見出し画像

美ら海のそばで、子どもが一番笑った日ーロイヤルビューホテル美ら海に泊まる三泊目ー

📘 はじめて読む方へ
このお話は、冬の沖縄をめぐる家族旅行記の三話目になります。

前のお話はこちら👇
 👉風と水平線と、ほどけていく夜─ グランドメルキュール沖縄残波岬リゾートに泊まる沖縄二日目ー

一話目のお話はこちら👇
👉 冬の入口、旅の灯りがともる夜─ベッセルホテルカンパーナ沖縄に泊まる沖縄一日目─

✦ 1章 北へ向かう道──景色が変わっていく

二泊目のホテルを出て、
車は、沖縄の北へ向かう。

窓の外の景色が、
少しずつ、のんびりした色に変わっていく。

今日の宿は、
ロイヤルビューホテル美ら海

あの、
大人気の 美ら海水族館 の、すぐ隣にあるホテルだ。


✦ 2章 チェックイン前の寄り道──歩いて行ける特別

ホテルの駐車場に車を停め、
チェックインの手続きをすませる。
駐車場は、宿泊者無料だ。

でも、部屋に入るには、まだ少し早い時間。

「歩いて行ってみようか」

ホテルから水族館までは、
歩いて10分もかからない。

道路には、
水族館の駐車場へ向かう車の列。

それを横目に、
私たちは、歩いて進む。

この距離感が、
ほんとうに、ありがたい。


✦ 3章 無料エリア──知らなかった楽しさ

水族館の中に入るには、入館料が必要だけれど、
実はその外側にも、たくさんの施設がある。

イルカショーの オキちゃん劇場
ウミガメ館、
マナティー館。

しかも、
これらは、すべて無料。

「え、いいの?」

思わず、そんな声が出る。


✦ 4章 ウミガメ──好きがあふれる時間

亀が大好きな長男の希望で、
まずは、ウミガメの餌やり体験へ。

決まった時間になると、
餌を購入して、餌やりをすることができる。

ウミガメ館には、
今まで見たことがないくらい、たくさんのウミガメ。

キャベツを投げ入れると、
一斉に集まってきて、もぐもぐ食べる。

その姿が、なんともかわいい。

小さな赤ちゃん亀のコーナーもあって、
小さな身体で、必死に泳いでいる。

思わず、胸の奥が、きゅんとした。

結局、楽しくて、
二人とも、餌やりを二回ずつしていた。


✦ 5章 イルカショー──音楽と跳ねる影

次は、オキちゃん劇場へ。

音楽が流れ、
イルカたちが、勢いよく空を切る。

説明はほとんどなく、
雄大な景色をバックに、
音楽と、イルカの動きだけ。

それが、かえって新鮮で、
静かに心に残るショーだった。

ショーのあと、
先着順でイルカへの餌やりができると聞いて並んだけれど、
今回は、残念ながら間に合わず。

「次は、絶対やろうね」

そんな約束をして、
今日は、ホテルへ戻ることにした。

水族館は、明日のお楽しみ。


✦ 6章 部屋──扉を開けた瞬間

今回のお部屋は、別館。

ドアを開けると、
まず目に入ったのは、
大きなジンベエザメの写真。

ウミガメやイルカ、クマノミの写真。
そして――
ジンベエザメの、巨大なぬいぐるみ。

「……!」

長男は、少しだけ目を見開いて、
何も言わずに、そっとぬいぐるみを手に取った。

それからは、
部屋の中を移動するときは、
ずっと一緒に移動していて、
思わず笑ってしまった。

夜は、ベッドの横にそっと置いて、
少し安心したように眠っていた。

この部屋には、バスタブはないけれど、
系列ホテルの大浴場が使える。

そして何より、
ドラム式の洗濯乾燥機が、部屋にある。

パックの洗剤まで用意されていた。

ここまでの洗濯物を、
ぜんぶ片づけられる安心感。

……これは、
子連れには、神設備だ。


✦ 7章 ホテルの中が、遊び場

ロビーには、
大きなボーネルンドのトランポリンのようなキッズスペース。

そのまわりにも、
たくさんのおもちゃ。

子どもたちが遊んでいるのを眺めながら、
大人は、ウェルカムドリンクのドリンクバーで一息。

客室へ向かう通路には、
「ひかるらくがき水族館」。

ブラックライトに照らされた大きなキャンバスに、
自由にお絵描き。

スタンプラリーもあって、
小さな子にとっては、まさに天国。


✦ 8章 夜ごはん──家族でちょうどいい場所

夜は、車で5分ほどの
**ハナサキマルシェ**へ。

夜のイルミネーションが、とてもきれいで、
それだけで、気分が上がる。

食事は 海邦丸 で。

海ぶどう入りの海鮮丼。
あぐー豚のとんかつ。

