先輩体験談⑨:「グループ学習で医学部CBT合格」した先輩が語る仲間との勉強法 ㊴【医学部CBTバイブル──リーフェ医学情報の全50講】
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📊 本記事の構成
・7,000字/読了目安18分
・対象:仲間との勉強を取り入れたい方、一人の勉強に限界を感じている方
・読了後:グループ学習を成果につなげる具体的な方法がわかります
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記事の概要
仲間とのグループ学習で医学部CBT合格をつかんだ先輩の勉強法を解説します。
一人では続かない、教え合いで理解が深まる、モチベーションを保てる、グループ学習ならではのメリットを最大化しつつ、なれ合いを防ぐ工夫を、リアルな体験とともにお届けします。
「一人の勉強に限界を感じている」
医学部CBT対策を一人で進める中で、モチベーションが続かない、わからない部分でつまずく、孤独を感じる。
そんな悩みを抱える学生は少なくありません。
そこで有効なのが、仲間とのグループ学習です。
教え合いで理解が深まり、互いに励まし合ってモチベーションを保てる。
グループ学習には、一人の勉強にはない大きな力があります。
ただし、なれ合いにならない工夫も必要です。
この記事では、グループ学習で医学部CBT合格をつかんだ先輩の、仲間との勉強法を詳しく紹介します。
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先輩体験談1:医学部CBT一発合格者が「4月にやっておいてよかった」と語ること
先輩体験談2:「成績底辺から4ヶ月で医学部CBT合格」した先輩の勉強法
先輩体験談4:「実習・演習と医学部CBT勉強の両立」に成功した先輩の時間術
先輩体験談5:「独学で医学部CBT合格」した先輩が使った教材と勉強法
先輩体験談6:「部活と両立しながら医学部CBT合格」した先輩の秘訣
先輩体験談7:「留年危機から医学部CBT一発合格」した先輩のリアルな体験
先輩体験談8:「再試験を経て医学部CBT合格」した先輩が後悔している勉強法
この記事で学べること
グループ学習で医学部CBT合格をつかんだ先輩のリアルな勉強法
教え合い・モチベーション維持など、グループ学習ならではのメリットの活かし方
なれ合いを防ぎ、グループ学習を成果につなげる具体的な工夫
著者:原田
所属:株式会社リーフェホールディングス 経営企画室 部長
資格・経歴:
法学部卒|政治学研究科 修士・博士|政治学者、政治学教員、学生指導歴20年以上
医学生に特化した個別指導塾「医学生道場」のファウンダー
自己紹介:
幼少期より病気がちで、こんにち無事に生活できているのは、医療とそれに関わる人たちのお陰です。将来の医療者として、社会に貢献できる医療系学生の方を積極的にサポートしていきます。
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はじめに
医学部CBT対策において、グループ学習は、一人の勉強を補完する有効な方法です。
仲間と一緒に学ぶことで、教え合いによって理解が深まり、互いに励まし合うことでモチベーションを保てます。
また、勉強法や教材の情報を共有できるのも、グループ学習の大きなメリットです。
一方で、グループ学習には注意点もあります。
仲間と一緒にいると、つい雑談に流れたり、なれ合いになったりして、かえって効率が下がることがあります。
グループ学習を成果につなげるには、メリットを活かしつつ、なれ合いを防ぐ工夫が必要です。
この記事で紹介する先輩Kさんは、仲間とのグループ学習を活用して、医学部CBT合格をつかんだ実在する一例です。
Kさんの体験談には、グループ学習のメリットを最大化し、デメリットを回避する具体的な工夫が詰まっています。
一人の勉強に限界を感じている方、仲間との勉強を取り入れたい方にこそ、この記事を読んでほしいと願っています。
本論
先輩Kさんのプロフィールとグループ学習を始めた理由
