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44歳ワーママ、短期離職からの再挑戦③

前回までのあらすじ

今回のお話は、下記投稿の続きです。
前回までのあらすじが気になる方は、ぜひご覧ください。

短期離職を繰り返したくない!

転職して1ヵ月後に、再度、転職活動することになった私。


「短期離職を繰り返すと詰む」という情報にビビり、短期離職を繰り返さないために、まずは、「失敗の原因」を振り返った。

「40代の転職は厳しい」と言われている中、たまたま転職エージェントから紹介された求人に飛びつき、トントン拍子に内定をいただき、お花畑の頭でなんとなく転職を決めてしまった、超絶甘かった自分を責め、呪った。

自分の市場価値を正確に把握するどころか、
「ようやく、自分の価値や存在を認めてくれる人に出会えた」と
トンデモない勘違いをしてしまった。

正直、仕事や転職をなめていたのかもしれない。


(2)失敗を繰り返さないためにはどうしたらいいか?

「失敗の原因」を振り返ったあと、その失敗を繰り返さないためにはどうしたらいいか?を考えた。

転職先を決めるときの軸を下記4つに絞り、
各項目の「優先順位」「具体的な内容」「こだわりの強さ」を書き出した。

・年収
・勤務地
・ワークライフバランス
・職種・仕事内容

現状は、どうなっていて、私は転職して何を実現させたいのか?譲れないものは何か?を整理してエクセルに書き出し、何回も改めて下記に落ち着いた。


<優先順位 1位> ワークライフバランス 
  ・転職前は、残業が月平均40時間で、年間休日126日
   ↓
  ・転職後は、残業が月平均5時間以内で、年間休日120日以上
  ※こだわりの強さ:◎必ず実現したい


<優先順位 2位> 勤務地
  ・転職前は、フルリモート&転勤なし&出張は年1回あるかないか。
   ↓
  ・転職後は、週1回以上のリモート希望&片道30分以内の通勤であれば出社OK。出張は月1回程度であればOK。転勤不可。
  ※こだわりの強さ:◎必ず実現したい


<優先順位 3位> 職種、仕事内容
 
 ・転職前は、バックオフィス業務全般
   ↓
  ・転職後は、バックオフィス業務経験を活かして経理や総務、営業事務、カスタマーサポートなど。
  ※こだわりの強さ:〇できれば実現したい


<優先順位 4位> 年収
 
 ・転職前は、XXX万円
   ↓
  ・転職後の希望は、XXX万円
  (転職前と同程度の年収が維持できればOK。
   他の優先項目が実現できるなら、多少下がってもOK)
  ※こだわりの強さ:△捨てられる


ちなみに、転職失敗した時の転職軸と優先順位は下記の通り。

・1位 ワークライフバランス
・2位 勤務地(リモート勤務可否を含む)
・3位 年収
・4位 会社の将来性
・5位 職種、仕事内容
・6位 適正な人事評価制度の有無

・その転職軸で本当にあっているのか?
・その現状把握で十分なのか?
・その転職後の見通しは現実的なのか?

今思うと、すべてにおいて詰めが甘く、転職失敗しても当然で、


・残業なし!
・安定している会社!
・キャリアアップできる仕事内容!
・頑張る人には頑張った分だけ評価!
という耳障りの良い言葉を鵜呑みにし、転職を決めてしまった。

ちなみに、転職軸を決める際、軸となる項目が多すぎると、希望の条件を満たす求人が少なくなってしまう可能性があるため、私は4つの転職軸に絞った。


失敗を招いた転職軸、現状把握、見通しの甘さ


<大きな誤算 その1:小1の壁>

私の家庭は、夫婦共働きで5歳の子供が1人いる。
現在、子供は保育園に預けていて、2年後に小学校に入学するのだが、
小学校に入学すると、親は「小1の壁」にぶち当たるらしい。

「小1の壁」について、うっすら聞いたことはあったが、詳しく知ったのは転職後だった。遅すぎた。もっと早く知っておけば…と悔やんでいる。

「小1の壁」とは、小学校低学年は、午後1時や2時ごろに下校する日もあり、下校後に子供を預かる学童保育も待機児童問題が発生していたり、学童保育に入れても、子供が嫌がって学童保育に行きたがらないケースも多く、
親は自宅で子供の面倒を見るために、働き方を変えたり、離職を考えることもあるらしい。

また、夏休み・冬休み・春休みなども同様で、小学校低学年の子供にひとり留守番させるわけにいかないため、親が家で子供の面倒を見られるように、何かしらの対応をしないといけないケースが多いらしい。

自分の子供が小学生になるのが2年後に迫っていたのだが、「子供が小学生になった後の日々の生活スタイル」を具体的にイメージしておらず、結果的に、転職軸を間違えて私自身のキャリアアップを優先した転職をしてしまった。

フルリモート環境だった転職前に「小1の壁」について詳しく調べていれば、転職を思いとどまった可能性はかなり高いのだが、すでに手遅れである(涙)

転職後に学んだ「小1の壁」という問題を受けて、転職先には「今すぐ同行ということではないが、将来的に週1回のリモート勤務を相談させてもらう可能性がある」という話をしてしまったことで、会社からはあえなく「お断り&退職してくれ」の回答で、私は玉砕し短期離職となった。

