【ご報告】プログラミング経験0の僕が、AIでゲームを作っていたら、商業出版が決まりました【AIゲーム制作の記録 #6】
レジェンドです。
今日も記事を開いてくださり、ありがとうございます。全7回連載の#6です。
ここまでの記事では、僕がゲームに救われたこと、AIを使ってはじめてゲームが動いたときのこと、面白いゲームはひとりで完成させなくていいこと、そして、ゲーム作りは才能よりも順番が大事だということを書いてきました。
#5 では、AIでゲームを作る流れを、誰でも同じように試せる「あるかたち」にまとめた——とだけ書いて、その正体は伏せていました。今日は、いよいよそれが何なのかをお話しします。
——本を書きました。

はい、そうなんです。AIでゲームを作ることに夢中になっていたら、それが一冊の本として、インプレス NextPublishingさんから出版させていただけることになりました。プログラミングもできなかった僕が、です。正直、自分でもまだ少し不思議な気持ちでいます。
最初は、ただ「AIでゲームが作れるらしい」という投稿を見て、半信半疑で試してみただけでした。それが、気づけばnoteでゲームを公開し、遊んでくれる人が増え、感想をもらい、また作りたくなって……を繰り返しているうちに、一冊の本として形になるところまで来てしまいました。
ここまでの流れは、#1〜#5にまとめています。まだの方はこちらからどうぞ。
タイトルは、こちらです。
【生成AIでゲーム制作超入門 プログラミング知識ゼロの僕がAI×ゲーム作りで人生変わった話】
著者名は本名の「有田匠佑」になっていますが、これがレジェンドの正体です(笑)。
担当してくださったのは、「書き手の可能性をひらく編集者」としてXでも知られる、インプレス NextPublishing編集長の岡本雄太郎さんです。ご存じの方も多いかもしれません。
この本は、AIと一緒にゲームを作り、公開するところまで進むための入門書です。でも、ただの操作マニュアルとして書いたつもりはありません。
僕自身が、ゲームに救われた人間です。そして、AIに出会ったことで、今度はゲームを作る側に回ることができました。だからこの本は、「ゲームを作ってみたい。でも、自分には無理かもしれない」。そう思っている人のために書きました。
この本で一番伝えたいこと
僕がこの本で一番伝えたいのは、これです。
ゲーム作りは、特別な人だけのものではありません。プログラミングが得意な人だけのものでも、絵が描ける人だけのものでもありません。
昔なら、ゲーム制作はかなり遠い世界でした。コードが書けて、絵が描けて、音楽が作れて、企画ができる。そんな人たちが集まって、やっと作れるものに見えていました。
もちろん、本格的なゲームを作るなら、今でも深い技術は必要です。でも、「まず1本、遊べるものを作る」というところまでなら、今はAIと一緒にかなり進められるようになりました。これは、本当に大きな変化です。
AIに相談しながらコードを作る。うまく動かなければ、AIにエラーを見せて直してもらう。画像や音も、AIや無料素材を使って少しずつ整える。最後は、作ったゲームを公開して、誰かに遊んでもらう。この一連の体験が、個人でもできるようになってきました。僕は、この入口をもっと多くの人に知ってほしいと思っています。
この本のゴール
この本のゴールは、シンプルです。「まず1本、AIと一緒に遊べるゲームを作ること」です。
最初から大作を作る必要はありません。いきなりプロみたいな作品を目指さなくて大丈夫です。画面にゲームが表示される。ボタンを押したら動く。スコアが増える。失敗したらやり直せる。それだけでも、自分で作ったものが動く感動はあります。
僕自身、最初にAIで作ったゲームが動いたとき、「……動いた」と本気で思いました。あの感覚は、今でも覚えています。この本では、その最初の一歩を、できるだけ迷わず進められるようにまとめました。
本の中で学べること
この本では、いきなり難しいことから始めません。まずは、ゲーム作りに必要な道具をひとつずつそろえるところから進めます。
必要なのは、ゲームを動かす「ブラウザ」、中身を書く「エディタ」、そして、わからないところを一緒に考えてくれる「AI」。たったこれだけです。
HTMLやCSS、JavaScriptといった言葉も出てきますが、名前で身構えなくて大丈夫です。本の中では、こうした用語も「文化祭のお化け屋敷でいうと、HTMLは部屋を作る係、CSSは飾りつけ、JavaScriptはお化けを動かす係」といったふうに、イメージから噛み砕いて説明しています。画像や音の用意のしかたも、AIや素材の使い方として順番に紹介します。
最初から全部を覚える必要はありません。ゲーム作りは、テストで100点を取る勉強ではないからです。「動いた」「音が鳴った」「キャラクターが出た」「誰かが遊んでくれた」。その小さな「できた」を積み重ねていく遊びです。本では、その最初の一歩から一緒に進めていきます。
