ひとつの部屋に、静かな寝室をつくる[#5]
1Rって、便利だけど意外とストレスが多い。
そんな感覚、少しわかります。
ベッドが丸見えだと生活感が出やすいし、
来客があると一気に落ち着かない。
仕事終わりに帰ってきても、寝る場所とくつろぐ場所が同じだと、
頭の切り替えがうまくいかないこともあります。
今回は、そんなひとつの空間の中に
静かに休める寝室の場所をつくることを考えてみました。
Before

ひとつの部屋で暮らしていると、
便利さと引き換えに、空間の役割が少し曖昧になりやすい気がします。
くつろぐ場所。
寝る場所。
仕事する場所。
それぞれが重なっていると、部屋としては使えても、
気持ちは少し落ち着きにくい。
だから今回は、広さを増やすより先に、
休む場所の輪郭をどうつくるか を考えました。
目指した空気
目指したのは、
部屋を大きく変えることより、
ひとつの空間の中に“休むための静けさ”を差し込むことです。
寝室が独立していなくても、
見え方と切り替え方が変わるだけで、
部屋の居心地はかなり変わる。
今回はその読み替えを、
夜型向けと朝型向けの2方向で考えています。
After1:夜型向け(落ち着き・切り替え重視)

夜の時間が長い人向け。
仕事終わりに帰ってきて、静かにスイッチを切り替えられるようにした案です。
記事でも、After1は 電球色寄り+間接光、ベッドを見えにくくする配置、深めトーン が軸になっていました。
▶「帰宅後にゆっくりしたい」「夜に作業することが多い」人におすすめ
After2:朝型向け(軽さ・気持ちよさ重視)

朝の時間を気持ちよく始めたい人向け。
光と抜け感を優先して、部屋を軽く見せる方向です。
こちらは 自然光を邪魔しない配置、明るめトーン、取り出しやすい収納 が軸です。
▶ 「朝に整えて出かけたい」「部屋は明るい方が好き」人におすすめ

ひとつの部屋の中に、休む場所をつくるという考え方
寝室をつくるというと、
つい「部屋を分けること」を考えがちです。
でも実際には、
ちゃんと壁で区切らなくても、
見え方と動き方が変わるだけで、休みやすさはつくれる 気がします。
今の記事でもポイントは、
寝室を見えにくくすること
オン/オフを切り替えられる配置にすること
物が増えても散らかって見えにくい仕組みにすること
の3つでした。
つまり大事なのは、
寝室を“つくる”ことより、
休むための気配をつくることなのかもしれません。
こう整えると、少し切り替えやすくなる
1. ベッドを見えにくくする
ベッドが入口から丸見えだと、
部屋全体が一気に生活の場所として見えやすくなります。
今の記事でも、ベッド位置を固定し、視線の抜けを確保しながら
入口から見えにくい位置に置くことが大きなポイントになっていました。
2. 収納は“隠す寄り”にする
服、カバン、日用品。
こういうものが目に入りすぎると、部屋はすぐに散らかって見えます。
記事でも、隠す収納に寄せること が明確に書かれていて、
ここは生活感を抑えるうえでかなり大きい。
3. 光を分ける
作業する光。
くつろぐ光。
眠る前の光。
全部が同じだと、部屋の気分もずっと同じままになりやすい。
今の記事でも、照明を分けることでオンオフの切り替えをしやすくする と整理されていました。
4. 床の余白を残す
家具を詰め込まない。
床が少し見える。
それだけで、部屋はかなり落ち着いて見えます。
記事の中でも「掃除しやすい余白を残す」「床が見える面積を確保する」と書かれていて、この考え方は今のAonoにもかなり合っています。
夜型 / 朝型で、似合う整え方は変わる
夜型の人には、
光を落として、深めの色で空間を静かに締めるほうが合いやすい。
帰宅後に少しずつスイッチを切るための空気です。
一方で朝型の人には、
自然光と軽さを優先して、
部屋の見え方を少し明るくしたほうが気持ちよく始めやすい。
収納も“きれいに隠す”より、“すぐ取り出せる”寄りのほうが向いているかもしれません。
同じ広さでも、
どんな時間を気持ちよく過ごしたいかで、
似合う空気は少し変わるのだと思います。

おわりに
ひとつの部屋の中に寝室をつくるなら、
広さを増やすことより、
どこで休んで、どこで切り替えるか を見直すほうが大事なのかもしれません。
今回はそんな読み替えで、
LDKの中に静かな寝室の場所を考えてみました。
もし自分の暮らしなら、
夜型と朝型、どちらの空気感が合いそうでしょうか。
そんなことを考えながら見てもらえたらうれしいです。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
このnoteについて
“どう感じたいか”を起点に、
住まいの空間イメージを描いています。
部屋づくりのイメージ相談はこちら
写真なしで空間イメージを見たい方はこちら
