「AIバトル!」の企画がボツったこと
ごあいさつ
こんにちは。
今日も深夜0時過ぎの
記事更新ができませんでした。
今日で連続投稿192日目ですが、
毎日が綱渡りです。
「AIバトル!」の再登場!?
じつは、小説が少し書けたので
「AIバトル!」シリーズの
第5弾を企画していました。
「AIバトル!」とは…
私が書いた「小説の冒頭」をお題に
その続きをさまざまなAIに書かせて
個性を楽しむ、お遊び企画です。
以下のリンクは
「AIバトル!」の紹介記事です。
ボツった企画
ところが…ですね。
今回も「いい引き」が書けたので
さっそく各種AIを回ってみたんですが…
お題のプロンプトがわるかったのか、
どれも似たような筋のお話が
生成されてしまいました。
これでは、なんの面白味も
ありません。
悲しいけど
これは没かな…。
なので、ここで
プロンプトの一部を紹介して
企画を供養したいと思います。
そのお題とは
まず、プロンプトが長かった。
次に、私が書いたSF小説の一部をアップします。
この続きを書いてみてください。
…に続いて
私の小説「白銀の騎士3」から
第6話(未発表)を
まるまる1話分(約2000字)。
それで説明が足りないと思ったので、
以下の補足をつけました。
以下に設定の補足を挙げます。
・この場所は、月と地球の間にある宇宙ステーションの一画です。
・月と地球は現在、戦争状態にあります。
・少女の名はリベットです。
今にして思えば、
この「補足」がいけなかったらしい。
AIの書いてきた筋はみんな、
「つかの間の平和に戦争の影が落ちる」
といったものになってしまいました。
うん。
「戦争」プロンプトは
なかったほうが
AIに自由に書いてもらえたかも
しれませんね。
肝心の物語の「引き」
プロンプトに使った
物語の「引き」…
クリフハンガーですね。
今回、引用しようとした話を
要約してご紹介します。
拙作
「白銀の騎士3 <破戒への調べ>」
の「ネタバレはいやだな…」
と思われるありがたい読者の方は、
ブラウザバックでお願いします。
「お題」あらすじ
まず、主人公が
緑豊かな丘でいい気持になり、
仰向けで寝てしまいます。
人工の自然ではありますが、
心癒される自然の風景です。
そこへ猫の「ビス」が登場し、
続いて飼い主の少女が
主人公の前に現れます。
はい。
Boy Meets Girl ですね。
二人の会話は、
この節の終わりのほうで
こうなっています。
コウが
「猫を散歩させる時はハーネスをつける」
ことが法律で決まっていると言い、
少女は
「そんな法律、地球では聞いたことがない」と言って、
コウが月から来た人間ではないかと勘づきます。
そして、こんな感じで終わっています。
「この街の人は、小さな命を慈しむ心…思いやりの心を知っている。だから、猫も自由でいられるの」
少女の言葉に、コウは少しひっかかりを感じた。
「きみは、月には思いやりのない人が住んでいると思うのかい?」
期待が外れたこと
これに続く少女の返答は
当然「否定」がくると予測できますが、
いくつかのバリエーションが考えられます。
しばらく沈黙するか、即座に否定するか。
その後の少女の言葉も、
いかようにも設定することができます。
ここでちょっとだけ、
各AIの解答の冒頭を見てみましょう。
ChatGPT
「ううん、そういう意味じゃないの」
少女は首を振って、草むらに座り直す。膝を抱えて、少しだけ背を丸めた。その姿が、コウには不思議と懐かしく感じられた。街灯の陰で見慣れた仕草のような、しかしどこか違う――人工の緑の中で育まれた、人間らしい柔らかさだ。
「ここにいる人たちは、ずっとこのステーションで暮らしているの。地球とも月とも仲良くできるなんて、誰も信じちゃいない。でも、小さなことは大切にしようって決めてるのよ。猫にハーネスをつけるのも、そのひとつ」
少女はビスの頭をゆっくり撫でながら言った。指先が毛並みに沈む感触が、コウの手にも伝わる。
「どうして、そんなに決まりを守らないの?」
コウは真顔で訊ねる。違反を強いるつもりはない。ただ、どこかで折り合いをつけることを求めていた。
「決まりって、守るためのものじゃないわ。守るべき理由があるかどうかを考えるためのものよ」
少女はちょっと意地悪く笑った。その笑顔が、安心の証のように見えた。コウは、そういう言い方をする人間に出会うのは久しぶりだった。
Gemini
少女――リベットは、コウのまっすぐな視線を受け止めると、静かに首を横に振った。
「そうは思わない。でも、あなたたちの言う『決まり』は、誰かを守るためというより、誰かを縛るためにあるように聞こえるわ」
その声は、責めるような響きを持っていなかった。ただ、純粋な疑問として、そう感じているようだった。
「縛るため…?」
