【令和7年予備試験短答】出題傾向の振り返り|令和8年合格に向けて
令和7年予備試験短答の合格発表と受験生の現状
令和7年(2025年)司法試験予備試験の短答式試験の合格発表が8月7日に行われました。
合格者は次の論文式試験へと進みますが、残念ながら不合格となった方、また来年初めて予備試験に挑む方にとって、また来年初めて予備試験に挑む方にとって、今は不安や葛藤を抱えやすい時期かもしれません。
こうした不安や葛藤には様々な原因があると考えられますが、「自分の学習や取り組みをきちんと振り返る機会を持てていないこと」は大きな要因の一つではないでしょうか。
自分の課題や強みを整理し、何を伸ばし、何を減らすべきかを見直すことが、令和8年(2026年)の予備試験を良い状態で迎える第一歩になると考えています。
私たちLT(司法試験を目指す学習コミュニティ)では、この「振り返り」をメンバー同士で実施し、良かった点や改善点を共有しながら勉強法を見直す機会を設けています。
受験生の声から学ぶ ― 短答振り返り会
LTではどんな振り返りをされているのか気になる方も多いと思いますので、振り返り会に参加したメンバーの生の声をまず紹介させて頂きます。

また勉強面だけではなく、コンビニが混雑していたり、会場でトイレに10分並ぶことになったりと、実際に受験した人にしか分からない体験談も共有されました。
こうした情報は、来年初めて受験する人にとって当日のイメージを具体的に描く助けとなり、事前準備をより確実にすることができます。
実際に「参考になった」との声も多く寄せられました。
運営の気づき ― 令和7年短答の刑法分析
今年注目されたのは刑法の穴埋め問題の増加です。
刑法の出題形式には大きく分けて「一間一答」と「穴埋め形式」があります。
穴埋め問題は文章を読み進めないと解けず難易度が比較的高いと言われているため、例年では数問しか出題されなかったのですが、今年度は大幅に増えていました。
令和6年度:穴埋め 2問/13問
令和7年度:穴埋め 6問/13問
短答式の刑法における穴埋め問題の増加傾向は予備試験のみならず司法試験においても見られました。
その結果、司法試験では「足切り(各科目得点率40%未満)」となった受験生の割合が13.6%から22.3%へ増加しました。(出典:加藤ゼミナール)。
このことから、来年度以降の受験に向けては、
・出題形式の変化に対応できる柔軟な学習
・本番で焦らず、時間を管理しながら問題に取り組める冷静さ
が重要であると考えています。単なる知識の暗記にとどまらず、自分の内面を整え、冷静に判断できる心を育てることも大切だと感じました。
令和8年に向けた短答対策のポイント
今年の振り返りから、来年の短答対策として意識すべき点をまとめます。
・基礎力の徹底
-出題形式が変わっても対応できるだけの安定した知識を身につける
・過去問を計画的に繰り返す
-解くことに加えて時間配分も含めたシミュレーションを行う
・仲間と勉強する
-自分では気づけない工夫をシェアし合い、勉強法を改善する
・振り返りを行う
-学習計画だけでなく、自分の内面や心の状態を観察し、改善していく
本番を意識したシミュレーションとして試験と同じ時間割で問題を解く「短答リハーサル」やその「振り返り」なども順次開催予定です。
現在LTではメンバーの意見や要望を聞きながら、より実践的な形に調整を進めています。
私たちの勉強会やイベントは、こうしたメンバーからのアイディアを取り入れながら共同でつくりあげています。
LTの取り組み ― 心が豊かな弁護士を目指して
LT(Lawyer Training)は、司法試験を目指す皆さんのために、学びをサポートするためのオンラインの勉強会や自習室を運営しています。
◾️毎日開催・定期開催(オンライン)
1.毎日の自習室の開催 (自習室は週6~7日、時間帯は随時調整)
2.法律勉強会(毎週火曜日、夜9~11時に開催)
3.論文勉強会(不定期、夜9~11時に開催)
4.プロボノ法律相談会(不定期、夜9~11時に開催)
※論文勉強の記事も読んで頂ければ幸いです。
令和8年の合格を共に目指しつつ、2027年以降の司法試験やその先の実務を見据えた学びを積み重ねていきませんか?
参加ご希望の方は気軽にご連絡下さい。

※ 検察官ないし裁判官のみ志望の方はお断りさせていただいております
