【ストレス編・第2回】ストレスがかかると、なぜ甘いものが欲しくなる?犯人はストレスホルモン「コルチゾール」

🩷「こんにちは、後輩のまるこです。
今日は……ちょっと恥ずかしい告白があります。」
🩸「おや?どうしたの、まるこ。」
🩷「最近、夜になると無性に甘いものが食べたくなって…。
食べちゃった後に
『なんて意志が弱いんだろう』って、自己嫌悪しちゃうんです。」
🟣「……まるこさん。
それは意志が弱いんとちゃいます。」
🩷「えっ!?じゃあ、私のせいじゃないんですか!?」
🍫「甘いもの欲」の正体はホルモン!
🩸「実はね、ストレスがかかると
体の中であるホルモンが増えるんだ。」
🟣「その名も、コルチゾール。」
🩷「コル…チゾール…?」
🟣「せや。別名『ストレスホルモン』。
こいつはな、あんたの体を守るために働いとるんやで。」
🚨 コルチゾールの本当の役割
🩸「コルチゾールには、主にこんな働きがあるよ。」
体が非常事態に備えられるようにする
肝臓で糖を作り、血糖値が下がりすぎないようにする
体全体を“戦える状態”に保つ
🟣「大昔、猛獣に追いかけられとった時代を想像してみてな。」
🩷「ひえぇ……全力で逃げなきゃ……!」
🟣「そのとき体は、
『今すぐ動ける状態を保て!』って指令を出すんや。」
🩸「この仕組み自体は、命を守るための大切な反応なんだ。」
🍬 なぜ「甘いもの」が欲しくなるの?
🩷「でも、今は猛獣なんていませんよね…?」
🟣「せやけど脳にとっては、仕事のトラブルも人間関係も、全部“非常事態”なんや。」
🩸「ストレスがかかると、体は緊張状態になって
呼吸が速くなったり、心拍数が上がったりするよね。」
🟣「つまり、体全体がエネルギーをたくさん使う状態になるんや。」
🩸「さらにコルチゾールは、
レプチンやインスリン、ニューロペプチドY(NPY)といったホルモンを通して、
脳の“食欲中枢”や“報酬系”に影響を与えるんだ。」
🩷「報酬系…?」
🩸「簡単に言うと、
『高カロリーなものを、より魅力的に感じやすくする』仕組みだよ。」
🟣「せやからな、甘いもんが欲しくなるのは
『体がそれだけがんばっとる証拠』なんや。」
😵 「自分を責める」のが一番の落とし穴
🩸「ここで一番つらいのが、この流れ。」
甘いものを食べる
→「私ってダメだ」と自分を責める
→ それがさらにストレスになる
→ コルチゾールが増える
→ また甘いものが欲しくなる
🟣「これが、いわゆる“ドカ食いループ”や。」
🩷「うわぁ……完全にハマってました……。」
🟣「まずはな、
『自分は今、エネルギーが必要なほどがんばっとる』って認めてあげることや。」
🌿 ストレスをゆるめる3つの提案
🩸「『絶対ダメ!』と禁止するより、
こんな工夫をしてみてね。」
① 甘いものは「お薬」だと思って味わう
🩸「こっそり食べるより、
お気に入りのお皿に出して、ゆっくり味わおう。
“ちゃんと食べた”満足感は、ドカ食いを防ぎやすくなるよ。」
② 「5分」ブレーキタイムを作る
🩷「食べたくてたまらない時、
5分だけスマホを置いて、深呼吸してみてください。気持ちを落ち着かせる時間を作ることが大切です。」
🟣「こういう習慣を続けることで、
ストレス反応そのものがゆるみやすくなるんや。」
③ 甘いもの以外の「ご褒美」を持つ
🟣「お風呂、音楽、香り、ちょっとした休憩…。
甘いもん以外にも“ブレーキ”を踏める選択肢を
いくつか用意しとくとええで。」
🌟 今日のおさらい
🩸「今日のポイントはこの3つ!」
甘いもの欲は、意志の弱さではなくホルモンの反応
コルチゾールは体を守るために働いている
自分を責めると、ストレスが増えて逆効果
🩷「『猛獣と戦った自分への補給』だと思えば、
少し優しくなれそうです。」
🟣「それでええ。
無理せんと、ちゃんと休みなさい。」
📝 たいせつなひと言
🩸「どうしても甘いものが止まらない、
イライラが続くときは、体と心が限界のサインかも。」
🟣「一人で抱えんと、内科や心療内科の先生に
『最近しんどいんです』って相談するのも、
立派なセルフケアやで。」
🔙 前回の記事はこちら
➡️【第1回】ストレスって何者?「心の問題」じゃなく体で起きている話
📅 次回予告!
【ストレス編・第3回】
ストレスが続くと、なぜ眠れなくなる?
自律神経と「夜スイッチ」の話
🩷「布団に入ると、今日の反省会が始まっちゃうんです…。」
🟣「それ、スイッチの切り替えがうまくいってへんのやな。」
