栗田和明による性虐待事件(マンガワン事件)小学館の対応進捗、狩場と化していた学校はいまだ逃げ続ける
小学館の報告
■8月3日17時
小学館のHPに第三者委員会の報告書が掲載
■8月4日
小学館 「人権侵害等に関する再発防止策」と人権委員会の設置を
を発表
お知らせの上に「一連の事案への対応と信頼回復への取り組みについて」という一連の発表をまとめたページが掲載されている
編集者 成田卓也氏 Xにて【謝罪】とした文章を投稿
…しかし結局この件に関わった担当編集や編集長の具体的な処遇は明らかにならず
報告書で明らかになった内容にも、漫画関係者・ファンからはさらなる批判の声が上がっている
小学館で連載を持つ漫画家・江野スミさんが作成した記事
報告書の内容を反映したものに更新してくださっています。
一方、被害者が在籍・栗田和明が講師をしていた北海道芸術高等学校
3月以降変化はありませんでしたが、㏋の最下部、もともとあったいじめ防止基本方針の隣に「安心して学べる教育環境と信頼ある学校づくりのための基本方針」というpdfのリンクが追加されています。
https://www.kyokei.ac.jp/pdf/Basic_policy.pdf
8月策定とされ小学館の動きを受けて作成されたものと思われますが具体的な日付は書かれていません。
内容はハラスメント防止に関するものです。主な主語として”教職員等”を用いています。
この事件や性暴力に関しては一切触れられていません。
これは誰に向けた、誰のための声明なのでしょうか?
公に学校から被害者への謝罪の言葉はいまだにありません。*
以下の記事は6月に出た
被害者(裁判の原告女性)へのインタビューです
※記事から一部抜粋
Aさんは、これは個人の問題ではなく、学校の安全管理の問題だと強く訴え、学校側に求めることを具体的に7つ挙げた。
・独立した第三者による事実調査を行い、誰が、いつ、何を把握し、なぜ対応しなかったのかを明らかにすること。
・被害を受けた人の安全と個人情報に配慮した上で、調査結果、学校側の責任、再発防止策を公表すること。
・講師と生徒との私的な連絡、送迎、一対一の接触について、明確な規則を設けること。
・全ての講師と管理職に対し、権力差、性的グルーミング、境界線、性被害、二次被害について、外部専門家による継続的な研修を行うこと。
・学校から独立した相談窓口を設置し、相談した生徒が不利益を受けず、安全に保護される制度を整えること。
・問題を把握した職員に、記録、報告、安全確保、外部機関への連携を義務づけること。
「私は、謝罪の言葉だけを求めているのではありません。学校側が、自らの不作為と組織上の問題を認め、同じ被害を二度と起こさないための、具体的で検証可能な改善を実施することを求めています」
前回の記事でも述べたが、被害者たちのこの長年に渡る苦しみは、そもそも北海道芸術高校(札幌キャンパス)が加害者にとって都合のいい環境を提供してしまったことに大きな原因がある。
世間には「マンガワン事件」と呼ばれていますが、その事件はあくまで一連の性被害の”二段階目”であるということは強く訴えたいと思います。
そして──
※記事の冒頭部分から引用
半年後の12月25日に施行される「こども性暴力防止法」では、学校に対して性暴力を未然に防ぐための取り組みが義務化され、被害の早期発見や相談窓口の設置、教員などに性犯罪の前科があるかを確認することなどが求められることになる。
学校はまさか、それまで何もしないつもりなのだろうか?
法で義務化されるまで待ち、何食わぬ顔で他の学校と足並み揃えて「うちもちゃんとやってます」とか言うつもりなのだろうか?
学校が繰り返し言う「誠実な対応」とはいったい ──────
*1 あらためて学校から3月に出た声明を読んでも謝罪と取れる言葉はありません(原告女性に対しても、他の被害者やこの件で不安を抱えているであろう在学生や保護者にさえも、です)。
二つの声明の中で”性加害”という言葉が出たのは一度だけ。”未成年の生徒に対しての加害”という事実は声明からは確認できません。かたくなに”不法行為”という具体性のない言葉を使っています。
また、問題の札幌キャンパスのブログは判決が出た2月以降も一切この話題には触れずいまだ”通常通り”更新されています。札幌キャンパスのトップページには引き続き3月の声明は掲載されていませんが、「安心して学べる教育環境と信頼ある学校づくりのための基本方針」が本校のHP同様に追加されていました。
江野さんの記事はいずれ削除されるとのことで、私としてはまだまだ解決していない問題として、改めて栗田の加害とその周辺の全体像をまとめていきたいと思います。
学校の対応は未だ「ゼロ」と言っていいほど不十分。それだけで不誠実さが露呈しています。
(被害者の話を聞くと表面に見えるよりむしろ「マイナス」な不誠実な対応を繰り返しているわけですが)
こちらの行動が後手に回ってしまってますが、しつこく追求していくつもりです。
私生活があわただしく記事の作成に時間がかかっています。
ただこれからはもう、考えすぎずに今言えることをこまめに言っていくようにしようと思います。頭で考えてるだけではなんにもなりませんね。
鈍足な更新になりますが、この一件や性暴力の問題を考え続けてもらうためにも引き続きこのnoteに関心を持っていただければ幸いです。
