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個人的に違和感のある打順とポジションの組み合わせ5選


お疲れ様ですAドラゴンです。
先週「個人的に好きな打順とポジションの組み合わせ」と題しまして、野球で好きな打順とポジションの組み合わせ5選を紹介しました。

その記事を書いている途中でふと思いついたのが、確かにセオリー通りの打順というのはいくつか存在するので、逆を言えばそのセオリーから外れた打順にも魅力はあるのではないか、めっちゃキモかったら逆に萌えるのではないかという観点からこの記事を書くことを決めました。

前回の記事同様にポジションの役割や打順の役割についても細かく説明し、何故にこの打順とポジションの組み合わせが違和感であるのかを解説していきたいと思います。

また、あくまで本記事に登場する「キモイ」や「気持ち悪い」のような表現は決して陥れる、貶す表現ではなく、真っ直ぐ感性に響かないようなものを表現する言葉として使用していますので、ご理解いただけると幸いです。

それではいきましょう。

1番キャッチャー

ぶっちゃけ気持ち悪い打順とポジションと聞いたらまず思い浮かぶ代表的な組み合わせですね。
個人的にはファーストの1番も嫌いですが、より違和感で勝るキャッチャーをチョイスします。

奇しくも1番もキャッチャーも前回の記事で紹介したので、軽ーく触れる感じにします。

まずは1番。
初回に先頭打者として打席に立つため必ずノーアウトで打席に立てますし、この先頭バッターで出塁というのはチームに勢いを与えてくれます。
また1番で起用される選手であれば、出塁機会が多いので俊足であることも好ましい。

次にキャッチャーですが、野手の中では守備のウェイトが非常に大きいポジションです。
投手とのコミュニケーションも大切で、配球の考慮も頭に入れるべきなど守備練習に時間を多く使うため、多くの球団の正捕手は下位打線に名を連ねることが多いです。

さてそんな1番とキャッチャーですが、相性面では最悪の一言に尽きます。
まず1番を打つほど打力のあるキャッチャーというのがレアケースです。

その上キャッチャーは守備時に長い間しゃがみ姿勢を取る影響からか、足には相当な負荷がかかっていて、打てたとて鈍足の選手が多いです。

出塁能力が高く、足も速いというのはある意味キャッチャーと正反対のような要求ということになります。

プロ野球をよく見る方々もキャッチャーが2番やクリーンナップにいるまでなら見たことはあっても、1番キャッチャーは中々お目にかかれないのではないでしょうか。

やはりプロテクターを外す機会が増えやすいのがデメリットとして重いですかね。

4番ショート

次に紹介するのは4番ショートです。

ショートは前回の記事で触れたので軽く触ります。
ショートは内野手の要であり、敏捷性と強肩を併せ持つフィジカルと野球センスや頭脳を兼ね備えた選手が望ましいです。

そして野球の4番と言えば、無論チームで1番打てる選手が入ることが望ましいです。
最もチャンスで回ってくる打順ですし、打のエースと言って差し支えないここぞで打てる選手こそこの打順に入るべきです。

そんなチームで1番上手い選手が守るショートと、チームで1番上手い選手が打つ4番が組み合わさると、なぜだかとっても気持ちが悪いです。

恐らくですが、これはプロ野球レベルだと基本的にチームで1番守備の上手い選手が、チームで1番打てる選手なことはほとんどあり得ないからだと思われます。

大谷翔平選手がおかしいと言われる所以ですね。

普通プロになるくらい実力がある選手たちが集まってプロ野球球団を構成するのですから、その中で守備センスも打撃センスもどっちも1番なんてことはそう簡単に起きません。

これは高校野球、大学野球でも似た傾向で、やはり4番ショートは人間スペックを超えすぎるような偏見がありそうです。

むしろ何かの手違いでも実力で4番ショートのスタメン出場を勝ち取れたら誇っていいと思います。

9番ファースト

次に紹介するのが9番ファーストです。
これもまたミスマッチというか、中々見ることの少ない打順と守備の組み合わせだと思います。

9番ですが以前お話しした通りで、1番打席が回ってこないということは打席に立たせたくない選手を置く打順ということでもあり、打撃の期待値は最低レベル。
強いて言えば足があったりする方が打撃の期待できる1番に回るので好ましいという感じの打順であり、打撃よりは守備力優先の選手が置かれる打順です。

