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最後の最後に感謝された「ファイト」の力

no pain no gain
毎週放送の最終回を迎えた。
(月一放送に引っ越しのためで、終わるわけではないが)
100回近く放送をしてきた。

誰かが聞いてくれていて、誰かの心に留まり
安寧な日々が過ごせれば、いいなと続けてきた。
全くリスナーの反応がない時もあって、折れそうな時もあった。

ファイトを流した理由

「中島みゆき ファイト」 を最後に持って来たのには理由がある。
この差別的な内容を含む曲は、当初デレクタからNGだった。

サビの部分をコマーシャルで使っていても、
フルコーラスで、ラジオで流せる内容ではないらしい。
自分の人生に照らして、どうしてもかけたかった。

ファイト!たたかう君の歌を
たたかわないやつらがわらうだろ
ファイト!冷たい水の中を
震えながら登ってゆけ

中島みゆき ファイト より

なりふり構わず一生懸命な姿は、時に無様(ぶざま)で格好悪い。
からかわれたり、批判されたり、、、
言わせておけばいい。

見えない世間など、考えなくてもいいんじゃないか。
おのれが、一生懸命に、前進すれば!
そのつぶやきが、だれかのために

番組でこう呟いた


違った道の人生を歩む子供がいてもいい
それがたまたま自分の子供だった。

おやじのひとこと

15歳の時に父から言われた言葉だ、

「ズレた人生だが?」
両親はそういう道を歩む息子を認めていた。
本当ならもっと世間に馴染むような選択をしたほうが賢明だ。
その選択を拒否する息子を、認めてくれていた。

放送終了直後に聞いていた旧友から連絡をもらった。
お互い家庭を持ち、自分の子供を持つ親になった。

泣いていた。

彼女は自分の子供は「もしかしたら世間で生きて行けない」かもと
恐怖に押しつぶされていた。子育ては、なんと難しいことかと。

いつかだれでも、この世から去らなければならない。
いつか、必ず死ぬ。 おそらく子供より先に。

その時に「子供が2本の足で立って、生きていける力」を身につけさせれば
親の役目は終わるんだよ。
子供の人生が終わるまで、ずっと伴走はしてやれない。

ズレた人生でも、本人が選択して、平和に歩めるのなら
私たち親は見守るしかない。

大きな世間を、この子に背負わせてしまうところだった。
だれかと、比較して、できないことを嘆いていた彼女。

「番組ありがとう。」

番組が、初めて感謝された。

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