【ストレス編・第3回】ストレスが続くと、なぜ眠れなくなる?自律神経と「夜スイッチ」の話

🩷「こんにちは、後輩のまるこです。
今日は…切実な“夜の悩み”についてです。」
🩸「おや、まるこ。目の下にクマがくっきりだよ…。」
🩷「最近、布団に入っても全然眠れなくて…。
体は鉛のように重いのに、
目をつむると今日の反省会が頭の中で始まっちゃうんです。
これって、私の精神力が足りないんでしょうか?」
🟣「……それは、あんたの心が弱いんやなくて、
『夜スイッチ』がうまく切れへん状態なだけやわぁ。」
🩷「夜の…スイッチ?」
🌙 眠るには「モードの切り替え」が必要
🩸「人の体はね、昼と夜で“モード”を切り替えながら生きているんだ。
第1回で話した『自律神経(自動運転システム)』を思い出してね。」
🚗 交感神経(アクセル)
=「がんばりモード」🔥
(緊張・思考・戦闘状態)
🛑 副交感神経(ブレーキ)
=「やすみモード」☕
(リラックス・修復・睡眠)
🟣「眠るためにはな、
アクセルを足から離して、ブレーキをぎゅーっと踏み込む必要があるんや。」
😵 なぜ布団に入ると「脳内会議」が始まるの?
🩷「でも、夜は仕事を休んでいるはずなのに、
なんで目が冴えるんですか?」
🟣「それがストレスの怖さやわぁ。
強いストレスが続くと、体は
『まだ戦場におる!』と勘違いしてしまうんや。」
🩸「脳がこう判断しちゃうんだね。
『今は寝てる場合じゃない!敵が来るかもしれない、パトロールだ!』って。」
心拍数が下がらない(いつでも逃げられるように)
筋肉がこわばる(いつでも戦えるように)
思考が止まらない(危険を予測するために)
🩷「うわぁ…私の脳、布団の中で
『夜警(パトロール)』に出てたんですね……。」
🧠 「考えすぎ」は、脳の優しさ
🩸「まるこ、ここで一番大切なことを言うね。」
🟣「夜に考え事が止まらんのは、
性格が細かいからでも、気合いが足りんからでもないんや。」
🩸「ストレスで交感神経がパンパンな状態だと、
脳は『あなたを守るために、必死に危険を探してくれている』んだよ。」
🟣「せやから、眠れへんのは
あんたの体が真面目にがんばりすぎとる証拠。
『自分を責める』のは、さらにアクセルを踏むことになるから一番あきまへんで。」
🩷「……そっか。
私の脳くん、私を守ろうとしてくれてたんですね。」
🌿 「夜スイッチ」を優しく入れる3つのコツ
🩸「無理に寝ようとせず、
まずはアクセルをゆるめる練習をしよう。」
① 頭のモヤモヤを「紙」に書き出す
🩷「布団に入る前に、不安なことを紙に書き出してみてください。
脳が『よし、これは記録したからパトロールしなくていいな』と
安心しやすくなります。」
② 「がんばらない動き」を選ぶ
🟣「ストレッチ、深呼吸、ぬるめのお風呂。
ゆっくり・小さく・静かな動きは、ブレーキを助けてくれるわぁ。
スマホの光は『朝日や!』と脳を勘違いさせるから、夜はほどほどにね。」
③ 眠れない自分を「よし」とする
🩸「『寝なきゃ』と思うと、脳はまた焦ってアクセルを踏んじゃうんだ。
『今日は目を閉じて横になってるだけで、脳の休憩時間は確保できてる。
それだけで100点!』って、自分を許してあげてね。」
🌟 今日のおさらい
🟣「今日のポイント、覚えといてな。」
眠れないのは、アクセル(交感神経)が戻らなくなっているから
考え事が止まらないのは、脳があなたを守ろうとパトロールしている証拠
「寝なきゃ」とがんばるのをやめるのが、ブレーキへの第一歩
🩷「今夜は
『脳くん、パトロールお疲れさま。もう休んでいいよ』
って言ってみます。」
🟣「それが一番の特効薬かもしれんなぁ。」
📝 たいせつなひと言
🩸「眠れない夜が続くと、心も体もすり減ってしまうよね。」
🟣「もし不眠が何週間も続いて日中がしんどいなら、
それは自分一人で解決する段階を越えとるサイン。
心療内科や内科の先生に、
お薬や知恵を貸してもらうのも立派な勇気やで。」
🔙 前回の記事はこちら
➡️【第2回】ストレスで甘いものが欲しくなる?
ストレスホルモン「コルチゾール」
📅 次回予告!
【ストレス編・第4回】
ストレスが続くと、なぜお腹が痛くなる?
脳と腸が手をつないでいる話
🩷「大事な会議の前、いつもトイレに駆け込んでます…。」
🟣「腸は“第2の脳”って言われるくらい、
めちゃくちゃ正直なんやで。次、話そか。」
