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苦しくて、友達にすがりついた日|ギャンブル依存症を受け入れて生きる②

今日、スロットに行きそうになった。

休みの日だった。
午前中にnoteと小説を書き終えて、一段落した瞬間だった。

その隙間に、スーッと入ってきた。

息抜きにどうしても行きたくなった。

最初は我慢しようとした。
でも、だんだん苦しくなってきた。

ソワソワして、落ち着かなくて、どうしようもできなくなった。

頭の中で何度も繰り返した。
行っても意味ない。

勝っても負けても、結局また苦しくなるだけ。
わかってる。わかってるのに、止まらない。

なんでこんな苦しい思いせないかんとやろ?

行ったら楽になるのに、って思ってしまう自分がいる。
それが、ただ悲しかった。


一人では、もうしんどいのを我慢できなくなってきた。

施設を出た仲間にLINEした。

でも仕事中で返事がなかった。

返事が来ても、行きたい気持ちが収まるかわからない。

それでも、誰かに言わないともう限界だった。

今度は、なんでも話せる女友達にLINEした。

「苦しい」って。「涙が出てくる」って。

しばらくして返事が来た。

「じゃあ今から山登り行こうか?」
それにすがりついた。

すぐに着替えて、準備して、飛び出した。
友達と、その中学生の子供と、3人で山を登った。

気持ちよかった。

山頂で、しばらく寝転がった。

綺麗な空、山々、遠くに見える海。
3人でただ眺めていた。



やっぱいいなー。
気持ちいいなー。
久しぶりだなー。

心から、安心できた。

スロットに行っていたら、数時間はホッとして、落ち着いたかもしれない。

でも、その代わりの代償が大きい。
勝っても負けても、後悔して自分を責める。

仲間や友達に行ったことを隠すか正直に言うか、悩んで悶々する。

またすぐ行きたくなる。そしてまた苦しくなる。
お金もなくなって、心の余裕も失われる。
罪悪感に苛まれる。

いいことがないのはわかってる。
でも、自分だけではやめられない。

それが依存症やから。

山頂で空を見上げながら、やっぱりこっちの方がいいって、心の底から思った。

でも、また明日からはわからない。

欲求はまた来る。その時はまた苦しくなる。

でも、やっと友達に助けを求めることができた。今までは自分を隠して、辛い、しんどい、耐えれないって言えなかった。

一人で抱えて耐えていただけ。

やっと、それができたことで、これから少し変わっていけるかもしれない。

こらからも、自分の依存症と付き合いながら、ずっと歩いていくしかない。

今日みたいな一日が、普通に送れるようになると。

そう信じて…

大学編、
抜け出せない蟻地獄へ
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