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【レトロ自販機コーナー】相模原市の式内社を巡るはずが…

旧・相模国の式内社十三社のうち、十二社は参拝を済ませ、残るのは石楯尾神社(いわたておじんじゃ)のみとなりました。

ところが、石楯尾神社の比定社(「おそらくここ」と考えられる神社)は7社あって、これらの神社全てに参拝しなければ、相模国の式内社をコンプリート参拝したとは言えません。

今のところ、石楯尾神社の比定社で参拝したことがあるのは、鵠沼皇大神宮の境内社となっている石楯尾神社のみ。

鵠沼皇大神宮の境内社の石楯尾神社。

そこで、相模原市に4カ所ある石楯尾神社を巡る参拝へ出かけました。
まずは、南区の磯部にある石楯尾神社へ。

相模原市南区磯部にある石楯尾神社。

次はちょっと離れているけれど、緑区名倉の石楯尾神社へ行くことにしました。わりと「本命」っぽい扱いをされることが多いためです。

しかし、その前に、磯部の石楯尾神社から車で十分くらいのところにある、レトロ自販機コーナーという、珍スポットへ行くことにしました。

その名の通り、レトロな自販機が並ぶ、知る人ぞ知るスポット。
土が剥き出しで整備されていない駐車場には、すでに多くの車が並んでいます。ここの駐車場は整備しない方が、販売機コーナーとマッチしていていいです。
自転車置き場にも自転車がいっぱい。

特に古い自販機がずらっと並ぶ。壮観。

まずは、特に古い自販機が並んだ一画から攻めます。
うわああ! 懐かしい…んだかどうだか、もうわからないくらい古い。
ここは屋根の無い屋外に自販機が置かれています。
もう骨董品といってもいいくらい貴重なものなのに、雨ざらしで大丈夫なのでしょうか?

プラッシー!
あったな、昔。
確か、お米屋さんとかが扱っていた、粒々が入ったオレンジ系のジュースだったような気がします。

現在でも仕入れできる商品は実際に自販機で購入できるのですが、さすがにプラッシーは買えませんでした。

屋根のあるコーナーを端から見ていきます。

カップヌードルやらペプシやらは、現在でも自販機はあるが、型式がまったく違う。

おお、電子レンジが組み込まれた自販機なんかあったんだ。
でも、電子レンジはもう使えません。商品も売っていないようです。

バラエティ弁当、食べたかったなあ。
スカットは知らないなあ。

食べ物系の自販機も、わりと多めです。
調理しやすい麺類やパン類が多いですね。

うどん&そば、ラーメンの自販機。もちろん「現役」。

なぜか、コカコーラの自販機とキリンの自販機の間にの隣に、おみくじの自販機がさりげなく置いてあるのもいいです。

謎の配列。おみくじに「コーラを飲んで吉」などと書いてあると面白いんだけれど。

ほっかほかハンバーガーの自販機には注意が書かれたテープが貼られていました。なになに。

なぜか、このレトロ感によって、ハンバーガーが異常に美味そうに見える。

あらま。
冷たいまま出てくる場合もあるようですね。
さすが老朽化が進んでいます。
でも、冷たいまま出てきても怒る人は誰もいないでしょう。

ハンバーガー自販機の注意書き。

なぜか、トーストの自販機に強力に心を奪われ、ハムチーズサンドを購入。
350円。わりといいお値段です。喫茶店価格。
「トースト中」という文字の赤いランプが点滅。
「こんがり焼いて40秒」と書いてありましたが、どう考えても1分以上経ってから、アルミ箔に包んだトーストが出てきました。
別に40秒でなくても全然いいです。

どうしても食べたくなった、素朴なトースト。

っつ!
アルミ箔がものすごく熱いです。
印刷された「トーストサンド」の文字と、斜めの線がなぜかますます食欲をそそります。

熱々の状態で出てくるトーストサンド。

アルミを剥がすと、焦げ目のついた薄いトーストサンドが登場。
このチープさがたまりません。

さっそく一口。いただきまーす。


うまい!
ビックリしました。超うまいんですけれど。
薄いトーストに、これまた安そうなハム1枚と、とろけるチーズを1枚はさんだだけ。
それなのに、驚くほどうまい。
食べ物って、実は素朴なものの方がうまいのではないか?
そんな気にさせてくれるトーストサンドでした。
ごちそうさま。また食べにきます。

驚くほどうまかった、見た目も実質もチープなトーストサンド。

昔のたばこ屋さんも再現されていました。
くぅ〜、懐かしい。
私は非喫煙者ですが、雰囲気にやられました。
なお、ここのが喫煙所になっているのもナイスです。

安い日本酒の自販機と、古いたばこ屋が、昭和へのタイムスリップさせてくれる。

たばこ屋の陳列棚にも、古すぎて見たこともない飲み物の缶が並んでいました。
「豆乳飲料ソイヤラックス(乳児用)」って何?
乳児にこんな缶飲料を飲ませて大丈夫なのでしょうか?
また、大人が飲んだらどんな味わいなのでしょうか?
たいへん気になるところですが、もう確かめるすべはありません。

