#6【実録】父にキャバクラを辞めさせられた話
営業中に、母から着信があった。
家を出てからそんなに連絡はとってなかったけど、
住所や連絡先は教えていた。
母も、あたしが家を出ていった時に
高校からの私を見てきていたから
「遂にか…生きていてくれればいい」
と内心諦めかけた話をのちにしてくれた。
———
そんな母からの電話は、接客中で出れず。
トイレに行った時に、
メールがきているのに気がついた。
[お父さんにキャバクラで働いてるのが
バレたからすぐに帰ってきなさい]
…😨
———
心当たりはあった。
3ヶ月くらい前から
頻繁に通ってきてくれているお客さん。
私の幼なじみのお父さんで、
しかも父同士も幼なじみという関係。
子供の頃しか会ったことがないし、
源氏名だからバレないかなとたかを括っていた。
———
父は幼少期、めちゃくちゃ怖くて😢
でも小学校高学年になる頃に
母の教育ママっぷりがエンジン全開を迎え
父はそれと反比例して優しくなっていった。
———
お父さんにバレた…
このまま無視しようか一瞬考えたけど
ここで向き合わなかったら
一生許してもらえないかもと思い
営業中に店長に相談しに行ったのを覚えている。
———
店長は、
滅多に休まないあたしが
父にバレて実家に帰らなきゃいけないと聞いて
快く早退させてくれて送迎まで出してくれた。
あたし、本当に人に恵まれてるんだよね!
ないのは男運だけ😅笑
———
メールに気づいたのが遅かったため
実家についたのは23時を超えていた。
久しぶりの実家。
玄関の前に立つと
いつも通り自動で玄関のライトがついた。

……
実家に入るのに
こんなに緊張したのは初めてだった。
———
玄関の扉を開けると
昼逃げした日となにも変わらない実家が
そこにあった。
すぐにリビングに向かった。
そこにはお母さんがソファに座っていて
「おかえり」と声をかけてくれた。
「お父さんは?」
「自分の部屋だよ。」
「怒ってる?」
「お母さんには怒ってたよ」
「ごめん…。お父さんと話してくる」
———
お母さんと話を終えて、
2階の父の部屋に向かった。
コンコン…
ノックをしたけど返事がなかった。
コンコン…
「お父さん?」
「………。」
その日、父とは会えなかった。
———
次の日、母から連絡がきて
実家が経営するアパートへの引越し手続きと
次の週に総合病院、検診センターの
医療事務の面接を
父が決めてきたことを聞いた。
こうなったら幕引きだなと思った🙂
———
すぐに彼氏にも報告を入れて…
キャバクラにも母が挨拶に行き、
すんなりと辞める段取りとなった。
医療事務の面接も
父の知り合いが事務局長で
面接というか顔合わせ程度で…
「来月からよろしくね」と
すぐに採用された。
———
こうして私は
高級clubのキャバ嬢から
総合病院の医療事務になることが決まった。
まさかこの転職が
人生で一番向いていない仕事との
出会いになるとは
まだ知らなかった。
そしてまだ
あたしの失敗人生は
続くのです…🙄笑
———
でも、自分の人生を取り戻せたのは
どんな時も私の事を考え…
どうにか素敵な人生をと
望んでくれた両親がいてくれたおかげです。
たくさんの愛情を注いでくれて
ありがとう🤍
お父さん、お母さん大好きです。
どうか長生きしてください。
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#7【実録】白衣の世界が完全に場違いだった話につづく…
