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🇺🇸ニュージャージー州の謎法律

 アメリカ・ ニュージャージー州北部のバーゲン郡では、日曜日に営業している小売店が少ない。営業していても、衣料品や家具などが買えなかったり、お酒を購入できる時間が正午からだったりと制限がある。

 私は普段、平日に買い物をするので影響はないが、平日仕事の人は大変だと想像する。昨日、日曜日としては久しぶりに買い物へ出かけ、店頭の貼り紙を見て制限があることを思い出した。

 これはニュージャージー州の「Blue law(ブルーロー)」によるもので、起源は1700年代までさかのぼるという。もともとは安息日の日曜日に休息するという宗教的な考えに基づいて各地で制定されたが、現在では多くの地域で廃止されているようだ。

 バーゲン郡でいまだに施行され続けているのは、住民投票で廃止を退けてきたためだという。郡内には大型のショッピングモールが複数あり、周辺道路は混雑する。そのため、日曜日だけでも地域の平穏を守りたいという住民の願いが反映されているらしい。

 一方、一部の大型商業施設ではこの法律が守られていないとして、訴訟に発展しているニュースもある。

 日本で道路の混雑が課題となれば、それを改善するために道路改良をしたり公共交通機関を充実させたりする方向に話が進むだろう。日曜日の平穏を維持するために、見方によっては住民にとっても不便な法律を守り続けているというのはとても不思議なことに感じた。

 私が店を訪れたのはちょうど正午前の時間帯だった。買い物をしている間に12時過ぎとなり、無事にワインを買えた。ブルーローの「はざま」を実感した1日となった。


「日曜のアルコール販売は正午から」の貼り紙


参考

https://www.britannica.com/topic/blue-law



きょうの1曲

JVKE - golden hour



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