新聞/雑誌/放送/ネット 新社会人におすすめの本 その0.11 新聞 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
今回は、新聞/雑誌/放送/ネットの中の新聞の話。
(ネタバレ。新入社員直後の話から始めますね。時系列的にその前の話は父の話題の回想の部分で…)
社会人になって最初に配属された研究所。その上司の方は毎朝1時間弱早めに出社し英字新聞を読んで居ました。
これはインパクトが有って、私も直ぐに真似ました。その方は、その後論文ドクターという扱いで、剣橋(ケンブリッジ)大学に会社の費用で留学される事に…
英字新聞は噛み応え充分でした。今とは異なり只管辞書を引く感じ。新しい英単語が多すぎて食傷気味(笑)
結婚して社宅に住み始めてから初めて地方転勤になる入社5年目まで、新聞は一般紙と経済紙と各々一紙ずつ購読していました。
一方、配属された研究所では、社内の図書館部門が新聞を含む有用な情報を編集して毎日回覧サービスしていました。研究室事に研究分野に合わせてカスタマイズされている優れもの。これは大変重宝しました。毎日廃棄されるので最後に回覧して貰い必要な物は保管して読み返して居ました。
父親は大学生時代学徒動員を経験していました。航空機の整備等を担っていたそうですが、暇が有れば本を読んでいた程筋金入りの戦争反対派。なので子どもの頃から一般紙は朝日新聞。私には併せて朝日小学生新聞を購読させていました。

そんな経緯で、私も一般紙は朝日新聞にしたのですが… その頃は、朝日新聞がかなり左寄りになっていて

少しバイアスがキツくなって居たので、読売新聞を購読したことも有りました。

しかし、次第に一般紙は読むところが無くなり… それでも惰性で購読していました。
一方、経済紙は私の教科書でした。同じ大部屋の執務室に同期で配属されていた吾妹。新入社員で分析センターの事務全般を任されていました。しかもマスコットガールにも抜擢されていて、公務で週末を含めて仕事で飛び回って居ました。ですから私とはケタ違いの収入だった… だからなのか、異例なのですが… 結婚して私の方が界面解析研究室から電子部品開発の部署に異動になりました。私の異動は、当時の鉄鋼会社の多角化の流れでの抜擢だったらしいのですが、私には吾妹の方が会社にとっては重要な人材なのねと感じていました。こんな事も有り、鉄鋼業から次世代の産業の米としての基幹産業、エレクトロニクス部門の予算で電子部品開発を担って居ました。まぁ、将来は本社の総合企画部経由で役員に就きたいとぼんやり考えて居ましたので新規事業を1から育てるのも良いかなぁと… 新しい仕事は新鮮で面白かった…
ですから経済紙は精読しました。父譲りの切り抜きも…
その後電子部品として電子デバイス、半導体が選択されそのコア人材として抜擢。日本海側の電気炉の工場敷地内に造られた秘密工場に転勤。当時最先端の半導体デバイスの技術を持っていた最大手の通信会社の技術を導入と次世代製造技術の研究開発をしていました。
製造技術開発では、4組3交代

に入っての開発。上述のデメリットが出て一般紙購読はせずに経済紙のみを引続き精読でした。とは云え流石に3年間も精読すると、過去の知識の差分だけを拾う感じで読みこなせて居ました。先端技術開発の為、新聞を読む時間が制限され、選択と集中の流れで一般紙は切り捨て分野となりました。
新入社員の方には、早い時期に経済紙を精読し尽くす事を強くおすすめします。
その後の米国シリコンバレー駐在では、一般紙はサンノゼ・マーキュリーを自宅で、経済紙はウォール・ストリート・ジャーナルを私の個室で精読していました。後に上司となりお世話になるヒューストン駐在経験を持っ営業部長が、私の個室を訪ねてくれて、平積みになっていたウォール・ストリート・ジャーナルが目に留まりイジられました。
曰く
「ウォール・ストリート・ジャーナルかぁ… 俺はニューヨーク・タイムズだったなぁ…」
この新聞購読のお陰で後に海外セールス&マーケティングに引っ張って貰える事になります。
新入社員の方には、このウォール・ストリート・ジャーナル事件を(笑)、面白い貴重なエピソードとして記憶に留めて参考にして貰いたいものです。新入社員目線だけではなく、将来マネージメントをする立場になった時に、使える社員を見抜く切り口としても…
つづく
経緯
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昭和一桁生まれの本好きの父からの教え…
書斎兼応接間はもとより、子ども部屋、納戸、寝室と何処も本だらけ。母との夫婦喧嘩の種は本(と暴飲)のみ。だからこそ説得力ある…
書籍になった情報は古い。新聞/雑誌/放送を使え。
今時はこれにインターネットかなぁ。