<大きな誤算 その2:44歳からの体力と体調>

私は現在、44歳ワーママで、毎日、子供の保育園の送迎と持ち物準備、子供が家で過ごす間の育児はもちろん、家事もしている。

夫も家事・育児を手伝ってくれるが、全体的な負担割合は、どうしても私側に寄ってしまう気がする。なぜなら、たくさんの「名前のない家事」「名前のない育児」に私が気づいてしまうし、それを私がする生活リズムが出来上がってしまっているから。

自分はまだまだ若いと思っていたが、もう44歳Σ(゚Д゚)。
気が付けば、自分の体力と体調に無理が効かないお年頃になっていた。

前職はフルリモートだったため、年に数回、体調が良くない時や寝不足の時は、休憩時間に少し横になって休むこともできた。

果たして、これから次の仕事を探すうえで、「毎日出社」して「1日8時間勤務」で、体力や体調が持つだろうか?…自信はない。

<大きな誤算 その3:親の介護>

私の実家は、私の自宅から車で5分ほどのところにあり、実家には両親が暮らしている。父親が入退院を繰り返すこともあるが、そんな父のお世話は、母がしてくれている。

母が元気なうちは良いのだが、母が体調を壊したり、母も高齢になってくると、両親のお世話を誰かがしないといけなくなる。

自分が、44歳という「40代半ば」にさしかかり、自分の親の介護について現実的に考えるようになった。

親の介護については、親自身も子供の世話にならないような方向で考えてくれているようだが、何かあった時に、近くに居られるに越したことはない。


以上の<大きな誤算 その1~3>を含めて、自分の転職軸を改めて見直し、
「長いスパンで、転職後の家族生活がうまく回るか」を考えた。


選考段階やオファー面談で、詳しく確認する


まず、求人に応募するときは、下記から大きく外れる求人には応募せず、
逆に、優先度低めの転職軸から少し外れる程度であれば、応募するようにした。
・自分が優先する転職軸での転職ができる可能性がある。
・長いスパンで、転職後の家族生活がうまく回せる可能性がある。

・自分の中で、譲れない軸は? 譲れる軸はどこまで譲れる?
・転職後の1年、3年、5年、10年後、仕事と家事と育児
(状況によっては介護も)が回せるのか?
・自分の体力と体調は大丈夫か?

現実的な生活がイメージができる求人を中心に応募するようにした。

自分のキャリアアップ以前に、凡人の40代ワーママである私は、家族生活が回るように転職先を探すべきだったのだ。

そして、選考段階やオファー面談にて、「自分がその求人ポジションで入社した時に、現実的なイメージができる生活を送ることが出来そうか?」を考えて、気になる点は会社に質問するようにした。

自分が気になる点ばかりをストレートに質問しすぎると、会社側にとって自分の印象が悪くなるかもしれないため、失礼にならないよう、前向きな質問になるよう、質問の仕方には工夫した。

例えば、求人票に「リモート可」「時短勤務相談可」と書いてあっても、実際の面接で確認すると、「リモートも時短勤務も不可」と言われることも何社かあり、自分にとって譲れない軸であれば、面接などで会社側にしっかり確認することをオススメする。

また、「一緒に働くことになる人」についても、選考段階やオファー面談で自分との価値観が合うか?トラブルが発生した時の対応スタンスや、部署の仕事の進め方など、聞けそうであれば、詳しく質問するようにした。


まとめ

失敗を繰り返さないためには、
・自分の1年、3年、5年、10年後の状況(体力、体調、仕事、家事、育児、状況によっては介護も)について、具体的によーくイメージして考えた転職軸を元に、譲れない軸は何か? 譲れる軸はどこまで譲れるか? を考えて求人に応募する。

・選考段階やオファー面談では、「自分がその求人ポジションで入社した時に、現実的なイメージができる会社生活、家庭生活を送ることが出来そうか?」を考えて、「イメージした生活ができるかを見極めるための、裏どりとしての質問」をする。


あとがき


実は、転職に失敗した「原因」と「改善策」を整理したのは、
転職に失敗し、「早く次の仕事を見つけなければ!」と焦り、原因と改善策を整理しないまま、求人に応募して、たまたま1社から内定をもらった後でした。

条件としては良さそうに見えた内定でしたが、
「勢いで転職活動したこの状況でいただいた内定をそのまま受諾してよいのか?」
「入社後に会社と私のミスマッチが発覚して、また短期離職になるのではないか?」
という不安で頭がいっぱいになり、次こそは、冷静に客観的に後悔のない転職をするために下記の振り返りをすることにしました。

(1)今回の失敗の原因は何だったのか?
(2)失敗を繰り返さないためにはどうしたらいいか?
(3)12年勤めた会社を退職した理由は何だったのか?
(4)次の転職で手に入れたいことは何か?

本来であれば、転職活動を始めるときに、最初にしなければならないことだったのですが、順番を間違えてしまいました。

この失敗談が誰かのお役に立てると幸いです。


今回もここまでお読み下さり誠にありがとうございます!
次回は(3)12年勤めた会社を退職した理由は何だったのか?
について書く予定です。

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