ドキュメンタリー映画に魅せられて
2024年もあと数日となりました。
今年も映画館や配信サービスなどでいろいろな映画を観ました。
今年5月に一度、配信で鑑賞したドキュメンタリー映画について投稿しました。
今回はその他に今年観たドキュメンタリー映画のみに絞って、鑑賞作品を振り返ってみることにします。
①阿賀に生きる(佐藤真監督)
②まひるのほし(佐藤真監督)
③エドワード・サイード OUT OF PLACE (佐藤真監督)
➃正義の行方(木寺一孝監督)
⑤越後奥三面 (姫田忠義監督)
⑥収容病棟(王兵監督)
⑦再会長江(竹内亮監督)
⑧アイヌプリ(福永壮志監督)
⑨行き止まりの世界に生まれて(ビン・リュー監督)
⑩素晴らしき映画音楽たち(マット・シュレイダー監督)
⑪GUNDA(ビクトル・コサコフスキー監督)
⑫台湾、街角の人形劇(ホウ・シャオシェン監督)
⑬ゆきゆきて神軍(原一男監督)
⑭スープとイデオロギー(ヤン・ヨンヒ監督)
⑮イベリン 彼が生きた証(ベンジャミン・リー監督)
⑯A2(森達也監督)
⑰鳳鳴 ー中国の記憶(王兵監督)
⑱死霊魂(王兵監督)
⑲沖縄戦(太田隆文監督)
①から⑧までは劇場のスクリーンで鑑賞。
⑨から⑲までは配信またはDVDでの鑑賞です。
どの作品もそれぞれに素晴らしいものでしたが、特に惹きつけられたのは、
佐藤真監督作品と王兵(ワン・ビン)監督作品です。
どちらの監督作品も「生」な感じが強烈に強く、映像の中で起こっている出来事が直接身体の中に入ってくる気がします。解説やナレーションが殆どないことが特徴です。
ドキュメンタリーといっても映画作品なのですから、編集の仕方や映像の切り取り方でどうしても見せるための工夫や創られた感じは出てきます。
そこをぎりぎりまで「生」の状態で観客に見せてくれている作品に魅力を感じるのです。
先の二人の監督作品は観る側に作為を感じさせないそのぎりぎりの線引きが素晴らしく、対象と自分の間にカメラがあることを忘れてしまう「生」の臨場感があります。
DVDで鑑賞した王兵(ワン・ビン)監督作品⑰と⑱については、中国現代史(特に反右派運動や文化大革命について)がわかっていないと理解しづらい内容であるため、これについての関連本も読んでみました。
その時、人は何を考え何を経験したのか、これらの作品はその時代を生きた人たちの記憶そのものです。特に⑰は和鳳鳴さんが自分の経験を3時間にわたって一人で語りつづける内容ですが、3時間全く飽きることなくその語りの魅力に引き込まれます。
機会があれば、この両監督作品をまた観てみたいと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
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