「はじめまして。55歳の経営者が、AIと仲間と一緒に「望む人生を生きる会社」をつくっています」
はじめまして。あみくらひろし、通称「七軍曹」です。
長野県茅野市でエルハウスという住宅会社のCEOをしながら、Live Our Journeys(LOJ)という会社を立ち上げました。
私たちが大切にしている言葉があります。
かなわない夢はない。
きれいごとのスローガンではありません。毎日の経営の中で、本気で実験していることです。人は何のために働くのか。会社は何のために存在するのか。組織は人を管理するためにあるのか、それとも一人ひとりが望む人生を生きるための器になれるのか。私は、そんな問いを持ちながら、日々経営をしています。
このnoteで書いていること
走りながら考え、迷いながら決め、試しながら形にしている。このnoteは、その実況中継です。
完成された正解を上から語るためのnoteではありません。経営の現場で考えていること、実験していること、うまくいったこと、まだ途中のことを、できるだけ正直に書いています。
人生には良いと感じることも、苦しいことも、悔しいことも、不安になることもある。でも、それらはすべて人生の材料になります。うまくいったことだけが価値ではない。迷ったこと、つまずいたこと、遠回りしたことも、あとから振り返れば、その人らしい人生をつくる体験になります。だから私は、良いことも悪いと感じることも、認めて受け入れて許しながら、前に進んでいきます。このnoteも、その姿勢で書いています。
会社は、人を管理する場所ではなく、人生を広げる場所にできる
私たちが目指しているのは、ピラミッド型の組織ではありません。
上の人が命令し、下の人が従う。上司が正解を持ち、部下がそれに合わせる。会社の都合に、人の人生を合わせていく。そういう組織ではなく、一人ひとりが自分の人生を持ち寄れる組織をつくりたいと思っています。
イメージとして近いのは、スイミーです。一人ひとりは違う。得意なことも、過去の経験も、大切にしている価値観も、人生で乗り越えてきたことも違う。だからこそ、それぞれが自分の役割を持ち寄ったとき、大きな一つの生命体のように動くことができます。誰か一人が偉いのでも、正解を持っているのでもない。ある場面ではリーダーになり、別の場面ではフォロワーになる。状況に応じて役割が変わっていく組織を、私たちは目指しています。
なぜ「望む人生」なのか
売上や利益を否定しているわけではありません。会社である以上、それは大切です。ただ、売上や利益は目的ではなく、より良い未来をつくるための手段です。
本当に大切なのは、そこで働く人が自分の人生をどう生きるのか。お客様が、家づくりや不動産、移住、解体、空き家活用という人生の分岐点で、どんな未来を選ぶのか。私たちの事業が、地域や社会にどのような良い循環を生み出すのか。だから私たちは「望む人生を生きる」という言葉を大切にしています。
望む人生とは、わがままに生きることではありません。楽なことだけを選ぶことでも、誰かに勝つことでも、認められることだけを目的にすることでもない。自分の内側から出てくる願いに正直になり、その願いに対して責任を持って生きることです。自分は何を大切にしたいのか。誰と生きたいのか。どんな仕事を通じて、誰の役に立ちたいのか。その問いに向き合い続けることだと思っています。
AIは、経営者の右腕になる
経営者としての経験が、もう30年近くになります。組織のこと、採用のこと、営業のこと、家づくり、地域、働き方、人生──その30年の間に考えてきたことは、頭の中に膨大に積み上がっています。ただ、それをすべて言葉にするのは、簡単ではありませんでした。
そこでAIを使い始めました。
私にとってAIは、単なる道具でも、代わりに何かをやってくれる便利な機械でもありません。共に考える存在です。自分の中にある言葉にならないものを、問いによって引き出してくれる。バラバラに見えていた経験を、構造化してくれる。過去の出来事と、今の経営と、未来の構想をつないでくれる。
特に50代以上の経営者にとって、AIは大きな可能性を持っていると感じています。なぜなら、経験という最大の資産がすでにあるからです。成功も、失敗も、迷いも、決断も、人との出会いも、別れも、修羅場も。AIはその経験をゼロから作ることはできません。でも、それを言葉にし、整理し、次の世代に渡せる形にすることはできます。だから私は、50代の経営者こそAIを使った方がいいと思っています。
20代30代の人にも伝えたいこと
このnoteでは、20代30代の方に向けた記事も書いています。