Kさんは私立医学部の3年生でした。もともと一人で勉強するタイプでしたが、医学部CBT対策の途中から、仲間とのグループ学習を取り入れました。
グループ学習を始めた理由
Kさんがグループ学習を始めた理由は、主に以下の3つでした。
一人の勉強でモチベーションが続かなくなった
わからない部分を相談できる相手が欲しかった
一人だと孤独で、勉強がつらくなっていた
「一人でずっと勉強していると、だんだんモチベーションが下がってきて。わからないところも一人で抱え込んで、行き詰まっていました。そんなとき、友人に誘われてグループ学習を始めました」
最初は半信半疑だった
Kさんは、グループ学習に最初は half 半信半疑でした。
一人のほうが集中できるのではないか、という不安があったためです。
「正直、最初は『一人のほうが効率いいかも』と思っていました。でも、実際にやってみたら、一人では得られないものがたくさんあった。始めてよかったです」
Kさんは、グループ学習のメリットを実感し、それを合格につなげていきました。
メリット①:教え合いで理解が深まる
Kさんが感じたグループ学習の第一のメリットは、「教え合いで理解が深まる」ことでした。
教えることで自分の理解が深まる
グループ学習では、わからない部分を教え合います。
Kさんは、仲間に教えることで、自分の理解が深まることを実感しました。
「人に教えると、自分が本当に理解しているかどうかがわかる。曖昧なところは、教えようとすると説明できない。だから、教えることで自分の弱点も見つかりました」
人に教えるには、自分が深く理解している必要があります。
教える過程で、曖昧だった部分が明確になり、理解が定着します。
わからない部分を質問できる
逆に、自分がわからない部分は、仲間に質問できます。
一人だと、わからない部分で行き詰まりますが、グループ学習なら、すぐに質問して解決できます。
「一人だと、わからないところで何時間も止まっていた。でも、グループだと『これどういうこと?』ってすぐ聞ける。時間の無駄が減りました」
多様な視点で理解が深まる
グループ学習では、同じ内容でも、仲間それぞれの理解の仕方に触れられます。
自分とは違う視点や覚え方を知ることで、理解が多面的に深まります。
「同じ疾患でも、友人は違う覚え方をしていたりする。それを聞くと、『そういう考え方もあるのか』と理解が深まりました」
メリット②:モチベーションを保てる
Kさんが感じた第二のメリットは、「モチベーションを保てる」ことでした。
仲間の存在が励みになる
一緒に頑張る仲間の存在は、大きな励みになります。
Kさんは、仲間ががんばっている姿を見て、自分も頑張ろうと思えました。
「みんなが頑張っているのを見ると、自分も頑張らなきゃと思える。一人だとサボりがちだけど、仲間がいると『自分もやらないと』という気持ちになりました」
約束することで勉強せざるを得なくなる
グループ学習では、「次はここまでやってこよう」と約束します。
この約束が、勉強せざるを得ない状況を作ります。
「次の勉強会までにここまでやる、と約束すると、やらざるを得ない。一人だと『まあ明日でいいか』となるところが、約束があるとちゃんとやる。強制力があるのがよかったです」
つらい時期を支え合える
医学部CBT対策の長い道のりには、つらい時期もあります。
そんなとき、仲間と支え合えることが、大きな力になります。
「モチベーションが下がったときも、仲間と話すと元気が出た。『お互い頑張ろう』と言い合える存在がいるのは、本当に心強かったです」
第16回のモチベーション管理の記事でも解説したとおり、他者とのつながりは、モチベーション維持の重要な要素です。
👇 第16回の記事はこちらからです
メリット③:情報を共有できる
Kさんが感じた第三のメリットは、「情報を共有できる」ことでした。
勉強法や教材の情報を共有できる
グループ学習では、勉強法や教材の情報を共有できます。
Kさんは、仲間から効率的な勉強法や、役立つ教材の情報を得られました。
「友人が使っている勉強法や、便利な教材を教えてもらえた。一人だと自分のやり方しか知らないけど、グループだと色々な情報が入ってくる。それが効率アップにつながりました」
弱点や進捗を共有できる
Kさんたちは、お互いの弱点や進捗も共有しました。
