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春眠暁を覚えなくない?

 寒い冬が終わり、心地よい春が訪れることを待ち望む人は多いのではないだろうか。妻もその1人で、妻は春が大好きだ。

 一方の私は、正直に言うと春は苦手だ。雑談で季節の好き嫌いの話は定番だと思うが、自分から積極的に季節の話題を持ち出すことは少ない。「春が苦手」などと言うと、何となく居心地が悪い状況になってしまいそうな気がする。

 なぜ苦手かというと、1番は花粉症である。部活など、学生時代から外で過ごす時間が長い生活を送っていたため、春は花粉症に苦しんできた。薬を飲んでもきつい。

 不思議なことに屋外での活動中は何とかなる。問題は就寝時だ。鼻水が出たり鼻が詰まったりと、とにかく息苦しい。悲しいことに、「春眠暁を覚えず」というような幸せな睡眠は取れないのである。

 また3月は生活環境を変える機会が多いせいか、個人的に最も体調を崩しやすい時季でもある。3月に体調を崩すと、新年度に向けて動く世界から取り残された感があってつらい。

 振り返ると、高校を卒業してからの約10年で6回も春先に引っ越しをした。幸いにも今年の春は引っ越しをしなくて済む。アメリカでは日本ほど花粉症に苦しめられることもない。

 今年は、「春眠暁を覚えず」な春になることを密かに期待している。


春先は空気がかすんでいる。そのせいで夕日の光が空全体に広がりやすいのだろうか(2023年4月)



きょうの1曲

アヴェ・マリア(カッチーニ)- 宮田大
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