経営をしてきた中で、多くの若い人たちが、自分の人生のハンドルを誰かに預けてしまっているように感じることがあります。責めているのではありません。私自身も、30代のころ、自分の人生のハンドルが本当に自分にあるとは思えていなかった。
でもどこかのタイミングで、自分の人生を自分に取り戻す必要があります。誰かの評価のために生きるのではなく、自分が本当に望む方向へ、一歩ずつ進んでいく。そのために必要なのは、特別な才能ではありません。まず、自分が今どこにいるのかを知ること。何を怒っているのか、何を怖がっているのか、何を本当は望んでいるのか。そこに気づくことから、人生は変わり始めます。
採用に興味を持ってくださった方へ
エルハウスやLive Our Journeysに興味を持ってくださった方に、一つだけ知っておいてほしいことがあります。
私たちは、単に人手が足りないから採用したいわけではありません。その人の過去の経験、価値観、得意なこと、やってみたいこと、そして社会から求められていることが重なる場所に、新しい仕事や役割が生まれる。そういう採用をしていきたいと思っています。
もちろん、仕事ですから責任はあります。甘くはありません。でも、その責任の中にこそ成長があります。自分の人生を広げる体験があります。仲間とともに、一人ではできなかった未来をつくる喜びがあります。私たちは、そんな仲間と出会いたいと思っています。
どの記事から読めばいいか
このnoteには、いくつかのマガジンがある。初めて来てくださった方のために、どこから読めばいいかを整理しておく。
組織づくりや経営の本質に関心がある方へ
「望む人生を生きる組織論」
会社は何のためにあるのか。人はどう働くと力を発揮できるのか。売上や利益と、人の幸せはどう両立できるのか。そんな問いに向き合っているマガジンだ。ピラミッドではなく、スイミー型の組織をつくるために考えてきたことを書いている。
経営の現場をリアルタイムで読みたい方へ
「現場から未来へ──CEO週報|2026」
完成された答えではなく、経営者が今まさに考えていることを読みたい方に向いている。毎週の社内会議で語った言葉を起点に、経営の本質を掘り下げている。体系的な理論ではなく、現場で生まれた問いと気づきをそのまま届ける。
50代・60代で、経営の後半戦を考えている方へ
「50代60代の男の経営者の方へ」
子どもが巣立ち、親を見送り、ローンが終わった先の「空白」に立ち止まったことはないか。成功体験を手放し、錆びた武器を磨き直す。50代は、復活する。そう信じている方に読んでほしいマガジンだ。
工務店・住宅会社の経営者の方へ
「工務店経営者へ|幼虫のまま飛ぼうとするな」
大手ハウスメーカーと戦う必要はない。10人の工務店が、大手と戦わずに無敵になる方法がある。共通言語、仕組み化、AI活用──30年間の実践の中で、うまくいったことだけを書いているシリーズだ。
20代・30代で、働き方や人生に迷っている方へ
「20代30代へ──自分の人生を取り戻す働き方」
「やりたくないことを、やらされている」──その感覚は、意志が弱いのではない。仕組みが間違っているだけだ。指示待ちから抜け出す一歩、複利の効く生き方、自己決定感を持って動くということ。20年前の自分自身に向けて書いているシリーズでもある。
変わりたいのに変われない、と感じている方へ
「脳が喜ぶ生き方を選んだら、気づけば望む人生を生きていた」
意志が弱いのではない。脳の仕組みをまだ味方につけていないだけだ。RAS、ホメオスタシス、扁桃体、ドーパミン──脳の仕組みを知れば、人生は自分で選べるようになる。そのことを、できるだけわかりやすく書いているシリーズだ。
エルハウスでの働き方に興味がある方へ
「Journeys Play──LHOUSEで働くという選択」
採用ページだけでは伝わりにくい、会社の空気感や価値観を感じていただけると思う。望む人生を生きることに、本気でありたい。だからLHOUSEでは、仕事も、仕事じゃないことも、どちらも本気だ。
長野県で土地をお探しの方へ
「信州土地選び3つの法則」
広告に出る前の良い土地を、誰よりも早く手に入れる方法がある。宅建士として、現場を歩いてきた中で気がついた、土地選びの本質を書いている。「いい土地が出てこない」と感じている方ほど、読んでほしいシリーズだ。
このnoteが目指していること
このnoteは、単なる情報発信ではありません。
私自身の思考を整理する場所でもあり、仲間に向けた共有の場でもあり、採用に関心を持ってくださる方への入口でもあり、20代30代の方に向けた人生の応援メッセージでもあります。そして何より、望む人生を生きる人を増やすための場所です。