子ども向けのメニューもあって、
大人が食べたい沖縄料理もそろっている。

家族みんなで入りやすくて、
とてもおいしい。

お店を出るころには、
長い行列。

人気なのも、納得だった。


✦ 9章 静かな夜──おみやげとアイス

食後は、おみやげ探し。

長男が、
自分とおそろいのものを、じぃじに選んで
自分のおこづかいで買っていた。

「じぃじ、よろこぶかな」

うん、きっと、喜ぶね。
長男のやさしさに、
心が、ほっと満たされる。

ホテル隣のコンビニで、
それぞれ、自分の好きなブルーシールアイスを買って、
部屋で、ゆっくり。

とても静かで、
よく眠れた夜だった。


✦ 10章 朝食──ほっとする味

朝食。

ここでも、
まぐろの海鮮丼が作れる。

でも、今回いちばん気に入ったのは、沖縄そば。

自分でゆでて、
野菜の炒めものをたっぷりのせる。

ほっとする味で、
少し疲れ気味だった胃が、やさしく落ち着く。

子どもたちは、
自動で焼けるホットケーキ機に夢中。

チョコソースやスプレーチョコで、
自分だけのデザート作り。

揚げたてのサーターアンダギーも並んでいた。


✦ 11章 朝の水族館──何度見ても、立ち止まる場所

ホテルを出て、向かったのは 美ら海水族館

何度か来たことはあるけれど、
やっぱり、ここは特別だ。

大きな水槽の中を、
ジンベエザメやマンタが、ゆっくり、悠々と泳いでいる。

ただ見ているだけなのに、
時間が、すっと溶けていく。

前からだけじゃなく、
下から見上げることもできて、
ジンベエザメやマンタの大きさに、思わず息をのむ。

大水槽の横には、水槽を眺めながら過ごせるカフェや、
水槽を“シアター”のようにして、
ただ、ぼうっと眺めるための場所も用意されている。

年末で人は多かったけれど、
水族館のすぐ隣のホテルだったから、朝早く来ることができた。

ぎゅうぎゅう、というほどではなく、
ちゃんと立ち止まって、味わえる。

「近くに泊まる」
それだけで、こんなにも違うんだな、と改めて思った。

水族館が大好きな息子たちも、
最後まで、目を輝かせていた。


✦ 12章 森へ向かう──フクギ並木へ

水族館をあとにして、歩いて向かったのは 備瀬のフクギ並木

水族館から、10分ほど。

入り口のあたりには、水牛の姿。
水牛車で、ゆっくり散策することもできるみたいだ。

今回は、自転車を借りることにした。

下の子は、最近やっと、補助輪なしで乗れるようになったばかり。
ちょっと誇らしげで、張り切っている。

このお店には、補助輪つきの自転車も用意されていた。
今まで、家族でサイクリングをしたくても、
補助輪付がなく、あきらめたことが多かった。

小さい子連れには、
とてもありがたいお店だな。


✦ 13章 風の道──心に残ったサイクリング

木々に囲まれた、細い道を、ゆっくり走る。

道ばたにはブーゲンビリアの花が咲いていて、
赤い色が、ふっと目に入る。

暑くもなく、寒くもなく。
ただ、風が、とても気持ちいい。

この旅で、
いちばん心に残ったのは、
もしかしたら、この、のんびりした時間
だったかもしれない。


✦ 14章 海に出る──ヤドカリと、きらきら

しばらく走ると、視界がひらけて、ビーチに出た。

普通の貝だと思って見ていたら、
ちょこん、と足が出てきて、びっくり。

みんなで、ヤドカリ探し、開始。

「いた!」

子どもたちは、大喜び。

透明で、きらきらした海。
12月とは思えないほど、暖かく、
潮風が心地良い。

時間を忘れて、磯遊び。

ただ夢中になって遊ぶ、
その姿を見ているだけで、
ここにきて良かったなと、しみじみ思う。


✦ 15章 海風のごはん──ちょうどいい満足

自転車を返すと、
こどもたちの
「お腹、すいた〜」の声。

向かったのは、
フクギ並木の入り口近くにある
Sea Side Cafe & Bar BULL’s

アメリカンな雰囲気の店内。
外の席に出ると、目の前は海。

ガーリックシュリンプ、ポテト、から揚げ。
どれも、ボリュームたっぷりだ。

海風に吹かれながら、
きれいな海を眺めて食べる軽食は、
どうしてこんなにおいしいんだろう。

席の前には、さりげなく置かれたサンゴ。

「今日、すっごく楽しいね」

こどもたちが、二人で話していて、
思わず笑みがこぼれた。

✦ 終章 ここが、いちばん楽しかった

