ロンドンのハイソなチャリティ・イベント"Pink Ribbon Ball" — 乳がん啓発月間に寄せて
2018年と2019年、私は友人アイリーンと共に 英国のLONDONで開催されたチャリティーイベント "Pink Ribbon Ball" に参加しました。彼女との最後のロンドンの夜、そして"乳がん啓発"に込められた思いを振り返ります。
10月はピンクの季節!
欧米では10月は乳がん啓発月間中、街のあちこちでピンクのリボンを見かけます。私にとって自然と胸が温かくなる季節です。
Do you know October is a "Brest Cancer Awareness Month"?
私にとっての特別な思い出は、コロナ禍前の2018年と2019年にアメリカから、ロンドンへ飛び“Pink Ribbon Ball”に参加した経験です。今回はこの経験をテーマに実画像をいれた記事にしてみました。
2019年 会場の入り口のデコレーション @ Sheraton Grand Park Lane

2018年&2019年、2年連続で参加
私は2018年10月13日に The Dorchester Hotelにて開催された「The 24th Annual Pink Ribbon Ball」と、翌2019年11月02日に Sheraton Grand Park Lane, Mayfair で開催された「25th Pink Ribbon Silver Anniversary Ball」に参加しました。
2年連続の参加は、Pink Ribbon Ballの実行委員の一人だった英国在住の米国人の 友人、アイリーン のお誘いがきっかけでした。


欧米のBlack Tie Partyへ
このイベントは格式高い“ブラックタイ・チャリティー・ディナー”で、英国のセレブも複数参加していました、通常はカップルでの参加が一般的です。
しかし、アイリーン経由で参加した日本人女性はすべて“ソロ/一人で参加”
ヨーロッパの社交界では女性だけでこうしたフォーマルイベントに参加することは非常に稀で珍しく、会場でも私達のグループは自然と目立ちました。

ロンドンナーたちは少し驚きながらも、私たちの自由で自立した行動に感心していたように思います。ある意味でカップル参加が一般的と考えられている西欧社会の概念を打ち破ったグループだったのかもしれない。
地球の反対側の国のチャリティーイベントに、一人で参加するという勇気ある行動は単なる“目立つ”だけではなく「自分を信じて行動する強い信念をもつ女性」としてちょっとした尊敬を集めていました。

GRWM!特別な空間
当時の私は約5年位に渡り、アイリーンのセミナーや写真撮影に使う洋服を選ぶお手伝い、スタイリングをサポートしていました。
この2019年のロンドンのPARTYでは事前に会ったり、打ち合わせする時間がなかったのですが、もしかしたら必要になるかもしれないと予備でピンク系ロングドレスをアメリカから持参していました。

Party会場のホテルで会った彼女はいつもより顔色が悪く、それでも笑顔で『義理の娘がメイクしてくれたのよ!』と語ったけれど、彼女が持参していたTEAL色のドレスを着て見せてくれた時の顔色は沈んで見えました。
彼女は自分の体調を回りに話す事は避け、いつも明るく笑顔で接する事ができる我慢強い人でした。ただ、少しでも彼女の顔色を良く見せたい気持ちが強くあったので、私は持参したピンクのドレスを勧め、彼女が着替えた瞬間、顔色が少し明るく見えたのでホッとしたのを覚えています。
彼女のスピーチと、最後の思い出
この2019年のパーティの夜、アイリーンは委員会代表の一人としてスピーチをする立場でした。彼女は人前で話す事は慣れているとはいえ、2013年の暮れに乳がんが発覚し癌治療を始めた事、そして癌と共存していく覚悟を決めた彼女の思い等を凛とした姿で語ってくれました。
壇上に立つ姿を見守りながら、「この人の笑顔がずっと続きますように」と参加した皆と心の中で祈っていました。
願いは叶わず、2019年のロンドンのこの夜が私が彼女に会った最後の夜となり、翌年2020年4月末、アイリーンは沖縄で静かに旅立ちました。

あれから6年、毎年10月を迎える度にあの華やかなロンドンの夜、そして彼女らしく綺麗に口角があがった、暖かい笑顔を思い出します。
人生を楽しむ勇気と覚悟
英国での体験を振り返ると、人生の中で自分が楽しいと感じる事、そして自分の世界を広げる為に行動する勇気がどれほど大切かを強く感じます。
フォーマルなイベントに海を渡ってソロで参加することも、友人のサポートでドレス選びに関わることも、すべてはその瞬間のタイミングを逃さず行動した結果でした。
こうした小さな勇気や覚悟を積み重ねることで、後悔のない一日、一年、そして人生を送ることができるのだと感じます。
毎日、毎日、私たちは何をするか?何をしないか?の取捨選択しています。無意識でAuto Pilot的に日常を繰り返している方が殆どかもしれません。
ただ、何かを変えたいと心が感じる時は、それを見逃さず選択し行動する事が充実した人生の秘訣なのだと、改めて感じた夜でした。それには、勇気や覚悟も必要とする場合もありますが、それも自己の成長だとみる事ができれば世界は広がります。
最後に2018年の様子も
華やかでありながら温かく、人々の思いやりに満ちたPink Ribbon Ballの夜。
2018年のPARTYの様子@The Dorchester Hotel, London もご紹介!
Dorchester Hotelもロンドンにある老舗の5つ星のホテルでした。Pink Ribbonのテーマらしく、会場の証明がピンクになるんです。



Black Tieだと気後れせずに挑戦する気持ち、友人の志を支える喜び、そして乳がん啓発の意味——全てが私の心に深く刻まれています。
今年もアイリーンとの思い出とともに、人生を楽しむ勇気と覚悟を忘れずに歩んでいきたいと思います。
参加者とグループ写真も撮影したのですが、肖像権の許可を取っていないので今回はアップしていません。英国のロンドンで開かれるBlack Tieのチャリティーイベントに参加する日本人女性がいる事実に驚きませんか?正直言って私は、凄く刺激されましたし、本当に楽しかったです。
翌日は数人でLONDONの有名なRITZ HOTELにて交流をしたり、普段の行動範囲なら決して出会う事がなかった女性達とのご縁に今も感謝しています。
A Bientot!
Madam_ H
追記: このアイリーンに関しての記事で紹介した動画で着用しているワンピースや彼女の公式サイト、ブログ、セミナー、SNSのマーケティングに使用した写真撮影で着用している服の8割位は私が選んだ服でした。
