社会科教員になって感じる「海外旅行で行ってよかった場所」その2
本記事では以下の4つの視点から、私が社会科教員になって感じる「行ってよかった場所」について紹介します。
① 社会科の授業で活用できる写真や動画を
撮影できた
② 色々なエピソードを語れるようになった
③ 教材として使える資料(お金・パンフレット・
お土産など) をたくさん入手することができた
④ 以上の①~③を活用して授業を行った時に
生徒の反応がとてもよかった
▽その1はこちら▽
それではいきましょう!
2.クスコ&マチュピチュ
訪問日 :2018年8月25日
旅行形態:1回目の世界一周旅行で訪問
交通手段:ワンワールド世界一周航空券を使って
リマへ行き、裏技を使って
リマ⇔クスコを2万円の航空券で移動
役に立つ授業
地理分野
「高山気候」「南アメリカ州」「世界の地形」
歴史分野
「大航海時代」
「役に立つ授業」は1のウユニ塩湖とほぼ重複します。ウユニ塩湖よりは生徒の反応も薄くなりますが、ウユニ塩湖と比べてアクセスしやすい、訪問しやすいとは思います。
クスコ&マチュピチュで入手した資料は以下のように使用しています。

インカ帝国の人はとても頭がいいんだね

実は私、頭が痛かったので〇薬を飲みました。
(実際はコカ茶のこと)

インカの人々がスペインの侵略から逃れてきたんだ




後悔しているのは「動画を撮らなかったこと」です。
せっかく40ドル以上支払って日本語ガイドを雇い、解説してもらったにもかかわらず、写真を見返すだけでは、それぞれの写真に写っている場所がインカ帝国の時代でどのような目的で使われていたのか、イマイチ思い出しづらいんです…
もし写真ではなく、動画で撮っていれば、日本語ガイドの解説を聞きながら、もっと生徒に詳しく話せたのに…と後悔しています。いつかもう一度訪問してみたい場所の1つです。
3.ロサンゼルス
訪問日 :2023年、2024年、2025年など各8月
旅行形態:2~4回目の世界一周旅行で訪問
交通手段:2023年はワンワールド世界一周航空券
2024年はスタアラ世界一周航空券
2025年は“世界3分の2周航空券”+α
でそれぞれ訪問
役に立つ授業
地理分野
「地中海性気候」「北アメリカ州」
歴史分野
「日系人について(明治時代~昭和時代)」
公民分野
「インフレーション」「為替」「需要と供給」
続いては直近3回の世界一周旅行で毎回訪問しているロサンゼルスです。ロサンゼルスの中でも、
「サンタモニカビーチ
(青空が見れるところならOK)」
「リトルトーキョー」
「全米日系人博物館」
そして「ドジャースタジアム」が授業のネタとして大いに活用できる場所です。
メインイベントは何といってもドジャースタジアム、そしてMLBにおける大谷翔平選手のプレーでしょう。野球に興味がない人でも、認知度が高い人物ですし、生徒との会話も弾みます。
・ドジャースの選手全員の出身地を調べよう
・観客にはバレンズエラってユニフォームを
着た人が多いけど、どうして?
そもそもバレンズエラって誰?
→選手はさまざまなルーツ(出身地)をもっていて、住民にもネイティブアメリカンからヨーロッパ系、アフリカ系、アジア系といった移民の歴史があり、さらに最近ではヒスパニックの影響が大きくなるなど、「移民大国としてのアメリカ」について学習を展開することができます。
他にもロサンゼルスで入手した資料は以下のように使用しています。
▽リトルトーキョーにて▽


▽全米日系人博物館にて▽

牢屋っぽい?
実はね…

これって事実?差別?偏見?

何でみんな笑顔なんだろう…

▽ドジャースタジアムにて▽



え、例の通訳はいるかって?
うーん、写ってないなぁ(笑)

昨日も今日も快晴だね
日本の夏と違うみたいだね
→地中海性気候の話へつなげる

日本だと600円くらい、アメリカだと2,500円くらい
何でこんなに違うの?
→需要と供給、インフレーション、円安などの影響

家に帰ったら確認してみて笑
4.ラスベガス&グランドサークル
訪問日 :2023年8月17日~19日
旅行形態:2回目の世界一周旅行で訪問
交通手段:ワンワールド世界一周航空券を使用
役に立つ授業
地理分野
「ステップ気候(乾燥帯)」「北アメリカ州」
「世界の地形」
歴史分野
「世界の歴史 アメリカの領土拡大」
おそらく3のロサンゼルスとセットで訪問されることが多いと思われるラスベガス&グランドサークルですが、実はラスベガス&グランドサークルを長期の世界一周旅行中に訪問する人はそこまで多くないです。リゾート地であるがゆえにアメリカの中でも物価が高いこと、ツアーかレンタカーを頼ることで旅費が大幅に上がってしまうことが原因だと考えられます。
川や水、風の力が数千万年~数億年かけてつくりあげたグランドサークルの各スポットは、生徒に与えるインパクトが大きく、地形を教えるときの例としてうってつけです。


ここは乾燥帯で、一気に雨が降ることがあるんだ
その時の急な水の流れがこの地形をつくったんだよ

どうやってできたの?
→風が数千万年も巨大な岩を削ってできたんだ

どうやってできたの?
→川の流れが数百万年も大地を削ってできたんだって
また、アンテロープキャニオンやモニュメントバレーで案内してくれたのが先住民のナバホ族の方であったことにふれ、アメリカの開拓の歴史や先住民の迫害、そして現在では先住民の文化や財産を保護する動きがある、と解説することができます。
ガイドとの写真も撮ってもらえばよかったなあとちょっと後悔しています…
その3 へ続きます
