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娘を『親』として認めた日、私はやっと手を放せた


娘たちが巣立ってから10年以上が経ちましたが、
最近やっと私にも「空の巣症候群」がやってきました。

いや・・これは第二波かもしれない。

今、まさにその状態だというお母さま
そして昨日までの私のように
まだそれを知らないお母さまへ
この想いを届けます。

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先日、娘が子供を連れて遊びに来ました。
三か月ぶりに、です。
実はちょっとした言葉のやりとりで
喧嘩のようになっていたんです。

もやもやっとした時間が流れる中
用意した食事も済み
たわいもない話をして、帰っていきました。

本当は謝りたかったのに、謝れませんでした。

娘の里帰り出産中はストレスフル&喧嘩ばかり


娘に謝れなっかった理由の前に
過去を振り返ると

娘たちが、そう遠くない場所へ嫁いだこともあり
三人とも、里帰りをして出産しました。

初孫を抱いたのは私がまだ41歳のころ。
体力だけはあったものの、
娘の産後を見るのは、
想像をはるかに超える過酷さでした。

大人になった娘を
いちから育てるわけではなく
親になった娘をサポートする。

この難しいミッション。

何度も喧嘩をしました。

つい「ママの時はね」と言ってしまう。

良かれと思っても、
本人に与えたプレッシャーは
大きかったはずなのに。

里帰り中の喧嘩の原因は
私が与えた
プレッシャーでした。

それを時々、口では反省してはいても、
まだ抜けない
「娘の為だから」という私のエゴ。

それが「エゴ」だったと最近
目が覚めたように
気づけた出来事がありました。
それが、謝れなかった理由に繋がっています。

子育てに悩む娘を目の当たりにした時

娘が子育てに、真剣に悩んでいる姿をみた時
思ったんです。

それは、乳飲み子時代ではなく
小学生に上がった子供の将来を考え悩む姿。

しっかり悩んで、考えて、試して反省して
また悩む。

これを繰り返している姿をみてハッとしたんです。

「ああ、親になったな」
私が謝る矛先は
「言ってはいけないことを言った」
んじゃなく
「親になったあなたを認めらずごめんね」
だったんです。

娘も闘っている、真剣だから闘っている

子育てはそれはそれは本当に毎日が闘いです。

楽しく幸せな事もたくさんあるけれど
人間臭い感情が
波のようにやってきて
洗っては汚れ、片づけては散らかるの永遠ループ。

これからずっとずっとこんな生活が続くのかな、
と時には落ち込む事だってある。

よい親になるための努力をすればするほど
自信がなくなり、また落ち込む。

どんなにスマートに育児を
「楽しんでいる」ように見えても
人が人を育てることは苦しみを伴うもの。

娘を親として「認める」ことは私の未熟さを受け入れることと繋がっていた


感情を受けとめ一緒に泣き、私を母親にしてくれた娘たち。

その娘が親になり悩んでいる様子をみて
やっと気付けました。

悩んで親になっていく姿を見て
もう手を放して認めよう。

空の巣を受け入れよう。

まだ、娘たちが遊びに来て帰った後
静まり返った台所で洗い物をすると涙がでるけど。

それでいい、と今は思えています。

まだ手を放せていないお母さんへ。 あなたの話を聞かせてください。



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