そしてファーストですが、こちらのポジションは内野の中では機敏さを求められる機会が少なく比較的守備負担はないポジションです。

もちろんハンドリングの柔らかさ、一塁ベースを踏むベースカバーが頻繁に発生するため固有の難しさはありますが、それでも内野の中では簡単であり、打撃力を要求されるポジションです。

そんな打撃力を求められる、クリーンナップを求められるファーストが9番にいるというのはかなりミスマッチです。

もちろん守備はいいに越したことはありませんが、ショートやキャッチャーの守備が上手いこととファーストの守備が上手いことでは全く比較にならないほど守備ポジションの補正は大きいですから、打てないけど9番で起用し続けたくなるような守備型のファーストなど基本いない訳ですね。

やっぱりファーストが下位打線にいると物足りなくなります。
ファーストは足はなくとも長打が打てる選手が入るポジションのイメージありますしね。

8番DH

もう見ただけで「おお、もう…」となる打順ですね。

8番は本来キャッチャーやショートなど守備貢献度の高いポジションの選手が入る傾向が強く、それだけ打撃を度外視していい打順とも言えます。
9番は1番の直前を打つ打順ということもあって重要視されるケースがなくもないので、そうなれば必然的に最も評価されづらい打順が8番です。

一方のDH。
日本語では指名打者と呼ばれ、メジャーではドジャースの大谷選手などが務めるポジションでもあります。

このポジションはなんといっても野球という競技で守備につかない唯一のポジションです。
守備につかないということは守備で一切貢献できないということ。
その分誰よりも打撃を期待されるポジションということにもなります。

最も打撃を評価されない打順と最も打撃を評価されるべきポジションの組み合わせということで、8番DHは理論上ポジションと打順の組み合わせでは最弱の選手が爆誕します。

守れないのに打撃を期待されていないのですから、当然と言えば当然ですね。

上手い選手を人数分揃えられないアマチュア野球ならまだ分かりますが、プロ野球となると中々お目にかかれない打順かなと思います。

7番ピッチャー

最後に紹介するのが7番ピッチャーです。
高校野球でDHが導入され、今までDHが導入されていなかったセリーグでも来年からはDHの導入が決まっており、ピッチャーが打席に立つという光景自体が稀になりつつある2026年。
そんな時世に突如広島カープが行った衝撃のオーダーがこの7番ピッチャーでした。

前提として先述の通り、代わりに打ってくれるDHが導入されるほどピッチャーとは打撃成績を期待されないポジションです。
自分が打つことよりも相手打者を抑えることが仕事であり、野球におけるどのポジションよりも守備特化のポジションであると言えます。

それゆえに打撃の期待値が野手のそれを超えることは大谷選手のようなイレギュラーを考慮しなければそう簡単に存在しません。
ですからセリーグは基本9番がピッチャーの打順。たまに9番の優位性を考慮して8番ピッチャーになるくらいな訳です。

つまり、途中交代が発生しない限りはこのいずれかの打順にピッチャーがいるのが半ば日常であるのです。

それを首脳陣が自由に決められて、試合の動きにくく、継投の考慮も関係ない初順で7番にピッチャーが置かれるのは異質以外の何物でもありません。
打撃の期待度がピッチャー未満の選手がいるということになってしまいます。

今回例に挙げた広島を見ると、7番に入った床田選手はピッチャーの割に元々打撃が得意なことで知られていた選手です。

そんな床田選手が打撃でも度々存在感を見せる中、2026年の広島打線は一時期規定打席到達者全員が打率1割台に沈むほどの貧打に陥っていて、我慢できるレベルで打てる選手を9人集めることすら困難な状態でした。

そのためよく見ると上位打線も物足りない布陣が連日名を連ねていた中で行われたのがこの7番ピッチャー床田選手。

来年以降は流石にDHが導入され、床田選手含めたピッチャーが打席に立つ機会はほとんどなくなるとは思われますが、もしかしたら床田選手がDHを解除して打席に立ったりするのでしょうか。

そこも必見と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
記事を書いていて、やはり打撃力を求められるポジションの下位打線や鈍足でもいいポジションの1番などミスマッチが違和感を作るなと感じました。

もちろん中にはこの打順の傾向に奇跡的にハマる選手もいたりするので一概にそうは言えませんが、やはり王道の組み合わせには王道たる理由が、逆にそうではない組み合わせはなぜセオリーたり得ないのかなども改めて再確認できたかなと思いました。

それでは前後編お付き合いいただきありがとうございました。

こんな時間になってしまったので、良い一週間をお過ごしくださいというべきですかね。

それでは皆様、来週も良い一週間をお過ごしください。

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