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無名の著者が新聞広告を出すと、本は売れるのか

毎日新聞全国版に本の広告を出す

2024年12月、私は妻と共著でがんとの向き合い方に関する本を自費出版で初出版しました。
初速での販売好調で、2025年2月 2刷重版となりました。

発売から半年ほど経つと、売れ行きはすっかり落ち着いていました。
そんな頃、2025年7月中旬、出版社さん負担で毎日新聞全国版に私たちの本の書籍広告を出しました。
半五段広告で、そのスペースに私たちの本と他の著者さんの本の合わせて2冊の書籍広告、出版説明会の案内が掲載されました。
特に大々的に宣伝できるイベントもなく、95%以上のリアル書店には発売開始後一度も配本されていない本です。

なぜこのタイミングで新聞広告を出すことになったのかは、前回の記事で推察しました↓↓

無名の著者が全国紙に新聞広告を出した結果は?

何の話題性もない時期に、無名の著者の発売後7ヶ月経った既刊本の新聞広告を出しました。
リアル書店にはほとんど並んでいない本です。
ネット書店でも売れ行きは落ちてきていました。

全国紙に新聞広告を出した結果、明らかにAmazonや楽天ブックスといったネット書店の販売数が増加しました。
あとで出版社さんから頂いた資料を見てみると、リアル書店での実売数も増えていました。
新聞広告を出してから1ヶ月ほど、ネット書店・リアル書店での実売数が増え、広告の効果と思われました。

自分が出資していないので、広告費がいくらだったのかは分かりません。
書籍の新聞広告は割引があるそうですが、それでも全国紙に広告を出せば、非常に高額な費用がかかることは容易に想像できます。

対費用効果という点からは、全く割に合わなかったと思います。
それでも、私にとって、実売数を回復させる大きな効果がありました。

発売後、初めての出版社さんからの費用をかけた大々的なプロモーションです。
数ある書籍の中から2冊だけが新聞広告の候補となり、そのうちの1冊に自分の本が選ばれたこと、しかも出版社負担で新聞広告を出稿したこと、これが何よりも貴重な財産となりました。
発売からかなりの時間が経っても、出版社さんは私たちの本を推してくださっているというメッセージが強く感じられたからです。
これは本当に唯一無二の力になると確信しました。


実際の出版体験に基づいた話題を綴っています。
出版に興味がある方の参考になれば、幸いです。
マガジン“2刷のあと編”で、2刷重版後のエピソードをまとめています。






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