実際に、こんなゲームを作っていきます
AIにどうお願いし、出てきたコードをどう保存して動かし、うまくいかないときにどう直すか。そういう土台から書いたうえで、実際に手を動かして、次のゲームを作っていきます。
数字当てゲーム。もぐらたたきゲーム。スライドパズル。落ち物パズル。そして、オリジナルゲーム。さらに、作ったゲームを公開する方法まで扱っています。
「ゲームを作る」と聞くと身構えるかもしれませんが、順番に進めれば大丈夫です。その順番を、できるだけわかりやすく書きました。
そして、作って終わりにはしません
この本で一番大事にしたのは、「作って終わり」にしないことです。
ゲームは、誰かに遊んでもらい、感想をもらい、「面白い」と言ってもらえたその瞬間に、自分の外へ出ていきます。これは、ただAIでコードを出すだけでは味わえない、かなりうれしい体験です。僕自身、ティッシュ字検定ゲームをnoteに公開したとき、それを強く感じました。
だから本の中では、最初の1本を自分のパソコンの中だけで終わらせず、ちゃんと誰かに届けるところまで進めます。そこまで行ってこそ、ゲーム制作の本当の面白さが見えてくると思っています。
こういう人に読んでほしいです
この本は、プログラミング経験者だけに向けた本ではありません。むしろ読んでほしいのは、ゲームは好きだけど作る側になったことはない人、AIで何か作ってみたい人、プログラミングに苦手意識がある人、毎日が仕事と家の往復で少し物足りない人、新しい趣味を探している人、子どもと一緒に何か作ってみたい親御さんです。
学校に行くのがしんどかったり、勉強に自信がなかったりする子にも、こういう体験は合うと思っています。なぜなら、ゲーム作りは「できた」が積み重なりやすいからです。ボタンが動いた。キャラクターが出た。スコアが増えた。誰かが遊んでくれた。その小さな「できた」は、そのまま自信になります。
僕自身、自分に自信があるタイプではありませんでした。でも、ゲームを作って遊んでもらえたことで、「あ、自分にも作れるものがあるんだ」と思えるようになりました。この感覚を必要としている人は、きっと多いと思っています。
逆に、向いていないかもしれない人
一方で、すでに本格的なゲーム開発をしている人には、物足りないかもしれません。Unityで本格的な3Dゲームを作りたい人、高度なプログラミングを深く学びたい人、最初から商用レベルの完成度を求めている人には、入門寄りに感じると思います。
この本は、あくまで「最初の1本」を作るための本です。AIと一緒に、まず遊べるものを作り、そこからゲーム制作の面白さを知る。その入口として読んでもらえたらうれしいです。
なぜ、この本を出すのか
理由はシンプルで、ゲーム作りの入口を、もっと広げたいからです。
かつての僕は、ゲームは遊ぶもので、作るのは特別な人の仕事だと思っていました。でも、AIに出会って、その思い込みが少しずつ変わりました。
もちろん、AIがあれば何でも簡単にできるわけではありません。うまく動かないことも、何度も修正することもあります。思った通りにならず、諦めたゲームもあります。でも、それも含めて面白い。自分の中の小さなアイデアが画面の中で動き、誰かに遊んでもらえて、感想をもらえる。それだけで、日常の見え方が少し変わります。僕は、この体験をもっと多くの人に届けたくて、この本を書きました。
AI時代は、何かを作る人にとって大きなチャンスです。文章も、画像も、音楽も、そしてゲームも、今までなら遠かった表現が、少しずつ手元に降りてきています。
でも、自由に作れる時代だからこそ、最初の一歩で迷う人も増えると思います。何を使えばいいのか。どうAIに頼めばいいのか。コードが出てきたあと、何をすればいいのか。その道順がないと、せっかく興味があっても止まってしまいます。この本は、その最初の道案内になるように書きました。
最初から全部できなくて大丈夫です。読みながら、ひとつずつ進めばいい。まずは1本、遊べるところまで作る。そこまで行けたら、見える景色は変わります。
6月19日、いよいよ販売開始です
ここまで6回の記事で、僕がAIでゲームを作るようになった理由や、実際にどう作っているのかを書いてきました。6月19日の発売日には、本の中身の詳細、用意している豪華な読者特典——そのあたりを、しっかりお伝えします。
もしここまで読んで、「自分もAIでゲームを作ってみたい」「子どもと一緒に何か作ってみたい」「最初の1本を作るきっかけがほしい」、そう思ってくださった方は、発売日の記事も読んでもらえたらうれしいです。
AIと一緒に、まずは1本。あなたのゲームを作る入口を、お届けします。
発売のお知らせを見逃さないよう、よかったらフォローして待っていてください。それでは、6月19日の連載最終回でお会いしましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
