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〔講義001〕『オシム語録 人を導く126の教え』[シェッツェン大学|蹴球学部|文学科]

本講義では、
オシムの言葉を一つ取り上げ、
その言葉の真意を講師役である
筆者の言葉で言い換えています。
オシムが本当に伝えたかったこととは…
それでは、講義をはじめましょう。

No.001 最後の違い
『2人のボクサーが拮抗している。
ひとりは5発のパンチを出し、もうひとりは4発しか打たない。
そして最後の5発目が違いを作り出す。』

『オシム語録 人を導く126の教え』より(監修:田村修一/文藝春秋)


■ 神野語ロック【筆者の解釈】
明らかな格下でも、自分の武器を理解していれば、拮抗した試合ができる。
質で劣るなら、量で勝負するしかない。
防御だけしていても、チャンピオンベルトは奪い取れない。
全力で倒しにいって、負けたなら仕方ない。
違いを見せつけられても、また立ち上がればいい。

■ 日常生活での教訓
他の人と同じだけ頑張っても、差はつかない。
“あと一歩だけ頑張れる人”が、小さな違いを生み、その積み重ねが大きな成果につながる。

■ シンプル言い換え
同じ実力なら、最後の一歩を踏み出せた人が勝つ。

■ おわりに
勝敗を決めるのは、大舞台の大きな一撃ではなく、
ふだんの生活で積み重ねた小さな一歩です。
その一歩が、あなたの人生を静かに動かしていくのです。

オシムの言葉は、深い分だけ難解でもあります。
でも、難しく考える必要はありません。
オシムの言葉を、自分なりに言い換えてみる。
その作業は、とても楽しいですよ。
それが、故人を想うというひとつの在り方なのかもしれません。

今回の講義はここまでです。
次回予告:講義No.002 テーマ【1番と2番】
またお会いしましょう。

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