドから下ろし、廊下を引きずり始めました。
台所で末っ子の朝食補助をしていた私は、慌てて子ども部屋のある2階への階段を駆け上り、長男の頭から覆い被りました。「やめて!」とか「やりすぎだ!」とか、何かを言った気がしますが、正直覚えていません。そのまま、ふわぁっと意識が薄くなり、気がついたら、家には誰もいなくなっていました。私自身は、階下の端っこにうずくまっていました、
時計を見ると、8時前。
職場の学校には、子どもたちがもう登校している時間です。
そう分かっても、体も、心も、起き上がれなくなっていました。
かろうじて管理職に連絡し、体調不良で休む、と伝えました。

本当の目的は「離婚」なのか


仕事をしばらく休むことになりました。
学期末だったことが幸いして、休職ではなく病気休暇として処理され、そのまま夏休みに入るので、職場にはあまり気を使わずに済みました。

それでも、ショックでした。

鬱転し、仕事を休んでしまうことに対するショックはもちろんあります。やっぱり無理しすぎたか…と反省しました。躁のまま突き進むのは無理なのは、分かっていたのに。

本当にショックなのは、「やはり離婚するしかない」と、より強く認識したことに対してでした。
せっかく長男のいじめ問題を経たことで、父親の存在の大きさに改めて気づき、子ども、取り分け男の子にとって、男親は必要だということを思い知らされたのに。

でも、旦那さんが守っているのは子どもではなく、自分の理想なのです。(もちろん親には子どもにこうあってほしいという願いは必要です。問題なのは、程度です。という話題もまたどこかで…)

子どもの身体と心を守るため、離婚は必須だと思わざるを得ないなんて。
でも・・・
本当に子どもたちにとって最適なのは、旦那さんを変えること、旦那さんが変わってくれること。
でも・・・

病気休暇中は、鬱をなんとかすることより、今後をどうするかに迷い、悩み、苦しむばかりで、ただ子どもを守ることだけに気を張り詰めた、そんな時間の過ごし方でした。

「長男のいじめ問題」という「雨」が降ったあと、固まって欲しかったは、家族のカタチでした。長雨の末固まったものは結局同じ。
「子どもを守る」=「離婚」しかないのか、という諦め。

私が躁うつなどではなかったら、もっと潔い決断ができたのに、とも思いました。
離婚するともしないとも迷いが消えない潔さがない、仕事すら長く続かない、家事を1人で回せない・・・
なにもかもが、悔しくてたまりません。
こんなに頑張っているのに。
こんなに踏ん張っているのに。
正しいことが何なのか、悪いこととは何なのか、正義は誰で、誰が悪なのか。
どうして人生はこうも思う通りになってくれないのでしょう。


つづく
読んでくださり、本当に感謝いたします。
誠に誠に、ありがとうございます。


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坂縞理子 毎日思ったことを書き連ね、心の整理をしています。読んでくださるだけで、励みなっています✨感謝の気持ちを込めて🌹ありがとうございます✨