これにより、自分の位置を客観的に把握でき、刺激にもなりました。
「みんなの進捗を聞くと、『自分はここが遅れている』とわかる。それが刺激になって、頑張れました。一人だと自分の位置がわからないけど、仲間と比べることで見えてくる」
試験情報を共有できる
医学部CBTの過去の傾向や、試験に関する情報も共有できます。
一人で集める情報には限界がありますが、グループなら、みんなで情報を持ち寄れます。
「試験の傾向とか、どこが出やすいとか、そういう情報をみんなで共有できた。一人で集めるより、はるかに多くの情報が得られました」
工夫①:なれ合いを防ぐルール
Kさんは、グループ学習のデメリットである「なれ合い」を防ぐ工夫もしていました。
雑談と勉強を区別する
グループ学習の最大の落とし穴は、雑談に流れてなれ合いになることです。Kさんたちは、雑談と勉強を明確に区別するルールを設けました。
「集まると、つい雑談に流れがち。だから、『勉強の時間は集中、休憩の時間に雑談』とメリハリをつけました。だらだらしないためのルールです」
時間と目標を決める
Kさんたちは、勉強会の時間と、達成する目標を明確に決めました。
「今日はここまでやる」という目標があることで、なれ合いを防ぎ、集中して取り組めました。
「毎回、『今日はこの範囲を終わらせる』と決めていた。目標があると、雑談している暇はない。時間内に終わらせるために集中できました」
メンバー選びが重要
Kさんは、グループ学習ではメンバー選びが重要だと振り返ります。
同じ目標に向かって真剣に取り組める仲間を選ぶことが、なれ合いを防ぐ前提です。
「本気で合格したい仲間を選ぶことが大事。目的意識が同じだと、なれ合いにならない。逆に、温度差があるとうまくいかないと思います」
工夫②:一人の勉強との使い分け
Kさんは、グループ学習と一人の勉強を使い分けていました。
グループ学習だけに頼らない
Kさんは、グループ学習だけに頼らず、一人の勉強と組み合わせました。
グループ学習には向いている内容と、一人のほうが効率的な内容があるためです。
「グループ学習は万能じゃない。教え合いや相談は仲間とやるけど、集中して問題を解くのは一人のほうがいい。使い分けが大事でした」
一人でQBを解き、グループで教え合う
Kさんの基本的なスタイルは、「一人でQBを解き、わからない部分をグループで教え合う」というものでした。
個人の演習は一人で集中し、理解の共有はグループで行う、という役割分担です。
「基本は一人でQBを解く。それで、わからなかったところや、間違えたところを、グループで持ち寄って教え合う。この組み合わせが一番効率的でした」
グループ学習は週数回に留める
Kさんは、グループ学習を毎日ではなく、週数回に留めていました。
グループ学習に時間を使いすぎず、一人の勉強の時間も確保するためです。
「グループ学習は週2〜3回くらい。それ以外は一人で勉強していました。グループばかりだと、自分のペースで進められないから、バランスが大事でした」
グループ学習が向く人・向かない人
グループ学習は万能ではなく、向く人と向かない人がいます。Kさんの経験から、その違いを整理します。
グループ学習が向く人
一人だとモチベーションが続かない人
教え合いで理解を深めたい人
仲間と支え合いたい人
適切な仲間が周りにいる人
グループ学習が向かない人
一人のほうが集中できる人
自分のペースを守りたい人
周りに真剣に取り組む仲間がいない人
なれ合いに流されやすい人
自分に合うスタイルを選ぶ
重要なのは、自分に合う学習スタイルを選ぶことです。
グループ学習が合う人もいれば、第23回で紹介したような独学が合う人もいます。
Kさんも、グループ学習と一人の勉強を使い分けていました。
自分にとって最も効率的なスタイルを見つけることが、合格への近道です。
👇 第23回の記事はこちらからです
結論&むすびに代えて
グループ学習で医学部CBT合格をつかんだ先輩Kさんの勉強法を振り返ります。
教え合いで理解が深まる(教えることで自分の理解も深まる)
モチベーションを保てる(仲間の存在と約束が励みになる)
情報を共有できる(勉強法・教材・試験情報を持ち寄れる)
