ノートに描いた、私だけの理想のデート➀(ノート編)
今日は、理想のデートを書く日だった。
そう決めていたから、ノートを開く前から少しだけ胸が弾んでいた。
誰かに合わせるんじゃなくて、
自分の好きな私で、
自分の好きな人と過ごす未来を描く。
その気持ちだけで、ページの白さが特別に見えた。
◆ 可愛い私を描く
最初に浮かんだのは、
その日に向かう“可愛い私”の姿だった。
エメラルド色のフィッシュテールスカート。
歩くたびにふわっと揺れて、
気持ちまで軽くなるような色と形。
合わせるのは、真っ白なTシャツ。
飾らないのに、
いちばん私らしいと思える組み合わせ。
耳には、小さな黄緑色のピアス。
光に透けるたびに、
さりげなく可愛い。
足元は、履き慣れたスニーカー。
無理しないで歩ける靴。
その全部が、
私にとっての“可愛い”だった。
今までみたいに、
相手の好みに寄せて、
流行に合わせて、
無理して“可愛い”を作るんじゃなくて。
今日は、
私が好きな私を描く日だった。
その日に着ていく服が決まったとき、
次に浮かんだのは——
“どんな時間を過ごしたいか”だった。
◆ 前の記事はこちら👇
◆ 次の記事はこちら👇
