ブルー・アイビーは何を纏っていたのか ― メットガラ2026考察
以前の私の記事でメットガラ2026でのビヨンセのルックについて触れてきましたが、今回はビヨンセの長女、ブルー・アイビー・カーターについて書こうと思います。
ビヨンセには3人のお子さんがいて、ブルー・アイビー (Blue Ivy)の下に、ルミ (Rumi) & サー (Sir): 8歳(2017年6月生まれ)という双子の女の子と男の子がいます。
「世界で最も有名な赤ちゃん」として生まれたブルー・アイビー
ブルー・アイビー・カーターは2012年1月7日生まれの14歳です(2026年5月時点)。歌手のビヨンセとジェイ・Zの長女です。
誕生から2日後、タイム誌はブルー・アイビーを「世界で最も有名な赤ちゃん」と称しました。
同日、彼女の呼吸、泣き声、喃語はジェイ・Zの2012年の曲「グローリー」に使用され、ビルボードチャートにランクインした最年少の人物としてギネス世界記録を獲得しました。

「Brown Skin Girl」が持っていた意味 ―
母・ビヨンセとのコラボレーション
2019年のサウンドトラック・アルバム『ライオン・キング:ザ・ギフト』に収録されている「Brown Skin Girl」ではビルボード・ホット100にランクインし、第63回グラミー賞で最優秀ミュージックビデオ賞を受賞しました。
「Brown Skin Girl」は、ビヨンセ、ブルー・アイビー・カーター、ガイアナ系アメリカ人ラッパーのセイント・ジョン、ナイジェリア人歌手のウィズキッドによる楽曲です。
これにより、彼女は個人としてクレジットされた最年少のグラミー賞受賞者、そして全体で2番目に若い受賞者として、 2度目のギネス世界記録を獲得しました。
この曲はNAACPイメージ賞とBET Her賞も受賞しました(彼女はBET賞の最年少受賞者となりました)。
「Brown Skin Girl」のミュージックビデオは、ビヨンセの2020年の映画『Black Is King』に収録され、2020年8月24日に単独で公開されました。
『Black Is King』は2020年にDisney+で配信され、大きな話題を呼びました。

ビヨンセとジェン・ンキルが監督を務めたこのビデオは、肌の色の濃い女性の美しさを称え、肯定する作品となっています。
ビヨンセ、ブルー・アイビー、ウィズキッドが出演するこのビデオは、第63回グラミー賞で最優秀ミュージックビデオ賞を受賞したほか、ソウル・トレイン・ミュージック・アワードで年間最優秀ビデオ賞、MTVビデオ・ミュージック・アワードで最優秀撮影賞を受賞しました。
「Brown Skin Girl」は、ビヨンセと娘のブルー・アイビー・カーターの2度目のコラボレーションであり、2013年のビヨンセのセルフタイトルアルバムに収録された「Blue」に続くものです。
2019年のソウル・トレイン・ミュージック・アワードで、「Brown Skin Girl」はアシュフォード&シンプソン・ソングライター賞を受賞し、最優秀コラボレーション賞にもノミネートされました。
ステージへ ― パフォーマーとしての成長 ―
“ビヨンセの娘”から、“ブルー・アイビー”へ
2023年1月21日、ブルー・アイビーはドバイで行われたビヨンセのプライベートショーで、母親と共にステージに上がり、「Brown Skin Girl」を初めて歌いました。
2023年5月26日からは、ブルー・アイビーはダンサーとしてビヨンセのルネッサンス・ワールド・ツアーに参加し、母親と共に「 My Power」と「Black Parade 」を踊りました。
2024年には映画『ムファサ:ライオン・キング』でキアラ王女の声優として長編映画デビューを果たしました。
2025年4月28日からは、ビヨンセのカウボーイ・カーター・ツアーの専属ダンサーを務めました。
メットガラ2026で見せた“次世代のスター像”
2026年5月、ブルー・アイビーは両親と共にメットガラ2026に出席しました。
メットガラは2018年から18歳未満の参加を原則禁止とするルールが導入されています。
これは「18歳未満には不適切なイベント」という主催者(Vogue/Anna Wintour側)の判断によるもので、2017年の博物館内喫煙騒動(Bella HadidやDakota Johnsonら若手セレブによるNY市法違反)が背景にあると指摘されています。
ルール導入前は10代の参加が比較的一般的で、Elle Fanning(13歳・2011年)、Hailee Steinfeld(14歳・2011年)、Willow Smith(15歳・2016年)などが親同伴で出席していましたが、2018年以降は厳格化されました。
例外は親同伴の場合に限られる稀なケースとなっています。
その中で2026年は、共同ホストを務めたビヨンセとニコール・キッドマンがそれぞれ娘のブルー・アイビー(14歳)とサンデー・ローズ・キッドマン(17歳)を連れて出席したため、ルール導入後ではかなり若い部類の参加として大きな話題を集めました。
共同ホストという特別な立場が、今回の例外適用に大きく影響したようです。
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では、ブルー・アイビーは実際にメットガラ2026で、どのように「Fashion Is Art」を体現していたのでしょうか。
彼女のルックには、単なる“セレブキッズ”では終わらない強いメッセージ性も感じられました。
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2026年5月、約10年ぶりにメットガラへ復帰したビヨンセ。 「骨」を纏った1着目、「星の夜景」を纏った2着目、そして娘ブルー・アイビー…
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