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母の言葉が地獄になった日【子ども目線】 🔥5🔴

⚠️子供が追い詰められる描写あり
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お母さんが怒っている。

私は怒られたことが嫌で大きな声で泣いていた。

小学4年生にしては、大きな声。
赤ちゃんのような泣き方。

なんか変な泣き方だなと、心のどこかで思ったけど、すぐにその気持ちは消し飛んだ。


なんでそんなに怒るの?
なんでいつも私は、怒られるの?

「頭がおかしいんじゃないの?」

目の前が歪む。
頭の後ろが痛い。

やめて、やめて、怒らないで。
どうしてそんなこと言うの?
私は"おかしい"子なの?

私が悪いの?

お母さんが追いかけてくる。


大きな黒い波が私を追いかけてくる。


やめて、飲み込まないで。
助けて。


「いやぁぁぁぁぁぁあ!!!」


私は必死で走った。

お母さんが近づいてくる。

「あんたみたいな子は、
病院に入れるしかない」


他にもなにか言っていたけど、
耳には入ってこなかった。

言葉を聞いた瞬間、頭の中がぐちゃぐちゃに渦巻き、何も考えられなくなった。

気づいたら、
聞いたこともないような声が口から迸った。


「ああああああああああああああああっっっ!!」


耳が遠い。
音が消える。
お母さんの声が一瞬だけ聞こえた。

「…おかしい…」


あとは、理解できなかった。


そのあとは何も聞こえない。

走らないと捕まる。
捕まったら入れられる。
そう思ってベランダに走った。


「ああああああああああああ!!!!!」

私の声がする。

止められない。
自分で言ってる感じじゃない。

体の外側の“私”が泣いて走り回っていて、
その中に小さい私が入れ物みたいなのに入っていて、

その外側を、ぼーっと見てる感じ。


遠い。


近づいてくる母。
母の姿がが小刻みに揺れて見える。


さらに恐ろしい感じが、ぶわっと広がる。

ベランダにでてきた母から逃げる。

反対側の部屋におぼつかない足取りで、転びそうになりながら降りて逃げる。

何がなんだか分からないまま、ただ逃げた。


そのあとは、あまり覚えていない。

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▷   この話の本編
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