見出し画像

【子育て×アーユルヴェーダ×作業療法】宿題に猪突猛進する子の「火消し失敗談」

夏休み初日
『夏休みの宿題全部やる!』
そう言って、次の活動になかなか移れない子。
いったん区切りになったと思ったら、
知っている漢字をホワイトボーンに書き始め、スタッフみんなに説明を始め
やめられない。
「ちょっと一息つかせよう」と、
ぬるめの足湯を用意した。
体をゆるめて、落ち着いてほしかった。ところが、足湯から上がった彼は、
リラックスするどころかブレーキの壊れたマシーン状態に。
初めて行った工作の説明を全く聞くことができず、
『知ってる!』
『分かった!』
と早合点のまま作り始めて、失敗をした。

良かれと思ったぬるめの足湯が、
まさかの裏目に……。
落ち着いて分析し直してみた。


アーユルヴェーダ的に考えると
あの時の彼は
「ピッタ(火)」と「ヴァータ(風)」
2つのドーシャが、お互いを煽り合いながら過剰に高まっていた状態と考えられる。
目標に向かって突き進む「火(ピッタ)」のエネルギーが限界まで高まっていた状態。
いわば戦闘モード(交感神経バリバリ)だ。
そこに「ぬるま湯」という優しい刺激を与えたことで、火が完全に消えないまま血流だけがアップ。さらに、ぬるま湯が持つ「水の要素(ゆるみ・流れ)」が加わって、ネジが緩んだようにコントロールが効かなくなってしまったのだ。
頭がカーッと熱くなっている
過集中モードの時は、ぬるま湯よりも
もっと「冷ます(常温のタオルで拭くなど)」ことをした方が、ピリピリした火を鎮めるには効果的だった。

作業療法士的に考えても
スピードや衝撃による強い刺激をが欲して興奮状態になり、自力でブレーキがかけられなくなっていたと考えられる。対策として活動前にジャンプなどの激しい遊びで体(脳)に強い刺激を先回りして与えて満たしておくことも試せると良かった。

良かれと思ったケアも、その時の子どもの「エネルギー状態」によって、毒にも薬にもなるんだなと深く実感した。
そして、猛進している時は途中で止めず、やりきって疲れたタイミングでケアすると、一気にリラックスモードに入る。
セサミオイルなどを足裏にすり込み、
靴下を履かせることで「油の重み」があって初めて、風のソワソワが止まる。

次にあの「全部やるモード」に入りそうな時は、前もってトランポリンバランスボールで刺激を入れておきたい。それでも「全部やるモード」に入ったら、まずはやらせきって、エネルギーを出し切ったタイミングでオイルケアを試してみようと思う。
子育て×アーユルヴェーダ×作業療法
奥が深い!

いいなと思ったら応援しよう!