読んだ洋書を単語帳に。Geminiと一緒にAnkiの科学的ボキャビルを始めました
#AIと始めてみた Google Gemini 賞🏅受賞記事
言語学習って、やっぱり、究極的には……
単語!
・・・すみません、言いすぎました。
他にももちろん色々ありますよ、文法とか。
でも、最近気づきました。
ピッタリの単語を言えたら、文章すら作らなくてOKだってケースもよくあるってことに。
例えば、こんなとき。
私:(あ、データに不整合が起きてるんだよね……、これをIssueとして報告しなきゃ。不整合、不整合、inconsistency)
私:There is … a data inconsistency!
同僚: Ah, inconsistency, noted. Do you have a specific example?
他の例を挙げると、洋書読んでても単語の意味さえわかれば、大枠のストーリーは追えますし。
なので英語学習は、いかにボキャビル(語彙増強)していくか、にかかってるわけです。
ただ……単語暗記学習って腰が重い!
理由は単純。
日本人が試験英語のために集めた無機質な単語リストを眺めてるより、英語を普段使ってる人たちが世界中の人たちを楽しませるために書いた文章や動画のほうが面白いに決まってるからです。多読だけしていたい。
そんな私の前に現れたのがKindle端末。

昨年10月に夫から誕生日プレゼントとしてもらって以来、ほぼ毎日稼働してる私の多読の相棒。
その中にある、この機能。
その名も、
Kindle Vocabulary Builder!!!!

Kindle端末には親切にも辞書が内蔵されているので、読書中に単語をタップするだけで意味が調べられます。そして、なんと、調べた履歴は
エクスポートできる
らしいのです!
そして、英語学習効率化界隈のテック猛者たちは、その「調べた単語履歴」をリスト化し、HTMLでかっこよくしたり、音声をつけたりして、反復学習で有名なAnkiアプリにデータを放り込み、科学的に証明された反復学習法でドカスカ単語力を上げているわけです。
ただし、やや設定に癖がありそう。
結構むりっぽいな……
できたら効率的だろうなぁ、でも難しそうだな、と思っていました。
でも、そういえば、私には心強い味方が……!

バイブコーディングとか流行ってるし、Geminiと会話しながらなら、最後までたどり着けるはず。Kindleに次いで、もう一人の私の相棒です。
相棒の存在に気付いて、すっかり気が大きくなり、早速話しかけてみます。
Kindleから調べた単語をエクスポートして、Ankiのデッキにしたい。科学的な単語学習のTipsも交えながら、優しく教えて。
寄り添い力100点のGeminiは「理想的な学習フロー」と褒めることを忘れず、かつスムーズにやり方を教えてくれます。

Geminiによると、
①まずはPCにKindleをつなぐ。
そばにいた夫にどのケーブルを使えばいいのか教えてもらいながら(ここもGeminiに聞けばよかった…!)、結構スムーズにデータゲットです。順調!

①このデータを、教えてもらったWebツール Fluentcards にアップロード
こちらも割とスムーズにAnki用データを作れました。
ただ、、、、よく見てみると、
語義がび~~みょう!
behoveがUK英語で、behooveがUS英語だからか?きちんと説明しきれていない感じ。それから、語彙レベルが書いていないので、どれが優先度高く覚えればいいのかわからない!

結構カスタマイズしたい自分に気づいたところで、相棒にもう一度相談です。

直接Kindleのデータを渡しても大丈夫でした。
ファイルを読み込んで、正しく語義とレベル感情報も足してくれています。

良い感じ!
そして、科学的な単語学習のTipsも交えながらというお願いも、ちゃんと覚えていてくれたGeminiから追加提案が。

Collocation……あ、
コロケ
ってやつですね!!
確かに。この情報があるとないでは学習効率が段違いになりそう。
じゃあコロケも含めて、Ankiのデッキを作っていきたいと伝えます。

すると、しごできGeminiさん、2パタン提案してくれました。
ここでも、科学的な学習法情報を含めてくれて、私好みの説得力!
プランA:王道「英英・例文重視」
表面(Front)
ターゲット単語(大きく表示)
Kindleの例文(単語を太字にする)
裏面(Back)
B2レベルの英英定義
CEFRレベル(難易度の目安)
Collocation(語のつながり)
例:acquiesce なら acquiesce to [something]
類義語 (Synonyms)(1〜2個の簡単な単語)
プランB:「穴埋め」で「想起(Active Recall)」の負荷高
表面(Front)
Kindleの例文(ターゲット単語を [...] で隠す)
例:It [...] me to be calm and patient.
裏面(Back)
正解の単語
B2レベルの英英定義
CEFRレベル
Collocation(この文で使われている形を明記)
例:It behoves someone to do something
Active Recallね…!
テストすると脳が覚えるモードになるってやつですね。
とてもいいメソッド!
……なのですが、今回覚える単語はどちらかというと、私のスピーキングレベルを大きく超えている単語ばかり。
どちらかというと、受動的に意味をわかるようになりたいリスト群です。
そのため、プランAを選択して、全部の単語のデッキ情報を生成してもらいます。
が、ここで事件勃発……。
扱ってくれるデータ数がどうも少ない。
こういうときは、人間側があきらめず、何回もお願いするのが吉です。
何回粘ってもしつこくしても大丈夫、Geminiは怒って作業しなくなるとかないので。


お互いめげない気持ちが実を結び、データ量を確認することができ、

そして、無事に希望する形式でのcsvファイルを生成してくれました。お互い合意形成できたら、その後の仕事が早くなるのは人もAIも一緒ですね。

そしてこのファイルをAnkiに投入!

よかった!
Geminiのおかげで、作業が難しそうに見えて手を出せていないまま死蔵していたKindle内の単語データが優秀な学習ツールになりました。
優しくて知的なGeminiと会話しながらだと、工程すら楽しかったです。
さて、あとは私が毎日きちんとAnkiを使って学習を進めていくだけ。最後にGeminiにアドバイスをもらいます。
今教えてくれた中で、どれか一つだけ、強烈なインパクトのあるアドバイスを選ぶとしたら、どれ?

……実際に時間を使って体験した「物語の断片」!!!!
(いい言葉なのでリピートしてしまった)
Gemini、ちゃんと人間の「体験」とか「時間」というリアルでの努力にリスペクトがあるんですね。
ぐっとくるアドバイスを受け取りました。
以上が、
単語を復習しながら、物語の断片を思い出す
という、私の理想の単語学習を #AIと始めてみた ストーリーでした。この機会に始めてみてよかった!
単語学習が続いて、ボキャビルに成功したら、またご報告しますね。
※後日談:
無事、Ankiを3日間続けられています。
ただ一つ、不満があるとしたら一覧性に欠けること。全体像が見えないまま、ただデッキを回していくのが結構苦痛です……
ということを素直にGemini に相談してみると、なんと新発想、
紙印刷!
を提案してくれました。

そしてすぐにプロトタイプを作ってくれる仕事の速さ!

単語帳って、「製本された物理的な紙の束」であるって魅力もありますよね。これ、欲しいなぁ!
もうすこしAnkiを回してみて、覚えられないものをピックアップしたら、次はGemini と「紙の単語帳」づくりを始めてみる日も近いかもしれません。
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