半年間同じテーマを読み続けた結果
いつも読んでるあなたなら、薄々気づいていることでしょう。
今年の1月から「ホロコースト文学」をひたすら読んできました。
メロディアスライブラリーで毎年1/27前後に、必ず取り上げられていたので、リスト化しました。
バックナンバーを調べたら15冊ありました。
更に新聞の書評やネット記事で気になって読んだものもあります。
・書籍リスト
・エヴァの震える朝
・乙女の密告
・夜と霧
・モーツァルトはおことわり
・夜と霧の隅で
・父さんの手紙はぜんぶおぼえた
・走れ、走って逃げろ
・あのころはフリードリヒがいた
・ムシェ 小さな英雄の物語
・夜
・アウシュヴィッツのお針子
・アウシュビッツの図書係
・アンネの日記
・1941年。パリの尋ね人
・ワルシャワ・ゲットー詩集
・滅ぼされたユダヤの民の歌
・四つの小さなパン切れ
・ある家族の会話
※以下、2024/12/06追加。
・アンネの童話
・私たちはどう生きるか
・世界でいちばん幸せな男
・オススメ
「これ面白そう!」と思ったものを読むのが一番ですが、迷っている人はこちらからよむといいでしょう。
・エヴァの震える朝
強制収容所だけでなく、解放された後の人生についても触れてます。
戦後40年経って書かれましたが、その間の苦悩が伝わってきました。
アンネ・フランク一家とも接点があるため、一定の知識があると取っ付きやすいです。
・アウシュビッツの図書係
本好きな人に読んでほしい1冊。
衣食住にも事欠く状態で、本を読む意味って何だろうかと考えさせられました。
自由に本が読める時代に生きてることを感謝です。
・モーツァルトはおことわり
こちらは全ページ絵があります。
文字の量が多い絵本というイメージです。
他の作品に比べて文章量が少ないため、本を読み慣れてない人にオススメ。
海の絵がキレイでした。
・夜
・乙女の密告
純文学が好きな人に、こちらの2冊をオススメします。
『乙女の密告』は過去に芥川賞受賞してます。
舞台は現代ですが、『アンネの日記』を巡る話です。
『夜』は、「純文学みたい」と感じました。
文章表現が細かく、繊細です。
想像を掻き立てられました。
・けっこう詳しくなれたのか
以前読んだ齋藤孝先生の本で、こんな文章を見つけました。
新書をたった5冊読むだけで、「全然知らない」Cランクから「けっこう詳しい」Aランクになれるのです。2冊読むだけでも「ちょっと詳しい」Bランク。「スーパー詳しい」Sランクは、20冊くらい読めればいけるでしょう。研究者レベルは2000冊かもしれませんが、一般の人の基準だったら、20冊でSランクです。
全部で18冊読みました。
Sランクまであと一歩でした。
※2024/12/06時点で21冊。
全て同じ時代の話ですが、立場が変われば、視点も変わります。
ホロコーストだからと言って、全てが強制収容所に連れて行かれたユダヤ人の話とは限りません。
終戦まで逃げ切った人もいます。
後世の人間が調査やインタビューをしたもの、
非ユダヤ人だけど、身近な人を助けてあげられずに歯がゆい想いをしてる人の話など様々です。
更に国も複数出てきます。
アンネ・フランクが有名なため、ドイツやオランダをイメージしてました。
チェコスロバキアやハンガリー、フランスなど周辺国にも影響があったのはこれらの本を読むまで知りませんでした。
・他人事とは思えなかった
今から約80年前、日本から離れたヨーロッパらで起こりました。
読めば読むほど、遠い世界の話とは思えませんでした。
人種差別や特定のグループの人たちへの偏見、暴力は現代の日本でも起こっています。
長男の診断が出てからは、他人事と思えなくなりました。
SNS上でどんなに素晴らしい発信をしていても、
タイムラインがヘイトスピーチで溢れてたり、
関連のリンクをシェアしてる人を見ると、
そっと閉じます。
その人自身の浅はかさを感じると同時に、
矛先が自分に向かいそうで怖いです。
・まとめ
同じテーマでなくても、同じ著者の本を一気に読むとより理解が進むと実感しました。
気になった著者の本を、最低10冊は読みます。
社会人なりたての頃に読んでた著者がいました。
最近、久しぶりに読んだら「私はこの人の知識が染みついている」と感じました。
一度ここまで読めば、読まなくなっても頭の中からそう簡単に消えないと実感しました。
テーマを決めて一気に読むのをやってみるのはどうでしょうか。
以上、ちえでした。
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