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代官山で過ごした時間

代官山はちょっとお洒落な街というイメージがあるのですが、実際はどんな街なんだろう。

なぜか今まで足を向けることのなかった代官山。

その代官山に行こうと思ったきっかけは「代官山オトナTSUTAYA計画」という本でした。

2011年に発売された本ですが、ボクが手にしたのは2015年頃。代官山にこのような店舗をなぜつくったのかなどの興味深い内容が書かれていて、写真もかなり丁寧に撮られているものばかりなので、グッと惹かれてしまいました。

「これは素敵な本屋さんだ」

この本で知る限りにおいては、本好きの人にはたまらないコンセプトの店。

「いつかは行ってみよう」と思いつつも、出張で行くことの多い東京での時間の中ではなかなか行くことができずにいました。

そして自由にひとり旅ができるようになった2024年の東京の旅で「行きたい場所」の上位に位置付けることに。

その代官山のことをnoteにまとめました。


代官山駅前

この本で代官山蔦屋の魅力を知りました。↓




〇代官山へ

神田のホテルに宿泊していたのですが、代官山T-siteのオープン時間に合せて寄り道をしてから向うことにしました。

8時頃にホテルを出て皇居まで歩き、地下鉄に乗って日枝神社へ。そこから千代田線に乗り明治神宮前駅で東京メトロ副都心線に乗り換えて代官山へ。

駅舎からしてお洒落な街なんだろうか」

そんなことはありませんでした。悪く言えば郊外によくあるような普通の街に見えます。

その普通の街のような中を歩いて10分足らずで代官山T-siteに到着。

「おっ、ここだな」

もう10年以上もなるので話題としては今さら感があるのかもしれませんが、ここが登場した当時はセンセーショナルな話題で盛り上がっていました。当時はお店の本をスタバで読むなんて発想は奇想天外なアイデアに思えましたからね。

早速、コーヒーでも飲みながらと思ったらあいにくの満席。とても人気があるようです。ということでコーヒーは諦めてT-siteの「探検」をすることにしました。

ちょっと大げさかもしれませんが、気持ち的にはまさに「探検」。

来店者をそれとなく観察すると、男性よりも女性が多くて、そして全体的に30代が多いように見えました。ボクみたいなおじさんは希少人種。

それにしても結構な数の若者はいったいどこからきているのでしょうか。電車を乗り継いて代官山まで来て、本屋さんで時間を過ごしているとすれば、読書離れと言われる中でよくそういう楽しみ方をしているなぁと感心するばかり。

「まだまだ本好きの若者はいるじゃないか」

その若者を尻目に「探検」の途中で立ち止まったのは旅の本が並んだ一角。そしてもうひとつは写真集のコーナー。写真集の品揃えはなかなかのもので、高価な外国本がたくさんありました。欲しいと思ったのがいくつかありましたが、持ち帰るのが大変なのでやめとくことに。

「本を見て回るのも楽しい」

T-siteには建物が3つあって、いったん外に出て隣の建物に入る(2階はつながっている)ので、まるで別の店に入っていくような感覚にもなりました。

そういうのも初めてだったので新鮮さを感じました。


普通の道路から目的地に向かう
ツタが絡まる建物があった
こういう雰囲気は好きだ
落ち葉がたまっていた
目的のところに着いた
ここが書店の入口
外観はお洒落感がある
なぜかハレーダビットソンが



〇シェアラウンジ

写真の本を1冊と原田マハの新刊を1冊購入し、いよいよシェアラウンジへ。

ラウンジは各建物にあるようですが、ボクはいちばん広い3号館(?)の2階のシェアラウンジに入りました。

ゆっくりしたいという気持ちもありましたが、時間の都合上、今回は1時間だけ利用することに。スタッフに利用方法を確認して、チェックインしてもらったのはソフトドリンクと小さなパンやパイ、ナッツなどのお菓子が好きなだけいただけるコース(1650円税込み)。

利用料金はチェックアウトのときに支払うということも教えてもらいました。(そりゃそうだ)

高いのか安いのかはよく分かりませんが、いろいろなタイプのスペースがあって、ソファみたいなものからよくあるカウンターやデスクみたいなものもあり、利用する人数で座れる箇所も決まっていました。それぞれ利用できる人数が書かれたプレートが置かれていました。

ラウンジ内にも新刊本などが置かれており、写真関連本も何冊かあったので、それを開いて時間を過ごすことに。ちょっと高価な本などはこういう場所で開いてみるというのもいいのかもしれませんね。

結局、小さなパンを6個、コーヒーを2杯いただきながら、短い時間ですがくつろぎながら読書するという至福のひととき。

こういうスペースが全国各地に増えているようですが、その先駆けとなったT-siteはまだまだ魅力あふれる空間だと思います。


この場所を確保した
何度ももらいに行った


購入したのはこの2冊。↓


〇旧朝倉家住宅

地図アプリを見ながらT-siteに向かっているときに画面に出てきたのが「旧朝倉家住宅」の文字。

誰がいつ建てた住宅かは全く情報を持っていませんでしたが、何となく惹かれたのでT-site からの帰りに寄ってみることに。

場所はとても分かりやすいところなので、すぐにたどり着いたのですが、その前に向かいのビル前の行列が気になりました。

たまたまお話をする機会のあった方に「あの店は美味しいの?」と訊くと「美味しいけど行列になるほどかなと不思議に思っている」とのこと。その女性は近くの「〇〇という店の方が自分は好きでよく行く」と言っていました。「そこは列はできないけどなかなか美味しい」とも。

まぁ、何か理由があって人気になったんでしょうね。有名人がよく来るとか。

その店のことを気にしつつ100円の入場券を購入。

「たったの100円?」

思わず受付のスタッフにそう訊いてしまいましたが「100円で大丈夫ですよ」とのこと。しかも荷物まで預かってくれました。

旧朝倉家住宅の現在の所有者は文部科学省なのだそうです。なるほど、保存には国も関与しているんですね。ちなみに重要文化財でもあります。

建てられたのは大正8年。ということは100年以上も前の住宅ということになるのですが、中はとてもきれいでまだまだ住むことができそうなしっかりした造りになっています。

「静寂」というのがピッタリで廊下を歩くときの板のきしみしか聞こえないようなそんな室内でした。訪れる人も多くはないし、いる人はみんな静かに眺めていたし。

部屋の数はとても多くて大小様々な造りになっています。どんな人がどんな暮らしをしていたのか想像するのも面白いですね。

「これは見事な庭園だな」

圧巻は緑豊かな庭園。まるで都会の中のオアシスですね、ここは。正直、この庭園を見るだけでも100円では安いくらい。

このときはまだ木々の葉は色づいてはいなかったのですが、「紅葉のときはとてもいいですよ」と受付のスタッフが教えてくれました。

そういう季節にもう一度来れたらいいなと思いながら旧朝倉家住宅をあとにしました。

3時間ほどしか滞在しませんでしたが、代官山にはいい印象しか残りませんでした。

またいつか、今度はもっとゆっくり過ごすために訪れたいと思います。

旧朝倉家住宅前のレストランに並ぶ人
日本家屋と庭園
こういう時間の過ごし方もなかなかステキだ
庭園がすばらしかった
都会の中のオアシスみたいな
紅葉の季節がいちばんいいとのこと




2024年11月東京ひとり旅の行程などの総括をnoteにまとめています。ご参考までに。


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