右上にソイヤラックス。他にも謎の飲み物がいっぱい。

気になったものをどんどん大人買い。
でも安いです。
どういうわけかアクエリアスの缶が50円だったり。
失礼ですが、本物でしょうか?(まだ確認していません。)

せっかくなので、買ったものを全部並べて撮影。
ちなみに、買ったものを食べられるテーブルと椅子も完備です(ただし屋外)。

買ったものをずらっと並べる。

ミキ。
これって、確かドロドロしたお粥のような米の粒が缶の底に溜まって、飲むのに苦労するやつでは?
しかも、激甘だったような気がします。
もうアンドロメダ星雲くらいの記憶の彼方です。

自販機が並ぶ「表通り」の裏にもトンネル状の通路があり、そちらにもレトロ自販機が並んでいます。

おみくじ(1000円)と、ミニゲームつきガム(2000円)が一緒に売られている、ミスマッチが素敵すぎる自販機も。
1000円、2000円で購入する勇気を出せなかった私は臆病者です。しょぼん。

おみくじは丸ごと? ガムよりおまけのゲームが豪華すぎ?

トンネルの入り口には、これまたレトロな休憩コーナーも。
いいなあ、この場所。
近所に住んでいたら、たまにはここでくつろぎたいです。

休憩コーナー。古びて味わい深すぎるベンチが置いてある。

裏手には、遊園地の古い乗り物や、ゲームコーナーもありました。
実はこの場所、本業はタイヤ屋さん。
遊園地のレトロな乗り物に囲まれた中で、従業員さんが真剣な顔で車のタイヤを交換しています。
なんともシュールな風景。

タイヤのホイールと、遊園地の古い乗り物が並ぶ。

従業員さんは多忙で、先ほどから自販機の商品補充、ゲーム機のメインテナンス、タイヤ交換と八面六臂はちめんろっぴの大活躍です。

タイガーマスクも乗り物に。稼働するかは不明。少なくとも大人は乗れない。

ゲームコーナーのある室内へ。
おお! 古いゲーム機がいっぱい。
実は私、まったくゲームをしない子供でした。
なので、ゲームセンターに行ったこともほとんど無いのですが、どういうわけか懐かしさが込み上げてきました。

なぜか懐かしさを感じたゲームコーナー。右側が腕相撲ゲーム。

とりあえず、腕相撲ゲームにチャレンジします。
9ランクから選べるということで、100円入れました。
相手を選ぶ操作に戸惑っているうちに、勝手に第8ランクの弁髪&長い口髭中国人風キャラクターと戦うことに。
瞬殺で圧勝でした。

続いて第7ランクの「アカレンジャー風」が相手です。
秘密戦隊ゴレンジャーを知っている世代だとバレてしまいます。
瞬殺で圧勝。

第6ランクが登場かと思ったら終わり。
どうやら2試合しかできないようです。

操作方法を確認して、100円を入れて、最強の相手をチョイス。
昔、肘の靱帯を痛めて以来、腕相撲は角度的に得意ではないのですが、先ほどの相手が第8ランクなら大したことはないでしょう。

かかってきなさい!
惨敗でした…。
5秒ほど粘りましたが、なすすべもなく押し切られました。
同じ相手ともう一試合。
また惨敗。

腕相撲ゲーム機に敗北したという事実を厳粛に受け止め、今後とも鋭意努力精進していく所存であります。
関係者の皆様にはご心配およびご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした(頭を下げる)。

クソッ! いつか必ずリベンジしてやる!
明日から鍛え直すぞ!
なにか燃えてきました。

別の部屋には、懐かしのインベーダーゲームも。
今見ると、素朴すぎるゲームです。

インベーダーゲーム(スペースインベーダー)。

昔やらなかったので、ちょっとやってみます。
あっという間にゲームオーバー。
あれ? シンプルで楽しい。
ゲームも含めて、変に複雑化している世の中、シンプルなものが刺さります。
昔は1ゲーム100円だったのに、30円。
インベーダーゲーム、昔はどんだけ、小中学生から金を巻き上げていたんだよ〜。

トイレも完備していて、しかも綺麗です。
いやあ、懐かしいし、美味しいし、楽しい。
結局滞在時間2時間。
もう日が暮れています。

一昨日の記事を、
「よし、明日は力石の代わりに、どこかの自動販売機を持ち上げることに挑戦だ!(←犯罪です。)」
と書いて締めくくりました。

自販機を持ち上げはしませんでしたが、心は浮き上がりました。
テンションアップ。

こうして、石楯尾神社めぐりはまた今度ということになったのでした。
参拝より自販機に心を奪われるとは、私もまだまだ信仰心が足りませんな…。

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