息子に伝えた、頭の中は左利き。「境界をまたぐ心理士【振り子】さん」の記事に出会い、あの日の答え合わせができた話
⚠️私の記事は読み飛ばしてもらっても
良いので、中盤の
「境界をまたぐ心理士【振り子】さん」
の記事だけは、
ぜひぜひ読んでいってください!!
↑心理士さんという現場でのリアルな視点、
学びを下さる、【振り子さん】✨✨
8歳での特性告知。それは「不器用な私たち
が楽に生きるため」の戦略
春休み、高校生の息子が初めてのアルバイト
に挑戦しています。
「エネルギー配分だけは気をつけてね。
疲れるだろうから、いっぱい寝てよ」
「わかってるよ」
そんな会話を交わしました。
少し不思議なやり取りに見えるかも
しれませんが、
この「わかってるよ」には、彼なりの
「自己理解」が
込められている気がします。
息子の成長を感じるとともに、あの時の
判断は間違ってはいなかったのかな、
と少し心が軽くなりました。
息子は凸凹っ子です。
私は彼が8歳の時、医療機関につながる
タイミングで特性を伝えました。
これは「成功体験」の話ではありません。
不器用な私たちが少しでも生きやすくなる
ための一つの「戦略」のお話です。
幼くても説明をすることを選択🌱
息子は、困りごとが表面に出るよりも、
知らず知らずのうちに溜め込んでパンク
してしまうタイプでした。
(過去に2度の不登校を経験したのも、
その現れだったのでしょう)。
彼に特性を伝えたのは、不登校がきっかけで
受けた知能検査で、大きな「偏り」が
分かり医療機関に繋がるタイミング
でした。
当時の主流は診断の本人告知は、
「思春期前後に、専門家から慎重に伝える」
という考え方でした。
でも私は、思春期に入ってからの告知には
高いリスクを感じていました。
何より、理由も分からず病院へ連れて
行くのではなく、
彼なりに納得して受診してほしかったのです。
親子受診でしたから、その場で〇〇ですね、
とあっさり診断告知される可能性も
考えました。
専門家でもなんでもないですが、
誰より彼を見てきた母親としての「勘」が、
早めの告知を選ばせました。
「脳の仕様が、左利きなだけ」🧠
わずか8歳の子に伝えるために、
私はシンプルな図を
見せながらこう話しました。
こんなシンプルな図だったかと。

「君の脳の仕様は、少し人とは違うらしい
んだ。
でもね、10人に1人はそういう人がいるよ。
左利きの人と同じくらいだね。
君は左利きの人のことを『変だ』とは
思わないでしょ?
ただ、世の中は右利きの人が多いから、
右利きの人が使いやすいように
作られていて、左利きの人は少し不便を
感じることもあるんだよね。
今、君が困っているのは、その『不便』が
重なって
疲れちゃった状態なのかもしれない。
だから、元気になれる方法を先生に
教えてもらおう。
学校にも分かってもらうために、
病院に行こう」
私自身が左利きということもあり、
この比喩には多少の
説得力があったかと思います。
散歩は対話の時間🚶♀️
不登校時代は外で一緒に遊び回っていましたが、成長につれ、高学年になると、
遊びは友達と、
私とは散歩をするようになりました。
特性ゆえか頭の回転は早く、
言語化はムラがある子。
「こういう時は、どういう風に言ったらいい?」
と聞いてきたかと思えば、
こちらがびっくりするような議論を
展開させてくる時もある。
私にとっては非常に興味深く観察の深堀りに
なりました。
私も深い話を好みがち、特性についても
オープンに話していたので、
「30代の母と小学生の息子のガチンコ対話👊」が成り立っていました。
思春期に入り、めっきり家では無口な息子に
なりました。
あの時ガッツリ話すことができて良かった、
と後から振り返り思います。
自分を知るということ🌿
その後、再度の不登校や受験という
大きな壁もありましたが、
それらは彼にとって「自分と向き合う」
貴重な機会となりました。
幼い頃からオープンに、年齢に合わせて
対話を重ねてきたからこそ、
今の彼があります。
私の過剰な解説はもう必要なく、
「エネルギー配分を考えてね」の一言で
通じ合える関係になれました。
この記事を書いている途中で、
素敵なご縁を感じる記事に出会いました。
境界をまたぐ心理士【振り子】さんの
こちらの記事です。
タイトルを見た瞬間、「あっ!!」と思いました。
「頭のなかの左利きさん」――。
私が当時、8歳の息子に必死で探して伝えた
言葉そのものだったからです。
この記事にある「特性」の捉え方は、
私が当時息子に伝えた言葉と
不思議なほどシンクロしていて、驚きました。
ぜひ、皆さんにも読んでいただきたい
内容です。
この内容を書いていた時に
目の前に現れてくれたこの記事に、
不思議な縁を感じずにはいられませんでした。
現場で多くの子どもたちや親御さんと
向き合っている、
心理士さんである振り子さんの言葉は、
優しく、深い学びに満ちています。
私の拙い経験が、プロの方の視点と
重なったことで
「あの時の判断は、良かったのかな」と、
答え合わせをさせてもらったような、
救われた気持ちになりました。
「脳の左利きの不便さ」を笑い合える日を
願って🍀
特性には、社会生活での不便さがある一方で、
クリエイティブな発想や危機回避能力といった、その人だけの強みも共存しています。
「幸せ」の定義は人それぞれですが、
自分の特性を理解し、
エネルギーの使い所を考えながら、
自分らしくいられる場所を見つけること。
それが、幸せに生きていく道なのだと
私は信じています。
今、お子さんの特性と向き合うこと
で精一杯の方にとっては、
こうした話は遠い未来のことのように
感じるかもしれません。
私自身も、当時は不安でしたし、
今でも不安が消えることはありません。
でも、いつか「脳の左利きの不便さ」を
親子で笑い合える日が来ることを願って。
この記事が、誰かの心に寄り添う記録と
なれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとう
ございます。
いいなと思ったら応援しよう!
応援いただけたら嬉しいです!頂いたチップはクリエイター活動費に使わせていただきます!!