「ええ。だって、ビスが誰かに危害を加えるかしら? この穏やかな丘で、道に迷うことがあると思う?」
リベットは足元のビスに優しく視線を落とす。ビスは、まるで会話を理解しているかのように、コウを見上げて「ニャア」と短く鳴いた。
「それは…。万が一のことがあるから、決まりがあるんだ。僕たちが住んでいる月は、いつだって『万が一』に備えなくちゃならなかった。小さなミスが、全員の命に関わるから」
月面都市の、常に機械のフィルターを通した空気。厳格に管理された水と食料。コウにとって、規則とは命そのものだった。
「ここでは、違うのよ」
noteのAIアシスタント
リベットは少し顔をしかめた。
「そうじゃなくて…」
彼女は言葉を探すように視線を彷徨わせた後、コウの目をまっすぐ見つめた。
「月は、自由がないんでしょう? 規則でがんじがらめだって聞いたわ。猫にハーネスをつけなきゃいけないなんて、窮屈だわ」
コウは言葉に詰まった。リベットの言うことは、ある意味で真実だった。月のコロニーは、資源の枯渇と地球との戦争という二重の危機に瀕しており、生活は厳しく管理されていた。自由都市のような場所とは比べ物にならないほどだ。
「…そうかもしれない。でも、それは…」
言い訳を探すコウの言葉を遮って、リベットは続けた。
「私は、この街が好き。自由で、優しくて、猫も人も、みんなが幸せに暮らせる。月の人たちも、いつかそうなることを願ってるわ」
Copilot
少女は、しばらく黙っていた。ビスが草の中で何かを見つけたのか、前足で地面を掘りはじめる。その音が、ふたりの間の沈黙を埋めていた。
「……そうじゃないの。ただ……」
少女は言葉を選ぶように、ゆっくりと続けた。
「月の人たちは、きっと、違うやり方で思いやりを示すんだと思う。ルールを守ることが、誰かを守ることになるって、そう信じてるんでしょう?」
コウは、少しだけうなずいた。
「うん。そうかもしれない。ルールがなかったら、何が正しいか分からなくなるから」
「でもね、ここでは……」
少女は、ビスの背中をそっと撫でながら言った。
「正しさよりも、優しさを選ぶことがあるの。それが、この街のやり方」
コウは、少女の言葉を反芻するように、静かに草地を見つめた。ソーラー・ランプの光が、花の影を長く伸ばしている。
Claude
少女は一瞬、困ったような表情を浮かべた。そして、足元の草を見つめながら小さくつぶやいた。
「わからない。会ったことがないもの」
コウは少女の言葉に、胸の奥がちくりと痛むのを感じた。月の人間と地球の人間。戦争が始まってから、互いを知る機会は完全に失われてしまった。
「僕は、コウ。きみの名前は?」
「…リベット」
少女――リベットは、顔を上げることなく答えた。
「リベット。きれいな名前だね」
コウがそう言うと、リベットは少しだけ頬を赤らめた。しかし、すぐに表情を曇らせる。
「あなたは、どうしてここにいるの? 月の人なのに」
「それは…」
コウは言葉に詰まった。自分がなぜここにいるのか、本当のことを話していいものだろうか。戦争の最中に、敵対する星から来た自分を、この少女はどう受け取るだろう。
Grok
コウの問いに、少女――リベットは一瞬、目をそらした。
草地に立つ彼女の足元で、ビスがしっぽを軽く振って歩き回っている。
リベットはビスを見下ろしながら、ゆっくりと口を開いた。
「そういうわけじゃない…。でも、月と地球、ぜんぜん違うよね。ルールとか、考え方とか。」
彼女の声は小さく、どこか遠慮がちだったが、その言葉には確かな重みがあった。
コウは草の上に座ったまま、彼女の言葉を反芻した。
月と地球。戦争状態にある二つの世界。
コウ自身、月面都市コロニーで生まれ育ち、そこで育まれた価値観や規則に縛られて生きてきた。
だが、ここ、月と地球の間に浮かぶ宇宙ステーションの一画――この『緑の丘』と呼ばれる人工の庭園では、まるで別の時間が流れているように感じられた。
どれも似た結果に
冒頭だけご紹介しましたが、
いかがだったでしょうか。
たしかに個性は見られますが、
どれも似たり寄ったりの
話になってしまった感が否めません。
今回の反省点
まあ、今回は
「お題」の題材が長すぎました。
プロンプトで
細かく設定を補足したのも
いけなかったんだろうし。
特に
・月と地球は現在、戦争状態にあります。
これは、プロンプトに入れるべきではなかった。
おそらくこの一文が、
AIの自由な回答を阻害してしまいました。
「猫にハーネス云々」の話が
ラスト近くにあったのもいけなかった、
と思います。
次回の「お題」は、
もっと短くて内容の濃い
クリフハンガーになる部分を
切り出したいと思います。
…まず、
そういった要素のある
小説本文を書かねば、という
お話なんですが。
ええ、気の長い話です。
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