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管理職歴20年が語る|上司が本当に評価する「仕事ができる部下」の3つの共通点

管理職を20年やってきて、振り返れば本当に多くの部下と仕事をしてきました。
新入社員から中堅、ベテランまで、年代も性格もバラバラ。もちろん「できる部下」もいれば、「なかなか成長しないな」と感じる部下もいました。

そうした経験を積み重ねて気づいたのは、「評価される部下には共通する特徴がある」ということです。

今回は、私自身が管理職として信頼してきた部下の共通点を3つに整理してお伝えします。
これから部下を育てる管理職の方にとっても、「あの子が伸び悩んでいるのはなぜか?」を考えるヒントになるでしょう。


特徴①:コミュニケーション能力

社会人なら誰でも「コミュニケーション能力は大事」と聞いたことがあるでしょう。しかし実際の現場で求められるのは、単に「伝える」「聞く」といった表面的なやりとりだけではありません。

管理職から見て信頼できる部下は、こちらの意図を背景まで理解しようとしてくれていると感じます。

そのために必要なのが「きく」ということ。
私は「きく」という行為には3つの意味があると思っています。

  1. 聞く=ただ耳に入ってきているだけの状態!

  2. 聴く=耳を傾けて聴く、まさに傾聴ということです!

  3. 訊く=わからないことや背景を確認するために尋ねる!

コミュニケーションにおいて重要なのは2番の傾聴と3番の質問です。
これができない人は…コミュニケーションエラーによる仕事のミスや完成度の差が生まれやすくなります。

具体例:どっちの部下が信頼できる?

たとえば、部下に「来週の会議用に◯◯の資料をまとめてほしい」と依頼したとします。

  • Aさんは表面的に「まとめて」と言われた内容だけを捉え、見栄えはいい資料を作ってくれた。
    だけど、内容は要点がずれていて結局手直しが必要になった。

  • Bさんは「この会議の参加者は誰か?」「この資料を使って何を判断するのか?」の確認をしてくれて、そのために必要な情報を整理・付け加えてこちらの期待以上の形で仕上げてくれた。

どっちの部下があなたは信頼できますか?
言うまでもなくBさんだと思います。

両者の差は資料をまとめるというスキルの差ではなく、コミュニケーションの深さ、つまり「言われたこと」だけではなく「その背景にある目的」を理解するために質問ができるかどうかなんです。

質問をためらう気持ち、よく分かります。私も若い頃はそうでした。

仕事には必ずその目的や意図があります。
正しく背景や目的・意図を理解するためには傾聴と質問が本当に大切。
このコミュニケーションスキルが高いことが信頼できる部下としての最重要項目とも言えます。


特徴②:締め切りを必ず守る

締め切りを守れない部下は致命的

これは非常に基本的なことですが、意外とできていない人が多い。
締め切りを守れない人は、いくら才能があっても「信頼できない=重要な仕事は任せられない人材」と評価されます。

締切を守らないことがそんなに重要なのか?と遅れがちの人は思うでしょう。
ですが、締切に遅れるということは「その後の誰かの作業時間を圧迫している」という事実に気づいていない。

仕事は一人で完結しない。

一人の遅れがプロジェクト全体の遅れにつながり、結果としてそのプロジェクトに関係者するすべての人の信用を失わせる可能性がある。

One for All. All for One

これは良いことも悪いことも、1人がチームへ与える影響があること表しているとも言えるでしょう!

締切が守れない=見積もり力の不足

締め切りを守れない人は「作業時間の見積もりが甘い」ケースがほとんどです。
「これくらいなら1日でできる」と軽く考えて、実際には倍以上かかる。
結果、納期ギリギリになり、場合によっては遅れてしまう。

私がよく話すこととして「カップラーメンは何分で食べられる?」という質問です。

「3分!」って思った人、残念ながらタスクの洗い出しがまだまだです。

カップラーメンを食べるまでのタスクは

  1. お湯を沸かす

  2. カップラーメンのビニールを破り、かやく・スープのもとをいれる
    ※日清カップヌードルならビニールを破り、蓋をあけるくらいかな?

  3. お湯が湧いたらお湯を注いで3分待つ

  4. 待っている間に箸を用意する

  5. 食べられる!

3分で食べられるのは「お湯が湧いていて、カップ麺のビニールが破られてすでにお湯が注いであり、箸が準備してある状態」に限定されます。

こうしたタスクの分解による「逆算思考」が計画立案の最重要スキルです。
管理職としては締切を守れない部下は逆算ができていないと評価せざるを得ません。

信頼できる部下は逆算して動いています。
1週間後に必要なら、3日前には仕上げて一度上司に確認を取る。
余裕を持った進め方ができるからこそ、安心して任せられる。


特徴③:締切ギリギリではない早めの行動

多くの部下が勘違いしているのは、「完璧に仕上げれば評価される」という思い込みです。
実際には、期日ギリギリに出される完璧な成果物より、早めに出される“そこそこ良いもの”の方が評価されます。

「巧遅よりも拙速」という考え方

こちらの記事にも書いていますが、私は常に「巧遅よりも拙速」という考え方が大切だと思っています。
これは「巧みにやって遅いより、拙くても早く」という意味の言葉です。

早めに提出すれば、上司は「もっとこうした方がいい」というフィードバックを返せます。そのやりとりを通じて部下自身も成長することができる。

一方、ギリギリに出された成果物にはフィードバックの時間がないので新しいことを学んだり、改善ポイントを知る機会を失ってしまいます。

管理職からすれば、早く出す部下は「伸びしろのある人材」と感じます。
たとえ完成度が60点でも、時間に余裕があれば一緒に100点に近づけていける。学ぶ時間を一緒に作れるという部分は大きいです!

締切は守るんだけど、ギリギリの部下にはなかなかフィードバックの機会を作れないため、結果として成長の速度には大きな差が生まれてしまいます。

締切は守ればいいだけじゃない。早く仕上げることも大切なのです。


まとめ:評価される部下は「任せて安心できる人」

私が20年間の管理職経験を通じて強く感じるのは、評価される部下は「任せて安心できる人」だということです。

  • 背景まで理解できるコミュニケーション能力

  • チーム全体を考えた計画性で締切を守る

  • 完璧よりもスピードを重視する判断力

この3つを持った部下は、自然と仕事が集まり、経験を積み重ね、さらに成長していっているように見えます。
逆に、この3つが欠けている部下は成長速度が遅くなり、成長の伸び悩みやどこか信頼されないという状態になっているように思います。

管理職として部下を育てる立場の人は、この3つを意識して部下を評価し、育成の指針にするとよいと思います。

そして、もしこの記事を部下の立場で読んでいる方がいれば、ぜひ今日から行動に取り入れてみてください。


最後に…
何者でもない私の記事に、どれほどの価値があるかわかりません。

なので「この記事は〇〇円」という有料記事ではなく、みなさんがこの記事を読んで「よかった」「ためになった」と思っていただけたら、チップという形でいただけると嬉しいです。

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おじ│40代からの人生リノベーション術 私の記事を読んでいただきありがとうございます。もし共感いただけたなら「チップ」をいただけると嬉しいです。何者でもない私の言葉に私自身が値段をつけることはできません。あなたの気持ちで結構です。