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忘れな草の名前のこと

ごあいさつ

こんにちは。

昨日のバラ
一昨日のライラックに続いて
今日はこれです。

なんでこの初秋に
5~6月頃に咲く花の話題かといえば、
理由はこれ。

私がいま書いている
SF小説の季節設定が
5月末~6月初旬だからです。

明快ですね。

今は早く小説が書きたくて、
このことしか考えられないんだ。

ご存じない方にご紹介だけしておくと
そのSF小説は「Tales」に掲載中の
白銀の騎士3 <破戒への調べ>
です。

いちおうシリーズものですが
第3部からでも全然読めますよ~。
(と宣伝だけしておく)


小説の内容は

書きあがったばかりのシーンを
少しだけご紹介します。

以前に、
「それは、主人公が心の癒しを求めて
植物園を散策しているところです」
と書きました。

少し引用します。

 温室の横の道を抜けると、甘い香りが漂ってくる。
 それは、道の脇にある木がつけた紫色の花のせいに違いなかった。
 やや丈の高い木だが、細い枝に、小さな花の、上向きの房のようなかたまりが、たくさんついている。
 花の下をすこし進むと、同じ種類の木で、真っ白な花をつけた木もあった。
 ―――本物の花の香りっていうのも、いいもんだな。
 もうすぐ6月になる。ちょうど、この花の季節に違いないのだろう。

「白銀の騎士3」第5話(未発表)より

私はここで花の名を出さずに
ライラック」の花の描写をしました。

なぜなら、主人公は
まだこの花の名を知らないからです。

ちなみに、この描写で
花の名がわかるかとGeminiさんに訊いたら
「ライラックである可能性が非常に高いと推測」してくれました。

Grokは「藤(フジ)」とか抜かしたけど
こいつは放っておく。もう知らん。


この雑草の名は

この先でもうひとつ、
「花の名を出さずに描写する」
チャレンジをやりました。

 たしかに、草花の生えかたは、場所によって偏りがあった。
 白い花を咲かせるクローバーのかたまり。小さな小さな、青い星型の花をつけた可憐な草の群生。
 そして、これは種が飛んだのだろうか、ところどころに咲く黄色のタンポポ。

「白銀の騎士3」第5話(未発表)より

この「青い花」の名前の推測を
AIにしてもらった結果、

・ニワゼキショウ(ChatGPT)
・オオイヌノフグリ(Gemini 2.5Flash)
・ルリハコベ(Gemini 2.5Flash)

…等、残念な結果が続出。

ニワゼキショウは「青い花」?
オオイヌノフグリは「星形」?
ルリハコベは「6月初旬の花」?

そして、オオイヌノフグリ以外ですが
「そんなにメジャーな(わかりやすい)花」?

…と逆質問をして、強引に正解の
ワスレナグサ」を導きださせました。
そんなに、わかりにくいものですかねえ?

ちなみにGrokは
一発で正解を導きだしました。
やるときはやるじゃんGrok。


描写の難しさ

この問題ねえ…。

たしかに、
ワスレナグサの特徴である
「花の中心部の黄色い点」を書けば
一発でAIに特定されるのは知ってたんですよ。

しかし、この節は
「主人公の視点」で描いています。

ふだん野辺の雑草を見るときに
それほど細密に観察はしないでしょう。

もし観察したような駒かい描写をすれば、
それはまた「別の意味」を持ってしまいます。

なので、単に

小さな小さな、青い星型の花をつけた可憐な草の群生。

「白銀の騎士3」第5話(未発表)より

とだけ書いたんですね。

それがAIにわかってもらえなかったのは
素直に悲しいです。


ワスレナグサの意味

ここでも花の名を出さなかったのは
主人公が「ワスレナグサ」を知らないからです。

後に、ここで出会って
親密になった彼女から
この花の名を教えてもらうことになります。

「この花の名前は…?」
「『私を忘れないで』」
「…えっ!?(ドキッ)」

みたいな展開です。
これってエモくないですかぁ!?

私はエモいと思いました。
それから(ネタバレのため削除)

うん、これで言いたいことは言ったな。

では、また明日。
…が、ありますように…!

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