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そして俵万智。

サラダ記念日

読了して

佐々木幸綱の跋を読む

佐々木幸綱は

早稲田大学時代の俵万智の恩師である

そして気づいた

彼は、

「彼女の短歌は口語でありながら、そのほとんどがきちっと五七五七七の定型リズムに乗っている。字余り、字足らずがほとんどない。」

と書いている。

かつて私は自作note「俵万智」シリーズ六作のいずれかで

字余り、字足らずと書いたことがある

これは訂正しなければいけない

しかしながら字面上では

そのように感じてしまうのだ

文字数を数えて詠んでいるわけではない

私にそう感じさせるのも

彼女の凄さなのかもしれない

また佐々木氏は、

こんな風にも書いている。

「日常のディテイルが急に角ばって突出する。日常的価値観がそのまま男と女の場面にぬっと顔を出す。これまで心理の陰影というヴェールに隠して、見ないふりをしてきた裸の心の在り様が、ちらっとむき出しになっているこのあたりが、たぶん失恋の短歌として、新しいのである。」

以上のコメントは、
『砂浜のランチついに手つかずの卵サンドが気になっている』
『「平凡な女でいろよ」激辛のスナック菓子を食べながら聞く』
についてである。

まったくその通りだと思う

俵万智と同じ時代を生きた私にも

いちいち頷ける

そしてやっぱり

いまさらながら俵万智はいい

俵万智は凄いと思う

*上記引用文の出典は河出書房新社 河出文庫『サラダ記念日』からです。

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