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30歳までの人生は、ジェットコースターだった。

30年しか生きていないけれど、

振り返ると、私の人生はジェットコースターみたいだった。

25歳で結婚した。

同じ頃、仕事でも少しずつ評価してもらえるようになった。

最年少でMVPをいただき、マネージャーにも昇進した。

「人生って、こんなにうまくいくものなんだ。」

本気でそう思っていた。

27歳で娘が生まれた。

人生で初めて、自分より大切だと思える存在ができた。

仕事にもさらに力が入り、新しい挑戦も任せてもらえるようになった。

28歳で家を建てた。

間取りを考えて、家具を選んで。

「娘はこの部屋を使うのかな。」

そんな未来を想像する時間が、とても幸せだった。



でも、その幸せは長くは続かなかった。

29歳で、娘と二人で歩んでいくことになった。

あの頃は、周りから結婚式の招待状が届くことが続いた。

「おめでとう。」

心からそう思う一方で、

私の人生だけが、みんなとは逆方向へ進んでいるような気がしていた。

娘をちゃんと育てていけるのか。

仕事は続けられるのか。

この先の人生がどうなるのか、本当に分からなかった。



それでも、

時間は少しずつ前に進めてくれた。

仕事では人事として、たくさんの人生の分岐点に立ち会っている。

家では父親として、毎日娘と笑ったり、悩んだりしている。

30歳までに、

結婚も、子どもの誕生も、家づくりも、転職も経験した。

振り返ると、

人生の節目を、少し早足で歩いてきたような気がする。

だからなのか、

昔なら大きく感じていた出来事も、

「何とかなる。」

そう思える日が増えた。

強くなったわけじゃない。

何度か落ちても、

また上っていけることを知っただけなのかもしれない。



ジェットコースターは、

上る時間もあれば、下る時間もある。

どちらかだけでは、

きっとジェットコースターにはならない。

今も、これから先どうなるかは分からない。

また急降下する日が来るのかもしれない。

それでも娘と笑いながら、

今日という景色を楽しめたら、それで十分なのかもしれない。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

このnoteでは、シングルファザーとしての子育てや、人事の仕事を通して感じたことを、一つひとつ言葉にしています。

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