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焦った女、検証する。ー実験と靴下ー

靴下だけを残した私が覚えたのは、
羞恥よりも征服感だった。
匂いに執着する男性の奇妙な願いに戸惑いながら、
私は少しずつレトリーバーに順応していく。
マッチングアプリ体験談。

初対面じゃない待ち合わせは、心が軽い。
レトリーバーがやってくる。もう何回目だろうか。
今日は暑かった。彼は機嫌がいい。

あれからまたわかったことがある。
もはや隠す必要がないため包み隠さず言ってきた。
彼は下着や靴下は華美なものを好まない。
色や形に指定があった。
風紀に厳しい体育教師のようだ。

普通こういう時には可愛い下着だろう。
しかし求められていないので私は
身に着けていかないようになった。

彼の家に向かう。
道中、レトリーバーに道順を覚えるよう言われた。
私たちはそこまで続くのだろうか…

もう慣れたものだ。
キスをしながら服を脱いでいく。
ただ靴下は別だ。

考えていたことがあるので、
今日はこれ以降あまりキスをしたくない。
なのでその行動の前に多めにしたと思う。

前回私は、奪われたので私からも
提案する権利があると思っている。
彼が大胆なので、
私もつられて大胆になっている気がする。

彼の顔面に乗ってみたいと言ってみた。
よくあるシチュエーションのやつだ。
レトリーバーにとってはご褒美だったそうだ。

私は靴下だけ履いた状態で
レトリーバーの顔に座る。
見下ろすと彼はペロペロと舐めている。
こちらとしても息苦しくならないように
押しつぶさないようにと気は使う。
彼は限界まで苦しさを
訴えなさそうな危うさがあるからだ。

と同時に何とも言えない満たされた感覚がある。
これは初めての感覚だ。
これまで私はどちらかと言えば
受け身で行為に及んでいた。
おそらくこれは征服感だろう。

私はSなのかもしれない。

実は一度退けた提案がある。
レトリーバーは私の肛門を嗅ぎ、舐めたいそうだ。
本当に犬の習性に近い。

意味が分からない。私の正直な感想だ。
その時私は断固として受け入れなかったが、
彼の態度が心に残っていた。
彼は明らかにシュンとしていた。
尻尾と耳が丸まっているようだった。

私は今回意を決して了承した。
何事も経験だと自分に言い聞かせる。
彼は満足そうな笑顔だ。
尻尾が揺れている気がする。

私は四つん這いになった。私が犬のようだ。

私は目を閉じて耐える。
閉じていないと決意が揺らぐからだ。

空気の揺れを肛門で感じる。
そしてべっとりと
彼の舌が舐めてきているのがわかる。
もう今日はキスをしたくない。

レトリーバーは
アクションを起こすたびに感想を口にする。
「あれぇ、無臭。」
「何も味がしない。」
よかった!私の括約筋は今日も正常である。

ホッとする私とは対照的に、
少し残念そうなレトリーバーだ。

何を期待しているのだ。
舐めているときに何かが残っていたら、
危険なのは彼なのだ。
私は「もっと自分を大事にして!」と
言いそうになった。

安全に留意して、刺激を求めた方がいい。

期待していたものは得られないとわかったのだろう。
以降やられることはなかった。

変わらず今日も彼のモノは大きい。
また全部は入らなかった。
いつになったら入るのだろう。
しかし、痛みはだいぶなくなってきた。
多少無理をしてもいいのにと思う。
ただ私は彼の意思を尊重する。

レトリーバーはとても満足したようだ。
そしてまた私のパンツと靴下を没収した。
私は彼から新品の靴下をもらった。
パンツは替えを用意している。

ここまでさらけ出しているのに
レトリーバーは時々
「嫌いになっていないか?」、
「気持ち悪いと思っていないか?」と
聞いてくる。
彼の傷の深さだろうか。
下手に取り繕ってもよくないので、
「ぎりぎりね」、「興味深い」と
私は正直に答えている。

奇妙にも私は彼に順応している。
私は焦った。




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▼ 焦った女、マッチングアプリを貪る。— はじめに


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焦った女 ここまで読んでくださってありがとうございます。 ここで書かせてもらえているのは、 読んでくださる方がいるからです。 チップは、地味に役立つ乾電池代として大事に使います。 シェアしてくださるのも、同じくらい嬉しいです。 誰にも読まれず、私は焦っています。