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fuji1080
【27】 会わない日 | どうしようもなく、どっぷり浸かった恋の話
その日は、半年に一度の同期会の日だった。
『今日どうする?』
いつもの連絡。
『ごめん、今日同期会の日』
『今日やったか』
すぐにまた通知が鳴る。
『帰り迎えいこか?』
『ありがと、大丈夫』
帰りが何時になるか読めなかった。
電車に乗った。
『行ってきます』
『飲み過ぎ注意な』
『はーい』
珍しく断った。
もう一つ。
彼氏にも送った。
『おつかれさま!同期会行ってくる。』
仕事中のせいか、すぐには返ってこなかった。
飲み会が始まり、
『楽しんで!』
と返ってきていた事にもしばらく気付けなかった。
その日は、同期会を最後まで楽しんだ。
その時の私はまだ知らなかった。
久しぶりに話した同期の、
真っ直ぐな目が印象に残った。
🎵 声 / 羊文学
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