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天使と悪魔とマイトンさんの話

緊緊でやらなきゃいけないことがある。

友達が遊びに来ます↓

友達が 湯葉を食べたい。と言うのでお店を探している。
探すと言っても湯葉をお店で食べたことが無いので、探す方法と言えば Do a 検索。
ところが、Doしてる間に 元も子もないことを考え始めた。

…誰が検索しても同じでは?

京都に遊びに来る友達も 京都に住んでいるわたしも、どちらも同じ土俵に立っているではないか。

…わたしが探す意味 ある?(それを言っちゃあアレですよ)

そもそも わたしは京都が嫌いだ。
こんな人の多いゴチャゴチャした狭いところに なんで好き好んでわざわざ来るんだ? と思う。
先日 たまたま東寺の前を通った時に撮った五重の塔の写真をその友達に送ると、
「わぁ!そんなに簡単に歴史的建造物を見れるなんて、すごい!
その道も 1000年以上前からあると思ったら、歴史を感じるよね!」
と、反応した。
ほーん。
歴史を感じたことなかった。
東寺について調べてみたら、世界遺産だった。
知らんかったわ。
友達、ありがとう。

「ちなみに、食事の予算はどのくらいで考えてる?」
と聞いてみた。
「うーん。晩ごはんではお酒を2杯は飲みたいから、お酒込みで3000円くらいかな」

湯葉にお酒込みで3000円。

友達よ。京都の夜の湯葉をなめたらあかん。
そんな値段じゃ無理やで。
わたしの中で、湯葉がだんだん透明になって 空へ召されていく姿が見える。


予算3000円かぁ。

ふと、一軒のお店を思い出す。

これを読みながら、わたしは天ぷらを食べていた。(妄想です)
マイトンさんは『奇天屋』さんを「最高の味をリーズナブルに堪能出来」て、学生でも行けるお値段 だともおっしゃっている。

行ってみたい。(わたしが)

…『奇天屋』さんにしちゃう?

悪魔の囁き

でもでも、湯葉の口になってる友達は『奇天屋』さんで
「…これ、天ぷらだよね?」
と言って、
「はい。天ぷらですが?」
ってなっちゃうよ?

天使の囁き


うーん。悩ましい。

悩んでいると、友達から連絡がきた。
「調べてみたら、湯葉って高級なのね!笑
その日はいろいろ食べ歩きもするだろうから、湯葉じゃなくても、一緒に食べられるなら何でもいいよ!」

‥‥‥!!
あああああ友達!
「一緒に食べられるなら何でもいいよ!」なんて言ってくれるのに、わたしといえば 誰が検索しても同じ。とか、なんで京都なんかに来るんだ。とか、「天ぷらですが、何か?」とか、そんなことばっかり考えてたよぉぉぉ!(床に突っ伏して号泣)


そこから心を入れ替えて、先斗町の湯葉のお店を予約した。
遂にわたしは、先斗町で、ホンモノの湯葉を 友達と味わうのだ。


※ ヘッダーの写真を貼るのに、初めてCanvaのAI画像生成を使ってみました。
「湯葉と天ぷら」と入力して出来た1枚目をヘッダーにしました。
残りの3枚も記念に残しておきます。

ねぇ。
ねぇねぇ。
ねぇってば。

…これ、全部 天ぷらだよね?
「はい。天ぷらですが、何か?」
どこかから マイトンさんの囁きが聞こえます。

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