なれ合いを防ぐルールを設ける(雑談と勉強を区別、目標を決める)
一人の勉強と使い分ける(個人演習は一人、教え合いはグループ)
Kさんのグループ学習成功に共通するのは、「メリットを活かしつつ、デメリットを工夫で回避した」ことです。グループ学習には、教え合い・モチベーション維持・情報共有という大きなメリットがある一方、なれ合いのリスクもあります。ルールを設け、一人の勉強と使い分けることで、Kさんはグループ学習を成果につなげました。
一人の勉強に限界を感じている方へ。グループ学習は、その限界を突破する有効な方法です。ただし、グループ学習だけに頼るのではなく、一人の勉強と組み合わせ、なれ合いを防ぐ工夫をすることが大切です。適切な仲間と、適切なルールで取り組めば、グループ学習は合格への大きな力になります。
自分に合う学習スタイルは、人それぞれです。グループ学習も一人の勉強も、それぞれにメリットがあります。自分にとって最も効率的なスタイルを見つけ、合格に向けて進んでください。
次回の記事では「医学部CBT本番1週間前の最終確認:当日に向けた心構えと準備」をお届けします。引き続き、リーフェ医学情報の医学部CBTシリーズをご活用ください。
FAQ
Q1. グループ学習と一人の勉強、どちらがよいのですか?
どちらがよいかは人によります。グループ学習は、教え合いで理解が深まり、モチベーションを保ちやすく、情報を共有できるメリットがあります。一方、一人の勉強は、自分のペースで集中でき、効率的に進められるメリットがあります。重要なのは、両者を対立させるのではなく、使い分けることです。Kさんのように、「一人でQBを解き、わからない部分をグループで教え合う」という組み合わせが効率的です。個人の演習は一人で集中し、理解の共有や相談はグループで行う、という役割分担がおすすめです。自分の性格や状況に合わせて、グループ学習と一人の勉強のバランスを見つけてください。一人が向いている人は無理にグループ学習をする必要はありません。
Q2. グループ学習が、なれ合いになってしまいます。どうすればよいですか?
なれ合いを防ぐには、ルールと目標の設定が有効です。まず、「勉強の時間は集中、休憩の時間に雑談」とメリハリをつけ、雑談と勉強を明確に区別してください。また、毎回「今日はこの範囲を終わらせる」という具体的な目標を決めることで、なれ合う暇をなくせます。さらに重要なのが、メンバー選びです。本気で合格を目指す、目的意識の同じ仲間とグループを組むことが、なれ合いを防ぐ前提になります。温度差のあるメンバーだと、どうしてもなれ合いに流れやすくなります。それでもなれ合ってしまう場合は、グループ学習の頻度を減らし、一人の勉強の割合を増やすことも一つの判断です。グループ学習が逆効果になっているなら、無理に続ける必要はありません。
Q3. 周りに一緒に勉強する仲間がいません。どうすればよいですか?
身近に仲間がいない場合でも、つながりを作る方法はあります。まず、同じ学年やクラスで、医学部CBT対策に真剣に取り組んでいる人に声をかけてみてください。意外と、同じように「一緒に勉強する仲間が欲しい」と思っている人はいるものです。また、対面のグループ学習が難しい場合は、SNSやオンラインで勉強仲間とつながる方法もあります。進捗を報告し合ったり、わからない部分を教え合ったりするだけでも、グループ学習に近い効果が得られます。ただし、無理にグループを作る必要はありません。第23回で紹介したように、独学でも情報収集を工夫すれば合格できます。仲間がいない場合は、独学のスタイルを磨くことも、十分に有効な選択です。自分に合った方法を選んでください。
参考文献・出典
公益社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構(CATO)公式サイト:医学系CBTの実施概要
株式会社メディックメディア「QB Online クエスチョン・バンク・オンライン」公式情報
文部科学省「医学教育モデル・コア・カリキュラム」
リーフェ医学情報・医学生道場 指導現場での観察事例
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