芸術の中心でフレンチトーストを食す
〜NHK日曜美術館50年展〜
台風が過ぎ去り、一過というには薄曇りで暑くもなく寒くもない丁度良い天気の日に休みが重なったためかねてから行きたかった美術展に行ってきました。
東京藝術大学の美術館で行われているNHK日曜美術館50年展。
子どもの頃は、親が日曜の朝から妙に落ち着いた番組を食い入るように見ていて何が面白いんだろうと思ってましたが、歳を重ね、それを理解できる年齢に。
東京藝大は上野の森にあります。
上野駅を出発して、、

往時のターミナル駅としての貫禄ありますね
パンダはいなくなってしまったけれどパンダ橋をわたると、
左に曲がれば上野の森美術館。
いまはついに大ゴッホ展が東京で開催されているのでそちらに向かう人が多かったですが、自分は以前に神戸で見たので今回は右に曲がります。

上野駅公園口側に立つとたくさんの修学旅行生と、外国の人、もちろん美術芸術好きそうな年配の方も多数。
まっすぐ進むと上野動物園ですが、その手前を右折して、シックな色調のスタバを左に入ると藝大に向かう森の小径(?)。
バイオリンを背負って同じ道を歩いている若い人もいて、ああ、藝大生なのかな、なんて勝手にリスペクトしてしまいます。
しかしいいところにあるな、藝大。
公園口から歩くこと約10分、無事到着。


模様はリバースグラフィティなのかな
(こちらは芸術学部、道を挟んで反対側が音楽学部)

わざわざセブンイレブンで110円の手数料を払って事前にチケットを買ってきましたが、当日でも普通に売ってました…
中に入ると、3階と地下の展示室に分かれています。

日曜美術館といえばこれでしょう、ロダンの考える人!

撮影OKマークのある作品は撮影可能です。
学芸員の勉強のときに作品の保存については勉強しますからね、光の影響を受け易い作品はフラッシュNGです。あとは所有者との版権問題ですね。

実習でテグスとめ習ったな


通常、美術展というと作家や時代で区切った展示になることが多いのですがこの展示会はあくまで日曜美術館という番組がバックボーンとなり、そこで取り上げた作品、当代随一の芸術家たちがインスパイアされた作品をメインに展示しているのでジャンルが広くとても楽しめました。
縄文式土器もあれば工芸品、着物の染色、もちろん油絵も。
そしてそれぞれの作品を取り上げた際のアーティストたちの言葉も列記してあったりします。
いくつかメモしてきました。(微妙に違っていたらスミマセン)
森口花弘氏 染織家
「伝統っていうことはその精神を継いでいるものがある。これが大事ですね。技術もですがね、精神ですね。」
富永愛 俳優・モデル
「自然のすべてのことがたぶん象徴として入っているんだと思います。だって自然の中で生きていたので。」
伝統は技術だけではなく、精神である、また芸術は自然の影響を少なからず受けている。
そういうものを、姿かたちあるもので表現出来て、後世に残せる芸術家というものに尊敬とある種の羨ましさを感じましたね。
芸術鑑賞のあとは五臓六腑の涵養に
東京藝大をあとにして、お腹が空いたのでせっかくですからお隣の国立博物館のレストランに。国立博物館のレストランはカフェも含めてオークラが運営しているので美味しいのです。
都内にも高級ホテルたくさんありますが、やっぱり日本のホテルが落ち着くし食事もいい気がします。オークラ、帝国、パレスの3傑かな。あくまで個人的主観です。

国立博物館は、年パスがあれば1年間入り放題!
以前に記事書きました
せっかくのオークラ系列なので、フレンチトーストを頂きましょう。
フレンチトーストは法隆寺宝物館にあります。

幸い、平日なのでレストランは空いていました。
頼んで約10分、お目当てのフレンチトースト降臨!
虎ノ門にあるオークラの朝食ビュッフェでも、美味しいパンは多数食べられますがフレンチトーストは別注だったかと。
それが1500円で落ち着いたこの場所で食べられるとはありがたや。

アイスと季節のフルーツを添えて

だがしかし!!
素敵な美術展をみて、美味しいフレンチトーストを食べて大満足の休日のハズでしたが、、、
なんと!
国立博物館のレストランからオークラが撤退と
しかも6/7の日曜日が最終と⋯
悲しい、あまりにも悲しい…
今からでもなんとかならないのかなー
この落ち着いた場所でのオークラクオリティの喫茶がなくなってしまうのは国家にとっての損失では
次の事業者はまだ決まっていないとのこと。。
ぜひぜひ、素敵で美味しいレストランになることを願ってます。
