ユー・エス・エス(4732)|27期連続増配×営業利益率50%超|地味な中古車オークション最大手の実力
この記事はこんな人に読んでほしい
「27期連続増配」という数字にただ驚くだけやのうて、配当性向や総還元性向の中身まで踏み込んで見たい人
AI・半導体一辺倒の相場にちょっと疲れてきて、出遅れとる内需系の増配株にも目を向け始めとる人
中古車オークションという地味な業界で、なんで営業利益率50%超なんて数字が出るんか、その仕組みを知りたい人
ユー・エス・エス(4732)は、2026年3月期の実績で26期連続増配を確定させ、2027年3月期の予想が実現すれば27期連続増配という、上場企業の中でもトップクラスの記録を積み上げとる最中の会社や。
配当利回りだけ見たら2.7%程度でそこまで目立たへんけど、上場して以来ずっと減配なしという積み上げの長さそのものが、この銘柄の一番の主役やと思う。
その増配を支えとるんが、中古車オークションという地味な業界での圧倒的な稼ぐ力や。街中を走る中古車のうち業者間取引の約4割が通過する、日本最大の中古車オークション運営会社で、自分で車の在庫を持たんと出品・成約・落札の3つの手数料だけで稼ぐプラットフォームビジネスやから、営業利益率50%超という驚異的な収益性が実現できとる。
今の相場は、AI・半導体関連への資金集中に一服感が出て、これまで置き去りにされとった内需系・バリュー株に資金が向かい始めとる局面や。このUSSも、その物色シフトの受け皿候補として、あらためて見直す価値がある一社やないかと考えとる。
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【有料部分でわかること】
✅ USSの営業利益率が50%を超える理由と、それを支えるビジネスモデルの構造
✅ 27期連続増配の中身(配当性向60%以上・総還元性向100%以上方針)と、記念配当のような一時的要素が混じっていないかの検証結果
✅ 直接の競合であるオークネット(3964)・IDOM(7599)との事業構造の違いと収益性比較
✅ 5つの投資スタイル別に見た現在株価での投資判断と、決算で必ず確認すべきチェックポイント
第1章 企業概要と事業構造
1-1. 会社の基本情報
株式会社ユー・エス・エス(USS)は、1980年に愛知自動車総合サービス株式会社として設立され、1982年に名古屋会場で中古自動車オークション事業を開始した会社や。1999年9月に名古屋証券取引所市場第2部に上場し、2000年12月には東京証券取引所市場第1部(現プライム市場)に上場を果たした。
本社は愛知県東海市。全国19会場でオートオークションを運営し、年間出品台数は300万台超、成約台数は200万台前後という規模を持つ。事業セグメントはオートオークション、中古自動車等買取販売(「ラビット」ブランド)、リサイクルの3つで構成されとって、売上高の約8割・営業利益のほぼ全てをオートオークション事業が稼ぎ出しとる。中古車の業者間取引全体の約4割がUSSを経由するとされ、業界シェアはぶっちぎりの1位や。
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