人生は、いつからでも選び直せます。過去をなかったことにはできません。すぐに環境が変わるわけでもありません。でも、過去の意味づけは変えられます。今の一歩は選べます。未来に向かう方向は、自分で決めることができます。良いと感じる体験も、悪いと感じる体験も、すべてを人生の材料にしていく。その先に、自分らしい人生があります。
最後に
未来は明るいと思っています。人生は楽しいものだと思っています。
もちろん、毎日が順風満帆という意味ではありません。大変な日も、不安になる日も、思うようにいかない日もある。でも、それも含めて人生です。その一つひとつを自分の人生の材料に変えていけるなら、私たちは何度でも前に進めます。
このnoteが、あなたにとって──
自分の人生を、もう一度自分で選んでみよう。
そう思える小さなきっかけになれば嬉しいです。ここには、完成された正解ではなく、今まさに「望む人生を生きる会社」をつくっている途中の記録があります。
Live Our Journeys──かなわない夢はない、望む人生を手に入れよう。
追伸:私が「七軍曹」と名乗る理由
鬼軍曹という言葉がある。厳しい指導者を指す言葉として、日本語の中に昔から存在している。私がこの言葉に惹かれたのは「鬼」の部分ではなく、「軍曹」という階級だった。大将でも中将でもない。前線で泥を被り、兵士と同じ飯を食い、同じ汗をかく存在。それが軍曹だ。
私がエルハウスのオーナーになったのは、48歳近くのことだった。それまでの長い年月、私はサラリーマン経営者として現場を歩き続けた。指示を出す人間ではなく、一緒に走る人間。トレーナーであり、コーチであり、現場の人間だった。だから私は大将にはなれない。なりたくもない。
ただ、軍曹には一つの顔だけでは足りないと気がついた。百キロを超えるウルトラマラソンを走り、毎日筋トレをし、経営を語り、哲学を考える。意識レベルを探り、七つの習慣を実践し、縁を結び、場を作る。それらはすべて私という人間の一部であり、どれか一つが私のすべてではない。七つの顔がある。だから七軍曹だ。
鬼軍曹 ── 限界の一歩先へ 自分より高いところにあえてチャレンジする顔。ウルトラマラソンで100キロを走るのも、266キロに挑むのも、この顔があるからだ。人間は「限界だ」と思った場所から、まだ動ける。心地よい場所にいると、人は成長しない。怖い、無理かもしれないと思うところへ踏み出す経験が、人を変える。
仏軍曹 ── 整う時間を作る 鬼の対極にある顔。交感神経優位の状態が続けば、人は壊れる。スマホを置いて、森の中に入り、時には瞑想する。ドーパミンだけの幸せではなく、オキシトシンとセロトニンの幸せを取り戻す時間だ。副交感神経が優位になったとき、人は本当に整う。
練軍曹 ── 1.01の複利で積み上げる 鍛錬の顔。1.01の365乗は37.8になる。0.99の365乗は0.03になる。たった0.02の差が、一年後にこれだけの差を生む。筋肉も走力も、一日ではつかない。毎日仲間と習慣をシェアしながら、複利で積み上げていく。
覚軍曹 ── 知識を現場に持ち込む 意識レベルの十七段階、七つの習慣、NLP、個性心理学。知っているだけでは何も変わらない。実際に現場で使ってみて、うまくいったこと、失敗したことをシェアして初めて、知識が血肉になる。覚醒は、本を閉じたあとに起きる。
縁軍曹 ── 縁を設計し、群れを作る エルハウスはピラミッド組織ではない。スイミー組織だ。全員がリーダーであり、全員がフォロワーだ。あるプロジェクトではリーダーだった人が、別のプロジェクトではフォロワーになる。上下ではなく、役割が変わる。どの個性とどの個性をつなぐか。その眼を持つことが縁軍曹の仕事だ。
祝軍曹 ── 先に祝う エルハウスでは予祝会をよく開く。まだ起きていないことを、すでに起きたこととして祝う日本古来の習慣だ。修行と祝宴はひとつながりの道にある。共に場を作り、共に祝うことで、未来が引き寄せられる。
変軍曹 ── 解釈が、人を変容させる これが七つの中で、最も深い顔だ。人生では個性、育ちなどのサイコロが振られる。振られた目を変えることはできない。でも、どう解釈するか、何回振るかは自分が決められる。必要なことしか起きない。起きていることが必要だ。自己決定感のある受け身、それが究極の主体性だと思っている。解釈が変わるとき、人は変容する。それが変軍曹だ。
七つのサイクルを回すことで、経営者として、人間として豊かになる。それが七軍曹だ。大将ではなく、軍曹として。