今回泊まったホテルから水族館までは、歩いて10分くらい。

このホテルなら、
早朝や夕方の人の少ない時間に
ゆっくり水族館を楽しむことができる。

混雑しがちな美ら海水族館。
この距離、この近さは、本当にありがたい。

長男は今でも、
「このホテルが、いちばん楽しかった」
と言っている。

立地がいい、というだけじゃない。
子どもが、安心して、のびのび過ごせる場所だった。

大きなキッズスペースがあって、
洗濯ができるきれいな部屋があって、
思い立ったら、歩いて水族館へ行ける。

ひとつひとつは小さなことなのに、
それが重なると、旅は、ぐっと楽になる。

子どもが楽しいと、
大人も、自然と肩の力が抜ける。

「ちゃんと楽しめたね」
そんな気持ちを、そっと残してくれる。

とても素敵なホテルだった。


📌 Information

🏨 ロイヤルビューホテル美ら海

・立地
沖縄本島北部・本部町
美ら海水族館 のすぐ隣
ホテルから徒歩で海洋博公園へアクセス可能

・チェックイン/アウト
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00

※駐車場は、無料。
※徒歩で海洋博公園を回れる立地のため、とても便利。

・客室(別館)
・水族館モチーフの内装
・ジンベエザメの大型ぬいぐるみあり
・バスタブなし(シャワーのみ)
・系列ホテルの大浴場を利用可能
客室内にドラム式洗濯乾燥機あり(洗剤付き)
→ 子連れ・連泊には本当にありがたい設備

・ファミリー向けポイント
・広いキッズスペース(ボーネルンド遊具あり)
・ロビーにウェルカムドリンクバー
・「ひかるらくがき水族館」(ブラックライトお絵かき)
・スタンプラリーあり
・小さな子どもが“退屈しない”仕掛けが豊富

・朝食
・まぐろを使った海鮮丼
・沖縄そば(自分でゆでるスタイル)
・自動ホットケーキマシン
・揚げたてサーターアンダギー
・子どもも大人も楽しめる内容


🚶‍♂️ 周辺情報

🐟 美ら海水族館

・ホテルから徒歩10分以内
・開館直後の入館がしやすい立地
・混雑前にゆっくり回れるのが最大のメリット

※水族館の外施設(無料)

  • ウミガメ館(餌やり体験あり/時間制)

  • マナティー館

  • オキちゃん劇場(イルカショー)


🌴 エメラルドビーチ

・海洋博公園内
・白砂と遠浅のビーチ
・子ども連れでも安心
・夕方の散歩にも気持ちいい場所


🛍 ハナサキマルシェ

・ホテルから車で約5分
・飲食店・お土産店が集まるエリア
・夜のイルミネーションがきれい
・家族で入りやすいお店が多い


🌳 備瀬のフクギ並木

・ホテルから徒歩または車ですぐ
・木々のトンネルのような静かな道
・ベビーカーでも歩きやすい
・観光地なのに、時間がゆっくり流れる場所


📗 前のお話はこちら👇
👉風と水平線と、ほどけていく夜─ グランドメルキュール沖縄残波岬リゾートに泊まる沖縄二日目ー

📗 次のお話はこちら👇
👉ぎゅうぎゅうのソファと、最後の夜─TWIN-LINE HOTEL YANBARU OKINAWA JAPANに泊まる沖縄四泊目ー


🧳 これまでのおはなし


👉 🌸旅のものがたりのマガジンを読む

🌿 旅のものがたり とは?

家族で出かけた小さな旅を、
そっと物語のように綴っていくシリーズです。

そこで出会った景色、
子どもたちの“できた”がふわりと灯る瞬間、
帰り道に胸の奥に残ったあたたかさ。

そんな一つひとつを、
静かに、大切に書きとめています。

🌙 次の旅のおはなしも、またゆっくり読んでもらえたら嬉しいです🍃


シリーズ全体を読む
👉 🌕レオくんとめぐるやさしい世界へようこそ(ページの見方の地図)
👉 🌿はじめまして(プロフィール)

🐢 シリーズ案内

プロフィール

🌿司法書士ママ|みか
平成19年司法書士試験合格。
売買・相続などの不動産登記や会社・法人登記に15年以上たずさわっています。
家族の物語とともに、法律を“絵本のようにやさしく”お届けしていきます🍃

👉はじめましての記事を読む


🐢レオくんからひとこと

「ぼくも、まいにち けんたくん・ゆうたくんと まなびちゅう🐢💚」

いいなと思ったら応援しよう!

みか よろしければ、応援いただけますと、とっても嬉しいです💫 いただいたチップは、書籍購入など、もっと良いお話を書くための費用に使わせていただきます🍃