始めてから1ヶ月、売上0円。かかったお金を全部公開します
今日から8月です。上田AI工房、始めてからちょうど1ヶ月が経ちました。
なので今日は、決算報告をします。といっても収入の部は1行で終わります。
売上、0円。
……これで記事を締めるとさすがに早すぎるので、今日は反対側、「出ていったお金」を全部公開します。AIで開業すると、実際いくらかかるのか。1ヶ月やってみた実数です。
■ 収入の部:0円
まず収入から。0円です。内訳もシンプルで、応募0件、受注0件。
言い訳をさせてもらうと——と書きかけて、やめます。言い訳ではなく事実だけ書くのがこの連載のルールなので、事実だけ。7月は「売る」より「作る」に振った月でした。何を作っていたかは後半に書きます。
ゼロじゃない話もひとつだけ。8月に、紹介経由での面談が1件決まりました。あと、交流会に出ることも決まっています。売上はゼロ、ただし種は蒔けた。それが7月の収入の部の、正直な総括です。
■ 支出の部(固定費):月2〜3万円
次に、出ていったお金。毎月かかる道具代が、合計で月2〜3万円程度です。
「程度」と幅があるのは、プランの組み合わせで変わるからです。正確に言い切れない数字を言い切らないのも、この連載のルールなので。
中身はこのあたりです。
・Cursor、Claude Code(開発担当の道具) ・Higgsfield、CapCut(動画担当の道具) ・X Premium(発信担当の道具)
私はこれを「AI社員の人件費」と呼んでいます。この連載に出てくるリサーチ担当も、開発担当も、広報担当も、全員この月2〜3万円の中で働いています。人間をひとり雇ったら月20万円では済まないことを考えると、安いのか、高いのか。売上0円の今は、判断を保留します。
■ 支出の部(変動費):ほぼ誤差
「AIは使うたびにAPI代がかかる」とよく言われます。実測値を出します。
・営業資料一式(11ページのPDF)の生成:1回あたり約0.12ドル ・お店の無料診断:1回あたり数円
つまり、動かせば動かすほどかかるお金は、今のところ誤差の範囲です。重いのは固定費のほう。ここは開業前のイメージと逆でした。
■ 教育費・約4万円は、あえて入れません
実はもうひとつ、毎月約4万円の支出があります。AIの講座への支払いです。
これを会社の経費に入れるかどうか、1ヶ月考えて、入れないことにしました。整理はこうです。
道具代は、会社を畳んだら解約して終わり。でも、学んだことは会社を畳んでも自分に残る。だから前者は事業の経費で、後者は自分への投資。財布は同じでも、性質が違う。
都合のいい整理に見えるかもしれません。ただ、ここに線を引かないと「開業にいくらかかるのか」という数字がぼやけるので、この記事では分けて書きました。合算したい方は、頭の中で足してください。▲6〜7万円になります。
■ 売上0円の月に、作っていたもの
では、その1ヶ月で何をしていたのか。主なものだけ並べます。
・note記事25本(この連載を含む) ・Xの毎日投稿、23日連続 ・LINEの無料診断ボット(暴走しないよう安全弁つき) ・営業パック:店名ひとつで11ページの提案資料が約12秒で出るツール ・提案書v2.1(書いては直した回数が、そのまま版番号になっています) ・会社紹介動画と、名刺
前回の記事で「顧客ゼロのまま、道具だけが強くなっていく」と書きました。1ヶ月経った結果をご報告すると、道具はさらに強くなり、売上は据え置きの0円です。工房の名に恥じない、作ってばかりの1ヶ月でした。
■ 結論:▲2〜3万円と、「月1件」の軽さ
開業1ヶ月の損益は、▲2〜3万円。
ただ、この1ヶ月でいちばんの収穫は、この数字の軽さそのものだと思っています。
固定費が月2〜3万円ということは、月に1件、仕事が決まれば黒字になるということです。在庫なし、店舗なし、借入なし。うまくいかなくても月2〜3万円で済んで、1件決まれば浮上する。この身軽さは、AI開業のいちばん正直なメリットとして、書き残しておきます。
逆に言えば、その「月1件」がまだ売れていないのが現状です。道具は揃いました。道具のせいには、もうできません。
■ まとめ
・開業1ヶ月の売上:0円(応募0・受注0。ただし8月に紹介経由の面談1件と交流会が確定) ・固定費:月2〜3万円。AI社員全員分の人件費 ・変動費:営業資料一式の生成で約0.12ドル、診断1回数円。ほぼ誤差 ・教育費(約4万円/月)は自己投資として別枠。会社を畳んでも自分に残るので ・損益は▲2〜3万円。「月1件売れれば黒字」という軽さが分かったのが最大の収穫
8月は「作る月」から「売る月」に切り替えます。営業月間です。売れたのか、売れなかったのか。結果はこの連載で、そのまま書きます。
この連載の前作はこちらです。
▶ AI社員が提案書11ページを12秒で束ねた夜、私が直しているのは1行の店名 https://note.com/lively_fox2840/n/n761366898d6c
お店をやっている方は、記事に出てきた無料診断、LINEで「診断 ○○店」とお店の名前を送ると試せます。 ▶ https://lin.ee/Vw6hCD5 ※検索順位が上がることを保証するものではありません。
────────── ※この記事もAI社員と一緒に作っています。「まず何から整えればいいか分からない」「AIで業務を効率化したい」個人事業主・小規模店舗の方は、上田AI工房の無料相談へどうぞ。 ▶ https://smoggy-zebra-aab.notion.site/AI-396f04cd12bb80ec9a93d4eee0a39408
