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理論構築の裏話⑥|Onverseという名前が生まれた夜

Onversology、つまり Onverse学 の創設宣言を出しました。

その直後なので、今回は少しだけ裏話を書いてみたいと思います。


研究対象の名前をどうするか。

実は、ここはかなり悩みました。


CUDや11DUを進めていく中で、

自分が扱っている対象は、

単なる Universe ではないと感じていました。


Universe は、

一つの宇宙を表す言葉です。


でも、私が考えているのは、

観測可能宇宙だけではありません。


区別可能性が生成され、

構造が蓄積され、

可能性が制約され、

その中から現実が選択される。


その全体を指す言葉が必要でした。


いくつか思い浮かびましたが、

最初にかなりしっくり来たのが、

Onverse

という名前でした。


ōn、

つまり「存在するもの」。

そして、

ON、

つまり動的に作動している状態。


存在しているだけではなく、

生成され、

選択され、

作動し続けている全体。


この感覚に、

Onverse という響きはかなり合っていました。


ところが調べてみると、

Onverse という名前は、

過去に別のサービス名として使われていた形跡がありました。


正直、

この時点でOnverse は諦めかけました。


でも、

気に入っていたのでどうしても使いたかったのです。


その後、色々考えました。
本当に色々。

でも全然良いアイデアは浮かびませんでした。

そして、あきらめかけた時、ひらめきました。


単なる響きとしての Onverse ではなく、

正式な概念名として定義すればよいのではないか。


そこで出てきたのが、

Ontological Network Universe

という正式名称です。


Ontological。

存在論的な。


Network。

関係し、接続され、構造化されたもの。


Universe。

宇宙。


つまり、

Onverse とは、

Ontological Network Universe

である。


この定義にした瞬間、

名前が単なる造語ではなく、

理論上の研究対象になりました。


略称がOnverseであるだけで、

Onverse は既存のサービス名としての Onverse ではなく、

CUD/11DUにおける

存在論的ネットワーク宇宙

を指す理論概念である。

と。


そう整理したことで、

バッティングの不安はかなり減りました。


むしろ、

この正式名称が加わったことで、

Onverse という言葉の意味は、

以前よりもずっと強くなりました。


そして、

この整理をしたのは、

御嶽山の麓の道の駅で車中泊をしている時でした。


ちょとしたトラブルがあり、

自転車レースのさなかに予定外に車中泊をすることになりました。


本来なら、

少し困った出来事だったと思いますが、

でも、

静かな山の麓で、

夜の車の中にいると、

なぜか思考が深くなっていきました。


街の音も少なく、

余計な情報も少なく、

ただ、

山と夜と、

自分の考えている理論だけがありました。


その中で、

Onverse という名前をどう扱うのかを、

ずっと考えていました。


諦めるのか。

別の名前にするのか。

それとも、

もっと深い定義を与えるのか。


そして最後に残ったのが、

Ontological Network Universe

でした。


今振り返ると、

あの車中泊は、

ただのトラブルではなかったのかもしれません。


CUD的に言えば、

小さな違和感が生まれ、

候補が蓄積され、

名前のバッティングという不安定性が高まり、

そしてある瞬間、

定義の位相ジャンプが起きた。


Onverse という名前は、

そこで生まれ直しました。


Universe は、

一つの宇宙。


Onverse は、

区別可能性が生成され、

構造が蓄積され、

可能性が制約され、

現実が選択される

観測可能宇宙(Universe)も一つの要素として包含する

存在論的ネットワーク宇宙。


そして、

その Onverse を統合的に研究する領域を、

Onversology

と呼ぶことにしました。


構造場。

選択ダイナミクス。

観測。

意識。

宇宙生成。


これらは別々の領域ではなく、

Onverse という一つの全体を、

異なる角度から記述しているだけなのかもしれません。


名前を探していたはずが、

いつの間にか、

研究対象そのものを定義していました。


困ったこと。

迷ったこと。

一度諦めかけたこと。

その中に、

次の定義、突破口が隠れていることがあります。


Onverse は、

御嶽山の麓で、

一度消えかけて、

そして生まれ直しました。


今となっては、

それも含めて、

とても Onverse らしい誕生だったように思います。

Onverseについての記事はこちら↓


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