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ここから始まる夫婦2人の新しい生活 [第46回]


前回の記事では、未来の安心を積み上げながらも、今ここにある家族や仲間との時間を犠牲にしないお金の使い方についてお話ししました。そうして「今」を大切に生きる中で、我が家は今、家族の形が大きく変わる象徴的な転換期を迎えています。

それは、子どもたちが大学に入学したことです。

この節目を迎えた時、私の中で「子育ては、ほぼ終わったのだな」という静かな感慨が湧き上がってきました。ここから先の進路や人生は、子どもたちが自分自身の力で切り開いていくべきステージです。親としての役割は、あとはなんとか学費という確かな基盤を捻出し、支え続けること。それさえ全うできれば、親として子どもにできることは全てした、そう思えるところまで辿り着いた気がしています。

1. 変化したリビングの景色と、かつての自分

実際、大学に入ってからの子どもたちは、自分の世界を広げるのに忙しいのでしょう。家にいる時間は極端に減りました。かつてあれほど賑やかだった家の中は、すでに夫婦だけの生活に限りなく近くなっています。

このような状態になるのは、子どもが社会人になったらと思っていましたが、予想以上に早くその時がやってきました。

振り返れば、自分自身も若い頃は病院での当直や、人との出会いを広げるための飲み会などに追われ、家にいる時間が決して長くはありませんでした。ましてや学生時代は、部活や友人といる時間が楽しく、自分もほとんど家にいませんでした。今の子どもたちも、かつての自分と同じような、かけがえのない充実した時間を過ごしているのだと思います。

子どもが家にいる状態と、ほぼいない状態。 この物理的な変化は、家族のあり方、そして何より「夫婦の関係性」を大きく変えていく契機になります。


2. ここから始まる、新しい家族の形

子どもたちが巣立ちつつある今、私たちの生活は、寂しさに暮れる時間ではありません。これからは、ここからの長い人生を共にする、「夫婦2人の新しい生活のスタート」なのだと私は捉えています。

これまでは「父親」「母親」という、子育ての共同経営者のような側面が強かったかもしれません。しかしこれからは、お互いの健康を気遣い、美味しい食卓や旅行を共に楽しみ、一人の人間同士として向き合う時間が戻ってきます。

子どもたちが希望した将来像を実現させるための資産形成の形は、すでにしっかりと決めてあります。あとはそれをシステムとして「淡々と継続」しながら、私たちは夫婦2人の新しい生活のスタートを丁寧に切るだけです。

もちろん、これで家族の物語が終わるわけではありません。彼らがやがて社会人になり、結婚し、子どもができるなどライフステージが進むにつれて、私たちと子どもたちとの関係性は、また新しく変化していくのだと思います。そうした未来の広がりを楽しみにしながら、私たちは夫婦2人の日常を新鮮な気持ちで楽しんでいく姿を見せていきたいのです。


最後に

長い人生の後半戦に向け、健康と資産形成により安定した生活基盤を築くことはとても重要であると、私は改めて実感しています。

子どもたちの未来を支え、自分たちの安心を守るための資産形成を淡々と続け、身体のメンテナンスにも気を配る。この強固な土台があるからこそ、私たちは隣にいるパートナーと共に、これからの人生をより豊かなものにするために、前向きに臨んでいくことができるのです。

子育ての終わりは、寂しいゴールではなく、夫婦の絆を新しく結び直す最高のスタートラインです。環境の変化を恐れることなく前向きに楽しんでいく、その「頭と心の隙間」から、これからの人生を支える、優しくて確かな安心がまた新しく育ち始めるはずです。


自分と家族が向かうべき未来の形を決める。
計画的な資産形成により学費を確保する。
安定した老後の生活を送るための生活基盤を整える。

以下の記事では、そのために必要なプロセスが分かります。



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