〔講義002〕アドラー『人生に革命が起きる100の言葉』[シェッツェン大学|蹴球学部|心理学科]
本講義では、
アルフレッド・アドラーの言葉を
一つ取り上げ、
その本文の要約と
実生活への落とし込みを
考えてみます。
アドラーが本当に伝えたかったことを
サッカーでもたとえていきます。
それでは、講義をはじめましょう。
すべてあなたが決めたこと
ー自己決定性について
002/人間は自分の人生を描く画家である。
あなたを作ったのはあなた。
これからの人生を決めるのもあなた。
【要約】
変えられないものは「宿命」であり、
「運命」は自分で「動かす」ことができるもの
【サッカー例え】
ブラジルとアルゼンチンは宿命のライバルとして有名だ。
いつだってバチバチの熱い試合を繰り広げるが、試合の行方は自分たちで引き寄せるものであり、決して運任せではない。
《実生活での教訓》
アドラーの言う
「あなたを作ったのはあなた」
という言葉は、決して“全部自己責任だ”という厳しい意味ではありません。
むしろ、こういう優しさを含んでいます。
「過去に縛られず、これからの選択で人生はいくらでも描き直せる」
たとえば——
・過去の失敗が気になって踏み出せない
・人間関係の苦手意識が消えない
・環境に恵まれなかったと感じている
こうした悩みは誰にでもあります。
しかし、それらは“宿命”のように変えられないように見えても、
運命の方向性は、 今日の一歩で変えていけるもの です。
あなたの未来は、あなたが選んだ行動の積み重ねで作られていく。
それがアドラーの「人間は自分の人生を描く画家」という言葉の真意です。
■ おわりに
ブラジルもアルゼンチンも、
目の前の一戦を“自分たちで引き寄せる”という覚悟を持って戦っています。
私たちも同じように、
今日の小さな選択によって、自分の人生の絵を少しずつ明るく塗り替えることができます。
宿命は変えられなくても、
運命は“自分で動かす”ことができる。
たとえば、病気や障がいといった変えられない宿命があったとしても、
それを抱えながら、周りの人に小さな感謝を向けたり、
なるべく笑顔で日々を過ごそうとする選択は、確かに私たち自身が決められることです。
過去に思い描いた人生とは違っていても、
いま思い描く人生には、今日の一歩で近づくことができる。
そう信じて一歩踏み出した瞬間から、あなたの人生はすでに新しい色で描き始められているのです。
【了】
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◉ 次回講義
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◉ オリエンテーション
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