振られた僕が5年の片思いの末に付き合えた話(1)|はじめに
振られたけど付き合えた弁護士です。
僕は、一度振られた女性に5年間片思いを続け、交際にこぎつけ、最終的に結婚した。
本稿では、体験をなるべく忠実に書いてみようと思う。
あらかじめ言うけれども、僕はこれまでモテた試しがない。
確かに弁護士ではあって、一定の社会的な身分はある。
けれども取り柄と言えばそれくらいで、風采も上がらず、女性に好かれる話術もない、童貞喪失も24歳だった。
だから僕は自分の恋愛がうまくいかないのが当たり前、モテないからこそ同じ相手に5年もすがり続けているのだと思っていた。
そんな僕でも、一度フラれた相手と付き合えた、という紛れもない事実がある。
振り返ってみて、自分の考えが変わり相手との関係性が好転した転機はあった。
そこにゆくまでは様々な試行錯誤があって、結果、フラれてから付き合えるまで5年間を要した。かなりの回り道だったと思う。
付き合えたあの夜のこと、今でも鮮明に覚えている、
2月、夜の目黒川沿いを二人で手を繋ぎながら歩いて、積年の想いを伝え、5年間何を考えて過ごして、あの時の自分の気持ちがこうだったという答え合わせができたとき、結局夜中の3時くらいまで東横線沿線沿いを練り歩いたのだけれども、あの嬉しさといったら今後も味わうことはないと思う。
フラれて辛い気持ち、僕もよくわかる。
妻には何度もデートを断られてその度に心打ちひしがれて、辛いことの方が多かった。好きという気持ちがなくなったら、どれだけ楽に過ごせるのだろうと思った。
けれども、もしかしたら振られたけれども付き合えるという夢物語が叶うかもしれない。なにせ平々凡々な僕でもできただから。
少なくとも、僕の体験談を読むことで、今後の指針だったり、少しの勇気が湧いたら嬉しい。
どうやって僕は一度フラれた相手と付き合い、結婚をすることができたのか、余すことなく書こうと思う。
ただし一点誤解しないで欲しいのは、5年間、諦めずにアプローチをし続けて、最後は相手が根負けした、という話ではない。
むしろ僕が学んだのは、自分の気持ちを押し出そうとすればするほど、相手の気持ちは離れていくことだった。
101回目のプロポーズ的なことは起きていない。あれはあくまでドラマであって、現実はどこまでも現実である。
次回から、妻との出会いからフラれるまでを簡単に触れた上で、どのように関係性を好転させたのか、当時の考えをなるべく詳しく書こうと思う。
