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2026年2月 西安旅行-5

2026年2月21日(土)

小南门便民早市

最終日たるこの日の朝は、ホテルの朝食をスキップして小南门便民早市に向かった。ここは大量の屋台が犇く活気のある朝市だ。真っ直ぐ歩けないレベルの混雑だったが、熱気があって楽しい空間だった。

ここでは驴肉火烧(西安名物のロバ肉サンドイッチ)、羊杂汤(羊肉スープ)、烤包子(新疆名物の焼き包子)を食べた。人が多すぎて食べる場所を探すだけでも大変だった。

これだけ行列して回転しまくっている屋台だと、常時できたてにありつけて良いな、と思った。

車が通行できず困っている
驴肉火烧の屋台、ロバ肉の塊。
驴肉火烧。煮込んだロバ肉を刻んで火烧に挟む。
以前どこかの駅で食べたものより格段に美味しい。
羊杂汤。羊肉泡馍を食べた時に思った「馍が無くてもいいな...」を叶えてくれた。野暮かもしれないが、こっちの方が好きだ。
西安にあんまり関係ない、新疆名物烤包子。
焦げ目をつける過程も見られて楽しい。

碑林

食後は市バスに乗って碑林に向かった。ここは文字通り石碑が林立する観光地だ。文化的価値が非常に高いのはわかるのだが、石碑を見てそれを真の意味で楽しむには僕の教養が足りなかった。というかこれをちゃんと楽しもうと思ったら中国人でもかなりの教養が要るのではないかと思う。

碑林のランドマーク
目玉の石碑


ただ、それでも楽しむ余地は十分にある場所だったと思う。例えば、絵や地図が彫られた石碑は僕の目にも楽しかった。北九州のゼンリンミュージアムを思い出した。また、併設してあった彫刻を展示する建屋には平気で紀元前の石像が展示してあったり、三国志で出てきた関平の彫刻が置いてあったり、なかなか見応えがあった。また、北側の漢字の歴史にフォーカスした新しい建物も初心者向けで面白かった。甲骨文字から金文、そして現代の簡体字にいたるまでの書体の変遷が紹介されているのだが、本物の石碑や石碑拓本を使って解説されているのが良かった。ミュージアムショップに石碑拓本キットも売っていて面白かった。別に買うほどではなかったが。

地図が彫ってある石碑
漢字に焦点を当てた博物館はとっつきやすかった
複数の字体で掘られた、教科書みたいな石碑の拓本

同盛样

時間もそれほど無いので、早々に碑林を後にして昼食に向かった。最後にもう一度名物の羊肉泡馍を食べておこうということで、有名店の同盛样に行った。ホテルの近くの分店は別に混んでいなかった。

ここでは羊肉泡馍と麻酱凉皮を食べた。お高めだが、羊肉泡馍が上品な味で美味しかった。

羊肉泡馍
麻酱凉皮

帰り道

そして、滴滴を呼んで西安咸阳机场空港に向かった。「空港の建設工事で文化財が発掘されてしまった」といういかにも古都っぽいエピソードがある空港で、出発フロアに小さな博物館がある。小規模ながら見せ方が綺麗で良かった。

チェックインを済ませ、待合フロアで茶话弄のミルクティーを飲んでお土産を物色した。𰻞𰻞面の𰻞の字マグネットのほか、猫が兵馬俑の格好をしている兵猫俑ぬいぐるみを購入した。(兵马俑がビンマーヨンと読むのに対し、兵猫俑はビンマオヨンと読む。ダジャレだった。)

𰻝の字マグネット。気に入っている。
兵猫俑。キーホルダーにしてはデカいサイズ。

帰りの飛行機は、中国の国産飛行機C919だった。乗るのは2回目になる。まだ数は多くない機体だけど、これから増えるのかもしれない。シートに体を預けて、疲れを噛み締める。次回はもう少し鄙びたところに行きたいと思った。とはいえ春節連休に超有名観光地の旅行を無事に完遂できたことを思うと、自身の中国生活への自信が少しだけ深まるようだった。

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