3回目の世界一周旅行 2024 きっかけ ~もう自分には世界一周しかない~
▽▽私のこれまでの経歴については以下の記事をご覧になると理解しやすいです▽▽
2024年のある日
またやってしまった。
2年連続3回目の世界一周。
前回の世界一周からまだ1年しかたっていないが、たった1年間でまた世界一周に行こうと思ったきっかけはそう単純なものではなかった。話は2023年度に遡る。
2度目の世界一周後、10月になると毎年受けている教員採用試験の合格発表があり、当然のごとく「不合格」と書かれた紙ペラ1枚だけが入った封筒が自宅に送りつけられてくるのであった。こちらは5年連続5回目の不合格。さらには同じ職場で一次試験に合格した者の中で自分だけ不合格。しかもそれは3年連続というオマケっぷり。これでは「病気で休んだ奴なんかに合格なんて出せねーよ」「お前だけは教員に向いてねーからやめちまえ」とでも言われているかのようではないか。
そんなのは当然だ、と言われたらそうかもしれない。だが、そもそも病気になったのは自分のせいなのだろうか。昨年度(2022年度)は「惜しくも不合格」ということで一次試験は完全に免除してもらい、今年こそはという状況の中で不運にも最悪な環境にに身をおく羽目になり、その大チャンスも無駄にされてしまった。
それから半年間の生活も心穏やかではなかった。
7月に復帰したとはいえ、結局は元いた最悪な環境に居続けなければならないことに変わりはなかった。
こうして時は過ぎ、私は追い出されるような形で別の学校へ異動となった。なんだろう、このモヤモヤとした気持ちは。
それでも最後の職員会議で先生方への4年間の感謝の気持ちを伝えたあとで「今年度自分のいた環境が大嫌いで最悪だった」と全体の前でハッキリ言ってやったことでわずかながらスッキリした。もちろん日本語でもなく英語でもなく、テキトーなスペイン語で。ここ数年の中でスペイン語を勉強しておいてよかったと一番思えた瞬間であった。
失意の中で赴任することになった次の学校ではあったが、配属先での仕事・生活はとても素晴らしいものであった。メンタル面での体調も急速に回復し、通院の回数が大幅に減るほど回復した。やっと心の安定を取り戻した。
ただ安定を取り戻したことで今まで自分の中に抑えられてきたものが一気に爆発したような気もしていた。今の職場には大変満足しているし、全員の先生を心の底から尊敬できる。でも今までに自分がやってきた仕事に対しては本当に納得して、満足していたのだろうか。教師になるために大学・大学院の6年間で支払った学費、旅行代金は未来への投資であり、自分にあった・得意分野を発揮して仕事することで回収していかなければならない。
でも今までの仕事の内容をトータルで考えたとき、投資した金額に見合ってないと思った。「いい勉強になるから」「頑張っていればいつかは合格できるよ」という偉い人の都合の良いセリフに騙されて仕事しているだけではなかっただろうか。頑張っているはずなのに配属先のせいでその「いつか」がさらに遠のいてしまった。このままいくとまた去年と同じく10月くらいに不合格と書かれた紙ペラ1枚が自宅に送りつけられて萎えてしまうのは明らかだった。自分のせいではないとはいえ、休んだことは事実だし、おそらく今年も合格は厳しいだろう。
そこで今年は教員採用試験について大幅に作戦を変更することにした。詳しいことは割愛するが、合格があまり期待できない試験に対して本気を出して取り組むのは時間の無駄だと思うし、夏休みの時間は大変貴重であり、できるだけ遠くへお出かけしたいので、少し迷ったが今年は作戦変更のうえ、試験に挑むことになった。
それに今年も運動部の顧問を担当しているが、大変ラッキーなことに練習を頻繁に行わなければならない感じでもなかったので、もう一人の顧問に一回くらい部活のお願いするとして、8月9日の夜から21日くらいまで時間を確保できそうになった。
ではこの12~13日間で何をしようか。ここでようやく3回目の世界一周につながっていく。4月くらいからずっと構想を練っており、一番のネックだと思われた時間についても、なんとかなりそうだと分かってから本格的に動き始めた。夏休みに出かけるとしたらどこに行きたいか、というのを考えたときに真っ先に候補に上がったのがアマゾン川と熱帯雨林であった。ブラジルとの間の往復であれば普通に航空券を買ったとしても世界一周することができる。例えばブラジルのLATAM航空が販売しているチケットであれば東京→ドーハ→サンパウロ→ニューヨーク→東京というルートで25万円前後であった。さらにアレンジして東京→ロンドン→サンパウロ→ニューヨーク→東京というルートでしかも最初と最後にJALが使えてロンドンとニューヨークをそれぞれ6時間程度観光できて約30万円なんていうのもあった。
だが、変更とかキャンセルのことを考えて今回も世界一周航空券を使うことにした。結局のところ自分の良さはこういうところでしか発揮されないだろうし、生き残ってはいけないだろう。ならば今年も心ゆくまで世界一周を楽しんでみよう。くだらないけれど世界一周航空券を使って短い期間で世界一周することで「俺にはこんなことができるぜ」って心の中で誇ることで、今までに溜まっていた不満を少し解消できるだろう。新年度の仕事(特に8月)に見通しがついたことで3回目の世界一周旅行について取りかかることになった。
3回目の世界一周旅行 2024 準備編へ続く
